活動データ
タイム
41:29
距離
59.1km
のぼり
5915m
くだり
5791m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る天気が良さそうだったので、年休を取得して北鎌尾根に初挑戦してきました。私に初見で行けるのか悩んできましたが、今年になって何故か自信が湧いてきて突撃! となりました😆 一ノ沢登山口からスタートし、未踏の大天井岳(日本二百名山。常念山脈最高峰)を経由して喜作新道から北鎌尾根を歩き、これも未踏の笠ヶ岳(日本百名山)を経由して新穂高温泉に縦走するという、自分としてはかなり欲張りな計画としました😁 【一ノ沢登山口へ】 木曜の仕事を終えて新幹線に飛び乗り、アルペン号で一ノ沢登山口へ。直近レポを読んで林道崩落により2km手前から歩かされると思っていたけど、2km手前まで入れるのはタクシーのみでした。バスの場合は、約5km手前の烏川渓谷緑地駐車場が終点🤣 烏川渓谷緑地駐車場には水洗トイレあり。登山口2km手前には仮設トイレあり。登山口のトイレは閉鎖されていました。 【一ノ沢〜ヒュッテ西岳】 常念岳は2018/4に三股からと2024/1に東尾根から歩いたことはあったけど、一ノ沢ルートは初めて。私の好きな沢沿いの登山道で、楽しめました👍 最後の水場で3L確保し、6年ぶりに常念乗越へ。天気良く、素晴らしい眺望! 大天井岳までもなかなか遠かったけど、今日はヒュッテ西岳まで💦 夜行バスで寝不足ですが、頑張るしかない! ヒーヒー言いながらも4時過ぎにヒュッテ到着。時間があれば赤沢山(日本百高山)もと思っていたけど断念😣 夕食後にヒュッテから近い西岳(日本百高山)だけ登る。 ヒュッテ西岳は、平日だからかあっさり予約が取れた。コロナ対策で、マスク・インナーシーツ・枕カバー・消毒液を持参するよう求められた。小屋内でアルコールは飲めず、飲むなら外で飲んでくださいと言われる。ここまで聞くと堅苦しそうだけど実際はそんなことはなく、とてもいい山荘でした。飲み水は無料でいただけます👍 【北鎌尾根】 長く迷った結果、日帰り山行にしたのでブラックスタート。水俣乗越までは一般道なので、特に問題なし。北鎌沢出合まで天上沢を約700m降下。難しくないけど、とて〜も長く感じました💦 出合に到着するとテント数張りと出発準備をする登山者を現認。 北鎌沢の水場がどこまで出ているのかわからなかったので、出合から10分ほど湯俣方向に降ったところで伏流水を3L確保。登ってみると、標高2350m付近までありました(泣) 右俣に気付かずに左俣を登ってしまったけど、GPSですぐに間違いに気付いて戻った。足元ばかり見ていると分岐を見逃す😅 北鎌沢の最後の局面では左に行くと危ない、コルを目視確認して進むと良いと予習していたが、左を注意しすぎて少し右に行き過ぎた。足元が固まらないので、草を掴んで突破😅 ※参考 長野県警 道迷い遭難の多くは北鎌のコルより手前?なぜ?? https://www.youtube.com/watch?v=nGz0R4glSA8 コルに到着すると、すでにお疲れモード😣 前日西岳まで頑張ってからの1時スタートなので、足が重い。暑くてこのままではまずいなと思ったけど、天狗の腰掛あたりからガスってくれて助かった👌 独標は、予習して一番安全と思われた「逆コの字を過ぎてすぐに直登」を選択。結果、難しいと思ったところはなかったかな。 独標から北鎌平までは難易度は高くないけど、一度ルートミス。途端に岩が脆くなり、危険を感じて戻った。登れても降りれないことがあるから、早めの判断が大事と思う。 北鎌平あたりでガスがとれて、槍ヶ岳山頂部の全容が見えた。あんなところ登れるのか‼️というぐらい聳え立っていたけど、覚悟を決めて行くしかない。何だか笑えてきた😆ニガワライ 有名なカニのハサミが見えたあたりからは、多くの人が歩くルートがどこなのかよくわからなかった。レポでよく見る看板類は1枚しか見なかったから、多くの人が通るルートではなかったのかも。そのせいかもしれませんが、簡単とはとても言えない岩場だと感じました🤔 そのうちに、山頂にいる人の声が聞こえ始める。 「あんなところ登っている人がいる!」 「北鎌尾根言うねん」 「私は絶対無理や~」 写真待ちをしている登山者と降りのハシゴ待ちをしている登山者の注目を浴びながら、山頂に到着すると拍手で迎えられた。お礼を言って、少し並んで記念撮影をしたらすぐに槍ヶ岳山荘へ。勿論、勝利の美酒🍺を味わいに! 【西鎌尾根〜双六小屋〜笠ヶ岳】 3年前に西鎌を歩いたときはガスガスの小雨。今回はリベンジでしたが、ガスで返り討ち😥 (雨は降らなかったのは良かった👌) でも、ずっと見たかったオコジョを初めて見ることができました👍 笠ヶ岳山荘は水不足と予約時に言われたので、双六小屋で3L確保。 双六〜笠ヶ岳もガスで眺望は今ひとつでしたが、涼しくて歩きやすかった。午後から雨予報でしたが、降られることなく山荘に到着👌 ガスっているので山頂は明日にして、16:30の夕食までビールを飲んだり、昼寝したり😆 【笠ヶ岳】 日本アルプスにある日本百名山のラストは笠ヶ岳。月曜の朝の晴天を期待していましたが、まさに期待通り! 笠ヶ岳になんとなく魅力を感じず日本アルプスでは最後になりましたが、とても素敵な山でした😃 山荘では3人パーティに仲良くしていただき、とても楽しく過ごすことができました。ありがとうございました🙇 【帰路】 ひらゆの森で日帰り湯(700円)してから、アルピコ交通の12:55のバスで松本に出て福島に戻りました。 【総評】 北鎌尾根、笠ヶ岳、大天井岳、喜作新道、オコジョと初もの尽くしの最高の山行でした✨ 北アルプスのバリエーションでどうしても行きたいのはあと3つ。今年のうちにひとつは行きたいな😄 ★北鎌尾根を歩いてみて★ 北鎌尾根を歩きたいけど迷っている人の参考になればと思い、少し詳しく書きます。北鎌尾根なんて興味ないという人はスルーしてください😉 ①水俣乗越か貧乏沢か 湯俣からのクラシックルートを除くと、アプローチは水俣乗越か貧乏沢かになります。喜作新道を歩きたかったので貧乏沢を当初は考えていましたが、ルート不明瞭で苦労しているレポが多かったので水俣乗越に変更しました🤔 ②日帰りかテント泊か 長丁場ですが軽荷で日帰りするか、テントを背負って泊りで行くか迷いました。日帰りを選択しましたが、どちらがいいかは正直いって微妙。どちらにしても体力はかなり必要です。 ③簡単なバリエーションなのか 意外に簡単だったというレポが散見される。本当のところはどうなんだろう?とずっと思っていました。 歩いてみた感想⬇️ 弱点を辿れば岩場の難易度はそれほど高くないけど、ルートを外れるとホールドや足元の岩が脆くなり急に危険になる。ルーファイがとても重要ですが、赤ペンキやピンクリボンは無いし、間違った踏み跡もあったりして「推奨ルート」がわかりにくい。(バリなので正しいルートなんてないんだ、自分が行けるルートがルートなんだと言う真っ当な意見は置いておいて😂) ガイドさんや経験者に連れていってもらうなら難易度はそれほど高くないかもしれませんが、初見なら別かと。簡単なバリエーションだとは思いませんでした。 北鎌は、『一にルーファイ、二に体力、三四がなくて、五に登攀技術』かな🤔 ※参考 大天井ヒュッテ 北鎌尾根への警鐘 https://www.yarigatake.net/blog/otenjo/blog/details/688/
活動の装備
- その他(Other)OPPO Reno7A
- ペンタックス(PENTAX)ペンタックス K-1
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