「登山口まで、約250m」とある。 戻る 次へ

初めての大箆柄岳(&忠兵衛岳・御岳・小箆柄岳)の写真

2024.05.14(火) 08:44

「登山口まで、約250m」とある。

この写真を含む活動日記

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初めての大箆柄岳(&忠兵衛岳・御岳・小箆柄岳)

高隈山・大箆柄岳・御岳 (鹿児島)

2024.05.14(火) 日帰り

投稿日時:2024.05.15 01:28 道の駅たるみずはまびら にて 【はじめに】 今回の大箆柄岳は、前日の昼過ぎまで、全く視野にもなかったので、想定外の登山になった。 結果的には、予定を変更して、その登山道の歩きも、天気も、出会った登山者も、眺望も、思いつく限り、正解だった。 【まえおき】 今回の登山に至るきっかけは、兎に角雨から逃れること。 この一点が最大の理由なのだが、人生の終わりに近づいて来て、どうもやり甲斐のある行動と言うのが、登山くらいしかないと思えて来た。 ここ2ヶ月近く、南九州は天気が良くない。曇り空ならまだしも、兎に角雨が多くてウンザリ😮‍💨 そんなことから、この日の前々日の終日雨☔予報から、家🏠で引きこもっているのを避けて、この日から3日ほど、いい天気になりそうな予報を信じて、車中泊のミニミニ旅に出ることにした。 家🏠を出る12日は、朝からずっと☔️で、しかもよく降っていた。 時折り、小降りになる程度。 しばらく留守にすることを決めたので、自治会の班長の仕事の二つを、家を出る前に済ませておきたいと思って、少し仕事(と言っては余りに大袈裟)を済ませた。 それで、当面の課題が解消したので、夕刻近くになって、その日の車中泊地の道の駅都城に向かった。 そして、道の駅に着いて、 YAMAPの未投稿の日記を書いたり、翌日からの行動計画を立てたりした。 登山天気をみると、南九州の山の天気は、14〜16日は凄く良さそう。 それで、先のことは考えずに、とりあえず、14日は霧島連山の一角を歩くことにした。 翌日の13日は、道の駅で、車内やマーケット内でのんびりと過ごしていた。 今回は初めて買い物も少しした。 ところで、この日の前日の12日から、チリコンカンの仕込をしていて、ほぼ出来上がっていたが、味付けが納得いかなくて、幾つか調味料・スパイスも加えて、半日ほど保温状態で寝かせていた。 お昼時になって、まだ、そこそこ熱い鍋から、300gを更に移して、バケットと一緒に食べて、残りは、ポリ袋に300gずつ小分けした。ポリ袋で6袋になった。 午後になって、ぼちぼち霧島連山の登山のために、その日の車中泊地に向かう予定で、ナビ設定と、登山天気を調べていたら、急に目的地変更することになった。 実は、道の駅都城からえびのエコミュージアムセンターへ直行するのは初めてで、取り敢えずそのルート設定してみたもののも、登山天気アプリの山を見たら、割と遠くないところに高隈山があること気づいた。 高隈山の天気予報でも、14日は凄く良くて、15日はお昼前後だけ曇りの晴れと言うことから、14日は急遽、高隈山登山をすることにした。 高隈山そのものについては何の知識もなかったが、大隅半島エリアでは初めての山でもあり、アクセスするのにも、この時の道の駅都城からは、丁度いい機会だと言うことが大きな理由だった。 それで、少しばかり、高隈山について調べたら、最も高い山頂は大箆柄岳だと知った。 そこで、大箆柄岳の登山計画を立てた。 そこそこ長いコース設定にはなったが、長い歩きが出来ることが必要だと考えていたので、今回のような歩きなった。 一応、翌日の行動予定が明確になったところで、3時過ぎて道の駅都城を立った。 途中経由として、ディスカウントドラッグ コスモスに寄って、少しばかり食料品を買ってから、次にコープみやざきの都北店に寄って、少しばかり食料品を買ってから、道の駅たるみずはまびらにむかった。 距離にして、ほぼ70km走行して、暗くなる少し前に着いた。 移動途中で調達した食材と残り物で、晩餐の肴とし車内で呑んだ。 【ほんだい】 前夜寝たのが、24時を回ってしまっていて、6時にアラームが鳴ったが、なかなか起きれずに、6時20分頃に何とかベッドから起き上がった。 アルコールの飲み過ぎと寝不足だった。 前夜は、スポーツドリンク粉末をペットボトルに入れて、登山用の飲み物の準備と昼食用のパンもタッパーに詰めたりして、食料についてはあらかたの準備は済ませていた。 予定起床してから、洗面等を済ませたら、7時過ぎて、お腹も空いて来たので、前日買ったどら焼き1個とインスタントのカフェラテで朝食にして、やっと8時頃に、道の駅を出発した。 道の駅から御岳登山口まで、23kmあり、林道区間が長いことから、50分ほどかかって、やっと登山口駐車場🅿️に着いた。 この林道は、僅かに傷んだ個所はあるものの、しっかりしたアスファルト舗装で、唯一の難点は、道が細くて離合出来ない状況の区間が長いこと。 幸いに、最後の人家を過ぎたところからは、対向車に出会うことなくて幸いだった。 駐車場に着くと、1台の大分ナンバーの乗用車が止まっていた。 この駐車場は5〜6台程度の広さしかないので、空いていて良かった。 登山に出る準備をしていたら、軽トラックが1台駐車した。 車から高齢の女性が降りて来たところで、あいさつを交わした、 この女性とは、その後、登山口から御岳山頂まで、お話ししながら歩くことになった。 御岳山頂に着いて、ほぼ30分一緒に居たのも含めて、ざっと1時間半ほど行動を共にしていたので、多分、1時間程度は、会話していたと思う。 山のことや花の名前やこのエリアに関しても、いろんなお話を聞くことが出来て、ある意味ガイド付きの登山のようにも感じた。 一つだけ特記しておきたいことがある。 詳しいことは覚えていないが、多分、長いこと仕事や子育て、夫の病気など、さまざまな苦労があったのだと思った。その過去から、言われたように思ったのだが、「自分にとって、今が青春」なんだそうだ。 確かに、山歩きされている姿は、そんなふうに見えた。 歳はわたしより3つ上なので、お互いいい歳なのだが、85歳までは登山を続けたいと言われていた。 ところで、今回の登山を総括してみると、『はじめに』で書いたことに尽きるが、意味のあった登山だった。 登山計画していて、距離もそこそこ長いので、ハードな感じは持った。しかし、過去の経験から、特別、無理な計画ではないと考えた。実際に歩いてみて、確かに一通り計画したルートを歩き通して、とても長かったし、下山途中に、想定外に小箆柄岳に寄り道してからは、凄く疲れて、歩きもゆっくりとしたものになった。 今年になって、感じるのは、 60代での歩きとは違って、70代になってから、随分と身体機能が衰えたということ。 それで、最近では、出来るだけ無理せずのんびり歩くことで、山歩きを楽しむというスタンスが強くなって来た。 今回の登山でもそうだったが、この傾向が強くなっていきそうに思う。 年相応に、自分の体力の範囲内で、自然を楽しむという登山にしていきたい。 そんなことを、改めて感じた登山だったように思う。