勇者達、スキー板を背負って長い雪渓を五合目辺りの下から登る。
おおよそ1300メートルの標高差があると思うと、感服する。
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富士山·純白·最高の写真

2024.05.11(土) 11:02

勇者達、スキー板を背負って長い雪渓を五合目辺りの下から登る。 おおよそ1300メートルの標高差があると思うと、感服する。 凄すぎる‼️

この写真を含む活動日記

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07:02

8.9 km

1418 m

富士山·純白·最高

富士山 (山梨, 静岡)

2024.05.11(土) 日帰り

待ちに待った好天気の週末、富士山へ。 絶好の天気、純白の山頂、長い雪渓、達成感と満足感、最高!   冬の富士山も登りたかった。然し、標高差2200メートルを低酸素環境で登る力量は自分にはないと自覚。 富士宮新五合目までの道路閉鎖が部分解禁。 新五合目からだと、標高差は1400メートルと短縮、これならなんとかなるではないかを妄想。   金曜日か土曜日か、天気予報リアルで見、土曜日も大丈夫そうなので、金曜日は真面目に仕事の取り込みに。 8時ゲート開放なので5:30家を出発、7:30水ヶ塚公園駐車場に待機し、トイレを済ます。 ゲートオープン待ちの車列は長い! この季節の人気ぶりは想像を超える。 登り始め、しばらく前に1人、後ろにだれも来ない。どうも登るコースが違ったようで皆別のコースを歩く。 (結果的にはこちらのコースを勧め、登りは雪渓を七合目まで避けた方が楽) 雪渓は山頂から5合目の近くまである。落差1300mくらい、距離は3.5キロと長い、一ヶ所繋がってないが。。。 標高3000m、七合目で大勢と合流し、雪渓を登る。殆どの方はアイゼンか、BCスキー板。 こちらはツボ足で頑張る。 八合目は標高3220m前後、普通はここからアイゼンとピッケルを使う。 九合目は標高3500mくらいでしょうか、傾斜は更に急になり、残雪も氷の粒々、滑る。 一歩一歩が疲れる、アイゼン装着、滑落しないよう、しっかり足を蹴り、アイゼンが雪面に切り込んで進む。 ストークを力強く深く刺し、3点確保で登る。滑落したら、一気に七合目までか、あの世まで行く気がする。 ストークの使い過ぎで腕パンパン、いつもより異次元の疲れが溜まる。 9.9合目の鳥居を見えてテンションが上がる。稜線に出て一気に元気が戻る、斜面から平面に足を置く感覚は天国。 のんびり、のんびりと眺望、写真、火口周辺フラフラ、後見たらなんと休み時間は合計2時間を超える。 山頂の空気が冷たいが、日照が強いので丁度いい、風も3~5m/sくらいと気持ちいい。 最高峰の剣ヶ峰は夏と大きく変わり、山頂建物の屋根の上から見た景色は 3776mに更に4mを増やした価値がある。 夏にはない360の眺望は屋根の上なら、しっかりある。 今日は1800mの高さに多少の雲が淡々と浮くが、視界がとにかく良く、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳が一望できる。 流石に北アルプスは各山峰を特定できないが、南アルプスは形からも識別できる。 山頂の至福の時間をたっぷり味わい、下山へ。 尻ぞり用コメ袋も準備したが、上から見る雪渓は急で滑るのが怖く、目線先は空しかない、行き先が見えないので滑るのをやめて、大人しく一歩一歩で雪渓から一歩一歩降りる。 下山口から七合目までは雪渓を使って楽々と降りる。 そこからアイゼンを納めて部分夏コースの火山灰道を使う。 (本来ならば、再度アイゼンを付けて、別の雪渓から5合目近くまで降りるのが楽?かもしれない)   下山は早い、15:30で5合目駐車場戻る。 一方通行を逆走して恥ずかしかったが、くれぐれも五合目駐車場は一方通行である。 人生も一方通行、今の一瞬一瞬の時間、今の健康な体を大切にして充実に過ごしていく。