振り返って。落石多数。 戻る 次へ

浅間山外輪山 右回り周回の写真

2024.05.11(土) 12:04

振り返って。落石多数。

この写真を含む活動日記

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06:17

10.8 km

903 m

浅間山外輪山 右回り周回

浅間山・黒斑山・篭ノ登山 (長野, 群馬)

2024.05.11(土) 日帰り

表の反対は裏、中の反対は外だと思うんですけどね笑 ども、イバ兄です。 日帰りで行ける百名山もだんだん遠くなってきて、今日は浅間山。ほぼ200km ^^; これから先が思いやられます笑笑 浅間山に最も近い前掛山は警戒レベル2のため立ち入りができないので、外輪山の黒斑山をメインに、車坂峠(高峰温泉)から外輪山縁を通りJバンドから火口原に下りて草すべりを登って車坂峠に戻るコースです。まずコースの大まかな状況。 GWは登山道がドロドロになる状況だったようですが、かなり(ほとんど)落ち着いてます。 雨が降らなければゲイターなくても大丈夫かと。登山後の靴とパンツの写真アップしてますのでご参考までに。 外輪山の手前と外輪上の道はちょっと雪が残ってますが、注意すれば大丈夫な程度です。スパイクなどは要りません。 外輪山までの表コースと中コースはどちらもそんなにハードではないですが、表は木段がやや崩壊気味で、ハードル状になってます笑 斜度は中コースの方が一定ですが、眺望はあまりないです。 快適度は中の方が良 駐車場はビジターセンターに8:30-17:30無料で50台ほど駐められます。トイレもあります。 時間外はちょと下の方の路肩のスペースに皆さん駐められてます。これも20台くらいいけるかな? もうちょい下にスキー場のめちゃデカい無料駐車場あります笑 が、多分ビジターセンターと路肩スペースで間に合いそうです。 黒斑山往復ならヘルメットとか必要ないですが、Jバンドや草すべりを通るならあっても良いと思います。ワタシは一応着用しました。どデカい落石とかだとどっちみちお陀仏ですが、小さいのは九死に一生かもしれません。そんな道を歩きます😱 さてここから山行記。GW後ということで、わりと空いてた関越道〜上信越道を経由して佐久へ。そこからチェリーパークラインを通り車坂峠着。ココスキー場なんですね。冬来るのは大変そうですがw 下のスキー場駐車場に駐車してスタート。まず外輪山への取り付きコースですが、2ルートあります。表コースと中コース。なんで裏コースでないん?と素朴な疑問を抱えつつ、大勢に従い表コースへ。ココは尾根伝いに歩くコース。斜度もそんなにキツくなく、時折開けた景色を楽しみながら歩きますが、ちょっと道が荒れてます。木段はあるのですが、侵食によってその木段が浮き上がっておりハードル化してますw。陸上競技で3000m障害とかありますが、それが続く感じ。もちろん走っては越えませんが笑笑。木段も角材なので、ものによっては滑りそうでコワイ。濡れてる時は要注意ですね。 そうこうしていると外輪山内の景色が開け、槍の鞘。賑わってます。ココからいよいよ外輪山縁。北にあるトーミの頭へは急に見えますがわりとすぐに着きます。黒斑山へは少し林の中を歩きますが、このあたりは雪が少し残っています。場所によっては表面が固まって濡れてて滑る場所もありますが、注意すれば大丈夫。むしろこれからの時期、溶けるとドロドロになりそうです😓。程なく黒斑山。眺望は木々の間からなので、まあそこそこ。前掛山の奥の、リアル浅間山が見える?とか。まあいずれにせよ山はステキですw さらに歩を進め蛇骨岳へ向かいます。森を抜けると外輪山稜線の開けた道となります。天気が良いとステキな道。風が強いとちょっと大変かなとは思いますがw。浅間山を右手に見ながらやがて蛇骨岳。黒斑山よりもこちらの方が雰囲気あります。山頂標識の横に富士山が収められる写真が撮れます。ココからは南北両側の開けた稜線歩き🎵外輪山先端の鋸岳目指して歩きます。時に岩稜、時にザレ場となりますが、概ね快適な道を歩みます。 鋸岳の少し手前に、火口原に下りるJバンドと呼ばれるルートの下り口があります。なぜJバンド?と思いましたが、浅間山方面から見るとJの字に見えるそうだからとか。前掛山に入れない状況では確認のしようがないですが、ネット上には情報ありますので、よろしければ。 このJバンド、まあまあ危険な道です。いかにも落石しそうな崖際を100m強下ります。落石と思しき大小の岩岩が道上にあります。直撃を受けるのは万に一つの可能性だと思いますが、宝くじ以外は万に一つも当たりたくないワタシはヘルメット着用。ほとんどの方はメット無しでしたけどw ビビりなワタシw 火口原に降りればしばらくは穏やかな世界。疎林のあいだ、ほぼ平坦な道を歩きます。こんなところで噴火とかに見舞われたら最悪ですが、何もなければマジ平和世界です。前掛山分岐を通り過ぎて湯の平の分岐に至ると、進路を西に向け草すべりに向かいます。目の前にそびえる外輪山が正に大壁。あんなん登れるん?と思うのですが、残念ながら登ります笑笑。距離900mで300m!しかも後半はより斜度が増すので難儀です。最初に登った人は一体何を考えていたんだろうなどと思いを馳せつつ、黙々と鈍足を進めます。幸いこの日は爽やかな風が終始吹いてくれたので、ちょっとだけ楽?できました。急斜面ゆえ上部では景色も心を癒してくれます。 そうこうしながら息も絶え絶えにようやく外輪山へ。ヤッター。すぐトーミの頭に着きひと息、浅間山の見納めです。ココからは登山口に向けて下ります。下山は中コースを選択。こちらは沢沿いを中心に歩きますが、斜度は緩めなので膝にも快適笑時折残雪も固まっておりますが、じきに消失するかと思います。眺望はないですが、風の影響も少ないと思われ、確かに「中」コースかも。表と中、浅間山という家に居ると考えればそういう表現だなと勝手に納得笑😆表コースよりも荒れ度は少なく歩きやすいです。木段が丸いのも地味に助かります笑笑。最後半はほぼフラットとなり、やがて登山口…いや、その手前に駐車場へのショートカット路あります。100mくらいは節約かも笑笑 本日も無事下山ナリ。 噴火警戒レベルが1になれば中央の前掛山に登れますが、それが叶わなくとも十分変化に富んだ楽しいコース。黒斑山往復でも楽しめますが、ぜひその先足を伸ばして、火山特有の地形を味わってみては如何でしょうか? 本日も長文駄文にお付き合い頂きありがとうございました。