活動データ
タイム
18:28
距離
21.6km
のぼり
2890m
くだり
2895m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回は猿倉から大雪渓を上り、日本百高山のひとつで冬季限定で登ることができる旭岳と白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の白馬三山を巡り、白馬鑓温泉経由で下る周回コースの計画を立てた。 猿倉駐車場はゴールデンウイーク後最初の金曜日とあってかなり空いていた。天気も良い予報なので眺望が期待できそうである。白馬の大雪渓は気分がよくて上り甲斐があるが、岩室跡を過ぎて頂上小屋が見えてからなかなか近づかないのが毎回苦しいところ。 白馬山荘に荷物をデポして、とりあえず白馬岳に登ったが山頂は以外と強風であった。その後旭岳に向かうが、ゴールデンウイークにつけられたトレースは強風と積雪で消えてしまっている。GPSと目視を頼りにルートを決めるが、山頂手前は急坂であり、万が一足を滑らすと南西の斜面を白馬山荘とは反対方向に滑り落ちるので少し怖くなる。旭岳からは雪倉岳、朝日岳が近くに見えて、北アルプスの眺望は角度が違うので趣が異なり面白い。 白馬山荘では杓子の間を独りで利用するが、この日の宿泊者は3名のみだと夕食時に判明した。一人の方は明日は今日上った大雪渓を下り、もう一人の方は白馬鑓温泉経由で下る予定とのことで雪山経験がさほど多くない20代前半の女性の方だったのでご一緒することになった。山荘の小屋番に聞くとこの時期の白馬鑓温泉ルートはかなり迷いやすいとのこと。夕食後、日本海に沈む夕日を眺めて、就寝。 翌朝日の出前のマジックアワーを期待して早めに白馬岳まで一人登り日の出を眺め、山荘に戻って朝食を取り出発する。杓子岳、白馬鑓ヶ岳を巡り、分岐から白馬鑓温泉まで雪渓をひたすら下るが、ここもトレースが消えていたのでGPSで位置を確認しながら慎重にルートを決める。途中バックカントリースキーヤーの方数名とすれ違った。白馬鑓温泉にテン泊する方にルートを伺うとブッシュは避けてできる限り雪面ルートを選ぶべきとのアドバイス。途中すれ違った方にもルート情報をいただくが、樹林帯の夏道ルートはピンクテープが少なく、雪が溶けて埋もれていた枝が飛び出してくる状況に苦戦した。夏道ルートを歩いた経験はないが、冬季ルートの方が歩きやすい気がする。 白馬の大雪渓、白馬三山と旭岳からの素晴らしい眺望、白馬鑓温泉の雪渓を楽しむことができた。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。