中房温泉でアイスクリーム 美味しかった 戻る 次へ

燕岳 燕山荘 北ア絶景ステイの写真

2024.05.11(土) 11:54

中房温泉でアイスクリーム 美味しかった

この写真を含む活動日記

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21:58

10.3 km

1348 m

燕岳 燕山荘 北ア絶景ステイ

燕岳・餓鬼岳・唐沢岳 (長野, 岐阜, 富山)

2024.05.10(金) 2 DAYS

GWは一部仕事をしていたので、少し遅いプチGWを取得。 どこの山行こうかなーと、天気と色々山小屋を見ていたところ、燕山荘が空いていたので2日前に勢いで予約し、実力試しも兼ねて燕岳へ。 燕岳に行く為の合戦尾根は日本三大急登で、 その言葉にずっと怖気付いて避けて来ましたが、最近は同等レベルかそれ以上の山行をコツコツこなせつつあるので、いつも通りゆっくり登れば大丈夫!とポジティブ思考で行ってきました。 ※追記 どうやら合戦尾根は日本三大急登ではなく、 北アルプス三大急登の方が適切のようです。 始まった。合戦尾根と対峙。 噂通り、なかなかの急登。しかもずっと。 なかなか足に来るぜ。 というわけで、合戦尾根を登り、だんだん見えてくる北アルプスの山々。槍ヶ岳がこんなにも近くからくっきり見たのは初めてだったので、登ってきて本当に良かったと涙腺が緩みました。 ちょうどそのことをすれ違った方に伝えたら、 「この上の燕山荘からは、 何十倍も絶景が待ってますよ」と励ましを頂きつつ足を進めました。やがて合戦小屋付近から雪道に変わり、足を進める毎に北アルプスの絶景となり、ただでさえ時間がかかる雪道の急登。 絶景を前になかなか足が進みません。 実は三大急登じゃ無くて、三大(絶景)急登じゃね?と。 燕山荘が見えてから到着までの区間がなかなか長かったですが、ついに到着。 燕岳はもちろん槍ヶ岳、前穂、奥穂、水晶岳など北アルプスの山々が視界に収まりきれないほどの大絶景で、頑張って登って良かったと風景がありました。どこを切り取っても素晴らしい風景。 泊まる事でしか見れない夕焼や、星空を堪能。 時間が許すギリギリまで目に焼き付けて来ました。 本来は、2日目に大天井岳までの残雪の表銀座の一部を予定してましたが、スマホの充電トラブルで断念。色々考慮して縦走は行くのは危険と判断し、ピストンに変更し帰って来ました。 次の来た時の楽しみにとっておきます。 大天井岳行く為に、 朝食からお弁当に変更していたのにも関わらず、 下りの合戦小屋で、美味しく頂きました。 帰りはピストンで降りてきました。 帰りの方が辛かった~。 ◾︎駐車場 平日金曜日朝7時に到着。 日帰りじゃないので、ゆったりスタート。 中房温泉の第1駐車場が残り5台くらいで滑り込みセーフ。その後30分ほどで埋まる。 ▪︎格好 日中の樹林帯は暑く、特に登りは汗ダラダラ。 止まらない。汗を積極的に拡散できる薄手の格好を。半袖の方も多くいた。 稜線は風があるから、風防と汗抜けと保温のバランス調整できる格好を推奨。 汗冷えしないように。 僕の上の格好は、 おたふくのドライレイヤーと STATICのADRIFT CREWで登りきりました。 OctaCPCPは年間通して使えます。 構造的には、穴だらけの通気抜群レイヤリング。  汗冷えなし。 頭は山と道オンリーフード。 日焼け対策バッチリ。 ズボンは、MEのキネシスパンツ。 これもOctaCPCP。 サングラスを決めて見た目は肌の色が全く見えない怪しい人。 すれ違う人が時々一瞬怯むのも分かります笑 2日目帰りは、暑すぎて半袖。 日焼けは痛くなるので、腕は紫外線から守る腕用タイツみたいなヤツ。 頭はオンリーフード 下は同じくキネシスパンツ とりあえず、 この時期の残雪期のレイヤリングは非常に難しいので荷物が多めに。 夜は初冬並み、昼は初夏並みに対応する幅を揃えると必然。 ▪︎アイゼンの必要有無 合戦小屋から燕山荘まで必要です。 高温の日が続き、雪がかなり柔らかくかなり滑る。チェーンスパイクでも行けなくはないですが、下りがかなり怖い。 滑って尻餅ついてる何人かは全員チェーンスパイクの人だった。ツボ足は見かけなかった。 ▪︎登山道について 登りは思っていたほど急ではなかった。 急登ではあるが、足を思いっきり持ち上げるような動作なく、とてもよく整備された登山道だった。 私が登った時も登山の整備をされていて、 とても登りやすかった。 逆に下りが相当長くつづいた感。 「よくこんな急なところ登ってきたな。オレすごいじゃん」と思いながら降りてましたよ🎵 ◾︎充電トラブルと大天井岳 2万ミリアンペアのモバイルバッテリーを持参しましたが、日中は問題なく使えていたものの、残り80%の時点で容量から0%になり充電不可に。今までこんなことは1度もなかったのですが、不幸は突然やってくるとはこのこと。 燕山荘の有料充電器に望みをかけ、持参したケーブルを刺しましたが、どうも相性が悪く、 消灯迄に7%しかiPhoneの電池が回復出来ず。私のケーブルが安物で余計にダメ。 ついには充電が無くなり、電源落ちました。 星空、朝日が撮れなかったのが残念。 その代わり脳裏に焼き付けて来ました。 スマホトラブルを想定して2台体制にしてましたが、北アルプスを両方スマホで撮りまくってた結果、両方とも電池切れ。 私にとっての地図はスマホのみ。YAMAPのみ。 スマホ持たない行為は地図がないのと一緒。 そんな状態で山に行くのは危険と判断し、 心残りではありますが、安全を最優先として無理せずピストンに変更しました。 ヤマップの行動記録がおかしいのは、この影響です。 結果として、ピストンに変更で正解でした。 もしピストンに変更してなかったら、 合戦尾根の下りだけでも相応に辛かったので、 足が持たなかったのかもしれません。 何かの不幸になる前に守護霊が行かせないよう、 守ってくれたのかもしれません。 とりあえず不思議な出来事でした。 その代わり、 燕山荘のチェックアウト時間まで大絶景を堪能し出来たので何も不満はありません。 心残りは、雷鳥さんが見れなかったこと。 同じ日に来てた人は見れていたので残念。 早朝にドローンを飛ばしてる人がいたんですが、 素晴らしい映像革命技術と同時に、 ドローンは雷鳥が怖がって逃げてしまうんだよね。でも止める権利は我々にはないと以前山でお会いした方が話しているのを思い出しました。  色々難しい話ですね。。 とりあえず。 『大天井岳をリベンジする』 という新しい目標が出来たのでヨシとしましょ。 チェックアウトまでの間、再度充電を試みたら60%までiPhone回復。昨日の充電できなかった事が嘘のよう。 ◾︎温泉 第一駐車場から500mくらい下った有明荘へ。 燕山荘に泊まると割引100円です。 ▪︎お土産 ツルヤ穂高店 地元のスーパー。 オススメです。すごく綺麗で、道の駅より安くて地元のものがたくさんある。 最高の2日間でした。 また来るぜ燕岳 でわでわ( ¨̮ )