高取山・八ッ尾山周回/湖東の低山巡り+正楽寺山

2024.05.09(木) 日帰り

活動データ

タイム

03:52

距離

8.2km

のぼり

763m

くだり

763m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 52
休憩時間
22
距離
8.2 km
のぼり / くだり
763 / 763 m
52
1
5
5
39
1 9

活動詳細

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鈴鹿山系の西、湖東の裾を這うような山に出かけました。展望台からの見晴らしも良く、ハイキングとして利用される方も多いと聞いていました。ふれあい公園の管理で他施設内利用もされるみたいで、なかなか良い所です。 新緑の中、誰一人出会う事もない静かな高取山から八ッ尾山山歩の後は、近くの勝楽寺の裏山で溢れる歴史の正楽寺山にも立ち寄ってみました。

八ツ尾山・高取山・正楽寺山 高取山ふれあい公園
公園利用料金200円と
受付で入山名簿記入(時間)をします
高取山ふれあい公園 公園利用料金200円と 受付で入山名簿記入(時間)をします
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 曇り空やや肌寒い.出発
曇り空やや肌寒い.出発
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 たしか天気良くなる?はず?
たしか天気良くなる?はず?
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 新緑シャワー浴び浴び中
新緑シャワー浴び浴び中
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 山道には所どころで
タニウツギも咲いて
彩りを添えていた
山道には所どころで タニウツギも咲いて 彩りを添えていた
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 コアジサイもボチボチ咲き始める頃
コアジサイもボチボチ咲き始める頃
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 特に病んではいないけど(?)癒しには
歩くだけで充分効果ありそうだ
特に病んではいないけど(?)癒しには 歩くだけで充分効果ありそうだ
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 新緑の中を1時間ほど気持ち良く歩いた
展望ベンチに着いた
新緑の中を1時間ほど気持ち良く歩いた 展望ベンチに着いた
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 そこからの展望①
大比叡(比叡山)だと思う
そこからの展望① 大比叡(比叡山)だと思う
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 展望②
伊吹山と霊仙山
展望② 伊吹山と霊仙山
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 直ぐに高取山山頂(611m)
直ぐに高取山山頂(611m)
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 展望③西方面
展望③西方面
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 展望④東方面
展望④東方面
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 向山(本峰634m)
向山(本峰634m)
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 向山東峰(624m)
向山東峰(624m)
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 三方向分岐点
高取山.八ッ尾山.下山方向
三方向分岐点 高取山.八ッ尾山.下山方向
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 八ッ尾山(616m)
分岐点からここまで眺望はなかった
八ッ尾山(616m) 分岐点からここまで眺望はなかった
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 八ッ尾山を振り返り
八ッ尾山を振り返り
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 下山中
下山中
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ふれあい公園駐車場まで林道歩き
ふれあい公園駐車場まで林道歩き
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 タニウツギの蕾
タニウツギの蕾
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ツクバネウツギ
ツクバネウツギ
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 無事gezaーnn
無事gezaーnn
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ◉ 高取山ふれあい公園から10分車移動
 おかわりハイキングは
 歴史が残る勝楽寺から正楽寺山へ
◉ 高取山ふれあい公園から10分車移動  おかわりハイキングは  歴史が残る勝楽寺から正楽寺山へ
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ・「勝楽寺绿起」
勝楽寺は近江源氏-京極佐々木氏で、守護大名の佐々木道誉を開祖として開山された禅刹。 境内には道誉の墓があり、宝物庫には恵心僧都の作で大日如来座像(重文)が流麗な姿を見せてくれる。寺のかたわらには静かな大池があり、織田信長の兵火をまぬがれた。六脚切妻門と共に印象的である。

『裏山は砦として高築豊後守が築城した勝楽寺城趾、大日如来池、仕置場、経塚狐塚、上藹おとし等の遺跡があり史跡コースとなっている。』
・「勝楽寺绿起」 勝楽寺は近江源氏-京極佐々木氏で、守護大名の佐々木道誉を開祖として開山された禅刹。 境内には道誉の墓があり、宝物庫には恵心僧都の作で大日如来座像(重文)が流麗な姿を見せてくれる。寺のかたわらには静かな大池があり、織田信長の兵火をまぬがれた。六脚切妻門と共に印象的である。 『裏山は砦として高築豊後守が築城した勝楽寺城趾、大日如来池、仕置場、経塚狐塚、上藹おとし等の遺跡があり史跡コースとなっている。』
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ・「經塚」
佐々木道誉の第三子高秀が父の菩提をとむらうために、山頂に穴を堀り諸大名を始め近隣の人々を集めて大法要をいとなみ、その時、集まった人達に法華経の経文を一字一石に書き、その穴に埋め後世に残して菩提をとむらった。その中央には自然石に大乗妙典(だいじょうみょうてん)と刻み、建てられている。 正楽寺郷づくり委員会
・「經塚」 佐々木道誉の第三子高秀が父の菩提をとむらうために、山頂に穴を堀り諸大名を始め近隣の人々を集めて大法要をいとなみ、その時、集まった人達に法華経の経文を一字一石に書き、その穴に埋め後世に残して菩提をとむらった。その中央には自然石に大乗妙典(だいじょうみょうてん)と刻み、建てられている。 正楽寺郷づくり委員会
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 静かな裏山ですが
遠くの高速道路を走る車の音が風に乗って
途切れる事なく聴こえてきます
静かな裏山ですが 遠くの高速道路を走る車の音が風に乗って 途切れる事なく聴こえてきます
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 その中腹から麓の眺め
その中腹から麓の眺め
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ・「狐塚」
この塚は、狂言「釣狐」の発祥の地といわれています。狂言の世界は猿で始まり、狐で終わるといわれ、「釣狐」は狂言の世界では、最高の演技を要する私曲といわれています。その璞蔵主(はくそうす)狐の伝説が正楽寺に伝えられています。
「むかしこの寺に「璞蔵主」(はくぞうす)という和尚がいた。その和尚の実弟に金右衛門という狩猟ずきの男がいて、かねてから和尚がその殺生を戒めたが、ある日、璞蔵主が外出して山道にさしかかったとき金右衛門のために白狐と誤られ、非業の最後を逃げてしまった。そこで金右衛門は初めて、兄の穀生の戒めに気づいた」という内容です。この伝説は、地誌「近江鑑」、大蔵虎明の「狂言不事紙」にも記述されている。
寺伝では、この璞蔵主を歴代の住職のなかの九岩和尚として画像も残されている。このことから地元正楽寺では、大蔵弥太郎、茂山千五郎による狂言「釣狐」を定期的に公演もしている。
この家には、つい最近までは狐が住みつきそれをしのぶにふさわしい住みかと思われるものが自然石と樹木の根の間に見られ、狐塚の存在とあわせて、いかにも伝説的な雰囲気に満ちている。
   正楽寺郷づくり委員会
・「狐塚」 この塚は、狂言「釣狐」の発祥の地といわれています。狂言の世界は猿で始まり、狐で終わるといわれ、「釣狐」は狂言の世界では、最高の演技を要する私曲といわれています。その璞蔵主(はくそうす)狐の伝説が正楽寺に伝えられています。 「むかしこの寺に「璞蔵主」(はくぞうす)という和尚がいた。その和尚の実弟に金右衛門という狩猟ずきの男がいて、かねてから和尚がその殺生を戒めたが、ある日、璞蔵主が外出して山道にさしかかったとき金右衛門のために白狐と誤られ、非業の最後を逃げてしまった。そこで金右衛門は初めて、兄の穀生の戒めに気づいた」という内容です。この伝説は、地誌「近江鑑」、大蔵虎明の「狂言不事紙」にも記述されている。 寺伝では、この璞蔵主を歴代の住職のなかの九岩和尚として画像も残されている。このことから地元正楽寺では、大蔵弥太郎、茂山千五郎による狂言「釣狐」を定期的に公演もしている。 この家には、つい最近までは狐が住みつきそれをしのぶにふさわしい住みかと思われるものが自然石と樹木の根の間に見られ、狐塚の存在とあわせて、いかにも伝説的な雰囲気に満ちている。    正楽寺郷づくり委員会
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 正楽寺城跡に行きます
正楽寺城跡に行きます
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ・「勝楽寺城跡」
この城跡は高築豊後守が佐々木道誉の館と領地を守護するための砦として一三六八年に築城されました。
この城はところどころに縦掘りがあり、全国的に珍しい「うね状縦堀山城」として、敵が城へ登ることを容易に許しませんでした。峰づたいの尾根は削平して通路を拡げ、郭も設けられていました。
海抜三一七メートルの城跡には残念ながら当時の礎石と土塁及び石垣が残るのみてある。頂上から遥か湖東平野を眺むと多賀氏・河瀬氏の支城を前衛に配して鶴翼の陣をしき、領地を固め堅城に依って天下の政治につとめた、当時の道誉の姿が浮かんできます。  正楽寺郷づくり委員会
・「勝楽寺城跡」 この城跡は高築豊後守が佐々木道誉の館と領地を守護するための砦として一三六八年に築城されました。 この城はところどころに縦掘りがあり、全国的に珍しい「うね状縦堀山城」として、敵が城へ登ることを容易に許しませんでした。峰づたいの尾根は削平して通路を拡げ、郭も設けられていました。 海抜三一七メートルの城跡には残念ながら当時の礎石と土塁及び石垣が残るのみてある。頂上から遥か湖東平野を眺むと多賀氏・河瀬氏の支城を前衛に配して鶴翼の陣をしき、領地を固め堅城に依って天下の政治につとめた、当時の道誉の姿が浮かんできます。  正楽寺郷づくり委員会
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 痕跡一部.山頂からもう少し北方向へ
平坦部を探せば痕跡あったのかもしれない
痕跡一部.山頂からもう少し北方向へ 平坦部を探せば痕跡あったのかもしれない
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 狐塚に戻って来ました
風が強く吹いています
狐塚に戻って来ました 風が強く吹いています
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 登りの時に気になった物
ソーラーとライトで照らす
夜のオブジェかと思った
縁起にも名があった京極佐々木氏で
守護大名の佐々木道誉の家紋なんですね
登りの時に気になった物 ソーラーとライトで照らす 夜のオブジェかと思った 縁起にも名があった京極佐々木氏で 守護大名の佐々木道誉の家紋なんですね
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 そういえば2024.1.09
湖南の低山巡り三雲城山の山中でみた
あの時の刻印岩と同じ家紋なんだ
そういえば2024.1.09 湖南の低山巡り三雲城山の山中でみた あの時の刻印岩と同じ家紋なんだ
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ①城主に叛き掟に反した者は処刑されたとする仕置場.その霊を弔う地蔵菩薩
①城主に叛き掟に反した者は処刑されたとする仕置場.その霊を弔う地蔵菩薩
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 ②城主に叛き掟に反した者は処刑されたとする仕置場.その霊を弔う地蔵菩薩
②城主に叛き掟に反した者は処刑されたとする仕置場.その霊を弔う地蔵菩薩
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 傍らにあった大池
信長侵攻のおり.この池により兵火から
大日如来坐像や山門が守られたと伝わる


「川のほとりに立つ者は
水底に沈む石の数を知り得ない」
この池と何も繋がりのない言葉がふと…
傍らにあった大池 信長侵攻のおり.この池により兵火から 大日如来坐像や山門が守られたと伝わる 「川のほとりに立つ者は 水底に沈む石の数を知り得ない」 この池と何も繋がりのない言葉がふと…
八ツ尾山・高取山・正楽寺山 爽か日和の一日
こんなに青い空を眺めて帰路に着きました
今日も山歩の佳き一日
爽か日和の一日 こんなに青い空を眺めて帰路に着きました 今日も山歩の佳き一日

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