天気も良くないので
せっかくの稜線歩きを楽しめてないのかもしれない
チロロ林道は長かったが色んな植物があって楽しかった 戻る 次へ

試練の幌尻岳の写真

2024.05.06(月) 08:53

天気も良くないので せっかくの稜線歩きを楽しめてないのかもしれない チロロ林道は長かったが色んな植物があって楽しかった

この写真を含む活動日記

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23:40

44.0 km

3152 m

試練の幌尻岳

幌尻岳・戸蔦別岳・伏美岳 (北海道)

2024.05.05(日) 2 DAYS

連休の最後は日本百名山最難関と言われる 幌尻へと決めていた その為に最近は長めの山行で修行し 筋持久力を高めてきた 体力は登山の基本的装備の1つだと考えている 今回のチロロコースは次の各フェーズで分けられる <ロング林道フェーズ> チロロ林道は 自然豊かで目を楽しませてくれるが 8.2km程単調な歩きが続く <渡渉フェーズ> チロロ川は遡るにつれ 二岐沢、二ノ沢と名を変える 雪解けで増水した二ノ沢では何度も渡渉を行うので 対策が必要 私は対策せずにオールレザーの靴を濡らしてしまった <急登藪漕ぎフェーズ> 今回の核心部 標高1130あたりの沢から尾根へ取り付き700m程登る 尾根は残雪と笹薮地獄で体力と気力をガンガン奪っていく 標高1300あたりから電波が入ってきた(au) 登りながら何度も諦めて帰ろうと思った <稜線登り下り地獄フェーズ> ヌカビラ岳に至ると見える幌尻岳 目的地が見えるからこそ分かる遠さ そして繰り返す登りと下り トッタベツ岳を前にホントに気持ちが萎えて引き返そうと思った <帰りフェーズ> ここまで歩いてきた距離×2倍の ピストンコース故のシンプルな苦しみ 今回はとんでもない暴風と雨で 歩くのも大変だった 散々苦労したヌカビラ北西の急登は 尻セードであっという間に沢に降りれた 時間の許す限り山菜を取った 特別な装備は チェーンスパイクと幕営道具のみ 長い行程に加えズボズボの残雪 雨・霙・風・濃霧と天候も悪く 幌尻はたくさんの試練を与えてくれた だけどその分 心に残る山旅になった