祖父岳方面の稜線もキレイ 戻る 次へ

残雪の赤牛岳と天の川、ときどき雷鳥の写真

2024.05.03(金) 16:05

祖父岳方面の稜線もキレイ

この写真を含む活動日記

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75

31:39

51.4 km

4480 m

残雪の赤牛岳と天の川、ときどき雷鳥

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)

2024.05.03(金) 3 DAYS

今年は忙しすぎてなかなか山には行けず、2ヶ月半ぶりくらいの登山。 せっかくなら人が行かないところに行こう、天の川も撮りたい、ということで赤牛岳へ🏃‍♂️💨 <DAY1:食料が足りないことに気づく!ピンチ!> ・林道は3~4か所雪の上歩く ・小池新道入るとすぐ雪道で大ノマ乗越へ(鏡平方面には行かない) ・双六小屋から一番東の巻道を選択するも丸山手前で稜線合流(行けたのかも?) ・三俣蓮華からの下りは結構急斜面(完全に雪) ・三俣山荘まわりは地面露出箇所もちらほら(6張くらいいけそう?) ・鷲羽の上りは9割9分夏道なのでツボでいける ・鷲羽からの下りで一部氷化してる箇所あり(ハイマツをうまく活用すればアイゼンなし可) ・ワリモからの下りも一部雪アリ(ツボでクライムダウン※早い時間はアイゼン欲しい) ・ワリモ北分岐からは20~30mほど謎の斜度トラバース(念のためアイゼン装着) ・鷲羽~水晶小屋は9割夏道で1割雪道 渋滞の中2時着。1時間仮眠して準備して、新穂を4時発。大ノマ乗越上りきったところで安定のシャリバテ発症。しかし久しぶりすぎてただ体力がなくなったものだと思い込んでしょげる。パンやゼリーを何個か補給し何とか双六小屋に到着。眠すぎて15分ほど仮眠。 ちょっと回復しスキートレースを使って巻道で三俣山荘に向かうものの結局三俣蓮華手前の丸山に乗り上げ再びバテバテに。三俣蓮華から三俣山荘まで「帰りこれ登り返すとか…」と絶望しながら激下りし、三俣山荘前で残りの食料を確認。全然食料が足りない・・・パンがあと5個とおにぎり1つ。1時間に1個食べないとシャリバテするタイプの人間なので、逆算すると初日にこれ以上食べることは許されない。ということで補給なしで水晶小屋に向かうことに。 鷲羽の400mUPが地獄のようでした。この時間に鷲羽に上り下りする人いなかったので登山道脇でまた仮眠。仮眠したもののシャリバテは回復はせずよぼよぼ歩きし水晶小屋へ。テン泊は他に1人だけでした。水作ったりで結局寝れたのが20時すぎ。 <DAY2:食料を節約し最終日にパンを1個、できれば2個残せるか否か!> ・水晶への雪壁はステップがあり雪壁に向かって左手に掴むハイマツや岩あり(ツボでいけた) ・水晶から赤牛も8割は夏道で北面東面で雪あり ・時間帯にもよるが早朝は凍っていてほんの一部だけアイゼンやピッケルが欲しい ・赤牛は近いようで遠い ・鷲羽からの400mの下りや三俣蓮華への300m上り返しは地獄 ・丸山~双六は雪道半分、夏道半分 ・双六山頂は雪ほぼなく双六台地は全くない ・雪はゆるゆるだったのでアイゼンなしで双六小屋まで 2時起床で今回の主目的のひとつ天の川撮影。もう少し早く起きればよかった… 時間も時間だったのでそのままご飯食べて水晶に向かい日の出待機。春霞でさほど焼けず、目的地の赤牛へ進む。往きはSOYJOY1個、帰りはパン2個という制約を何とか守り、水晶小屋まで期間。ごはん食べてテント撤収し双六へ。ワリモ北分岐のみアイゼン装着。鷲羽の山頂でおにぎりを食す。あとパンが3つ。鷲羽の激下りでやはり膝痛くなり、パンを1つ食べて三俣蓮華への上りをヒーヒー言いながら登り切り、遠かった双六へ何とか到着。 双六にテント張る場所もなく、もはや写真を撮る余裕がないくらいに疲弊していたので小屋まで下りてテン泊。残りパン2つ。 <DAY3:パン1個残しで下山!> ・早朝はアイゼンあった方が安心(大ノマ乗越への下りをツボでいったがオススメしない) ・大ノマ乗越~小池新道の下りは気温が上がる昼間は踏み抜き多数な気がするので朝通過が良さそう 結露しまくって滴る水で目が覚める。疲れすぎて日の出を見ようとも思えずゆっくり準備し5時過ぎに出発。さすがに荷物が軽い。これなら槍に行っても良かったかもと思いつつも食料が足りないから無理だ。1日目の後半、2日目をセーブしたのでなんとか食料マネジメントには成功。 大ノマ乗越でパンを1つ食べ、そこからはスピード下山。アイゼン付けたけどいらなかったかもしれない。林道は槍より短いので気が楽。靴擦れしながらパンを1つ残しながら無事下山。 <反省点> ・ノルディスクのLofoten1は狭すぎてこの時期向いてない(中で調理ムズイ) ・水用の雪が固すぎてスコップないと無理(貸していただいた) ・食料結構持って行ったつもりだったけど全然足りなかった ・ガス缶新品だったけどギリギリだった ・ナルゲンボトルあった方がよい(ペットボトルに沸かした湯は相性ダメ) ・天の川はもっと早い時間の方が良かった ・車の中にパン1個置いて行ってた -- 2か月半山に行ってないこともそうだけどやはり足を折ってから体力脚力の低下を感じる。山に行く頻度を増やさねば元に戻らないような気がする。時間をうまく作れるようにしたいところ…! でも久しぶりに限界を超えて歩き切る達成感やその疲労感、昼間に汗かいて運動することの楽しさを感じた。いやでも久々なのに残雪期に赤牛なんて行くものではない😶 とはいえ何よりも、登山中に多くの方と会話したり、仲良くなって一緒に歩いたり、知り合いに出会って話したり写真撮ったり、知り合いの知り合いに会ったり、そういえばこういうのが楽しかったよな、と思い出しました。 ちょこちょこ登山に行けるように頑張って時間作っていこうと思います💪 赤牛まで行くことと写真撮影の2つの目的で行ったのに、疲れすぎて写真あまり撮れてないので鍛え直しです🤯