YAMAP / ヤマップ
画像

リハビリサーキットの写真

黒部湖が見えた✨

この写真を投稿したユーザー

うっちぃ
ID: 132446

茨城県水戸市の社会人山岳会『水戸葵山岳会』に所属しているにもかかわらず、マイペースにゆるゆる登山してます。

この写真を含む活動日記

写真60
もらったドーモ26
18:48
20.3 km
2581 m

リハビリサーキット

針ノ木岳・スバリ岳・船窪岳(長野,富山)

2024.05.03 (金)2 DAYS

うっちぃ
うっちぃ

昨日の焼岳も結構疲れたな~。病院の先生にはまだハイキング程度にしておくのがいいでしょう👍って言われてるし、Tanさんは休養日って言ってるし、自分もそれでもいいかな~❓なんて弱い気持ちでいたのだが、オートルート組が頑張っているんだから、自分も負けずに頑張らなければ❗ 立山組は21時過ぎまで酒盛りしていたのに、4時にはチケット売場に並んでいるらしい…スゴイなぁ😅 5時起床。準備して登山口まで車で送ってもらう🚙歩き始めは6:45位❓爺ヶ岳までCTで約4時間。それよりかかるようならピストンか❓と考えながら出発。 出だしは完全夏道。少し行くと真新しいピンクテープが…登山指導員の方が自分の後から来たパーティに、テープのところをエイヤッと乗ると南尾根とかなんとか言っていた気がするが…❓とりあえずスルーして歩いて行くと結構な雪渓が…💦前のパーティはアイゼン着けたようだ。自分はとりあえずピッケルだけで大丈夫かなと判断して上がると尾根に突き上げた。やっぱりあそこのピンクテープが取付きだったかな〜😥もっとしっかり話を聞けば良かった❗と思ったが後の祭り😣 尾根道を忠実にあがると爺ヶ岳南峰に真っ直ぐに上がれる気持ちの良いルート。ほぼ夏道。残雪あるが気温も高くアイゼン必要なし。 南峰まで5時間かかってしまった💦当初南峰までのリミットを4時間と設定していたが、今上がってきた道を降るとすると4時間位かかるのでは❓幕営予定地の新越小屋まではCTで2:30。多く見積もって4時間あれば着くのでは❓だがそうすると着が16時…微妙だな~😥等と色々考えながらとりあえず爺ヶ岳中峰空荷往復🏃 新越小屋へ向かう2人パーティを視認。引っ張られる様に後を追う🚶種池山荘過ぎた辺りで追い付き追い越す。そこから先は雪が腐ってきて踏抜き地獄の始まり😱それでももう戻れないと先へ進むと、新越小屋手前、左足踏抜きで右足が現在の可動域以上に曲がってしまいしばらく痛みで動けない💦ここから引返し、途中でビバーク、明日1日かけて柏原新道下山も考えを過る。だが、下山だけ考えれば全行程夏道の柏原新道より針ノ木雪渓をシリセードするのが絶対楽だし…😥 後少し行けば新越小屋なので今日はとりあえず小屋まで行き、明日朝の足の状態でどうするか決める。小屋に着く頃には痛みも引いてきてなんとかなるか❓という気になる。 足の痛みもそうだが、今目の前にある危機としてはビバーク方法か❓荷物を少しでも軽くしようと、今回はツェルトにモンベル5番のシュラフにペラペラのシュラフカバー。マットも薄めのエアマットと寒さに弱い装備のラインナップ。出来れば雪洞を掘ったほうがより寒さをしのげるのでは無いか❓ 小屋には先行者のソロの方のテントと2人パーティの2組がいる。東側に雪庇が残っていてそこに雪洞掘れそうだが、場合によっては登山者が歩いて踏抜く可能性を考えるとあまりよろしくない😥で、小屋の裏側に回り込むと屋根からの雪が堆積している箇所があるのでそちらに雪洞を掘ることに。 約1時間で雪洞完成。1人用のテント位の広さは確保出来た。小屋の西側だからか電波が入らず、小屋の前へ回り込みTanさんへ連絡LINEを送信後早々に雪洞に引きこもる。 夕飯等諸々済ませ就寝準備完了が20時前。なのになぜか眠気が全く無い❗寝付きがいいのが取り柄の人間から眠気を取ったら存在が消失してしまうのでは❓結局、0時前位まで寝られなかった💦そんな感じで寝たと思うと寒くて目が覚める❗暖をとるため湯たんぽのお湯を沸かし、抱えて寝る💤寒くて目が覚める…を何度か繰返し、3時。諦めて朝飯を食べることに。そういえば北海道の冬山でもこんな事あったな〜…💦等、どうでもいいことを考えながらダラダラ朝食、支度を済ませて雪洞出たのが丁度5時頃。 ソロの方は後はテント撤収くらい❓2人パーティの方達は起きたところかな❓足の痛みはあるがここまで来たら前に進むしか無いでしょ👊遅いのでお先に〜🖐️と挨拶して出発。 さすがに気温が低かった様で雪面はガチガチの為アイゼン装着。所々出てくる夏道で慣れないアイゼンに体力奪われる💦 鳴沢岳前にソロの方に追い抜かれる😥昨日も先行してくれていて、申し訳無い気持ちが強い。 鳴沢岳まではCT以上かかっていて、オートルート組の方が早いのではないかと不安しかなかった。オートルート組の歩いているはずの稜線を眺めながら、今はどの辺りかな❓あそこまで来てるかな❓もしあそこまで来ていたら間違いなくあっちの方が早いよな💦等と考えていたが、そんなマイナスの気持ちとは裏腹に天気、景色がよく、結局最後はまぁ待たせたら待たせたで仕方ないか〜。と思うようにして、先行ソロの方の後を黙々と歩く🚶この方が先行してくれてその背中を見失わないよう歩いていたことも、心の折れなかった一因ではなかろうか。ありがとうございます❗ 鳴沢岳後は針ノ木側から来る登山者とのスライドも有り、スバリ岳直下と針ノ木直下の2箇所だけのアイゼン使用で大丈夫だろうとの情報をもらえたのも気分を軽くしていた。 思っていたより早くスバリ岳直下着。雪渓にはトレース無く、でも夏道は間違いなく雪渓側に伸びていて…ソロの方が雪渓側でしょうと先行してくれて、ドンピシャでスバリピークまで先行してくれた。てか、バテました😥と言って抜かさせてもらったのに、アイゼン履いた途端サクサク登って行ってしまい、ビックリした😅 スバリピークを後にしようとしたところで、針ノ木からの登山者が『雷鳥見ました❓』と声をかけてくれた。見ていなかったので少し戻って、雷鳥様を拝観させていただく🙏厳しい環境で生きている生き物からは見るだけで元気をもらえる気がするのは自分だけだろうか❓ 元気を貰えたからか、無事に針ノ木直下まで登る。TanさんよりLINEが入っているのに気付き、頂上方面を見るとなんとTanさんが手を振っている❗何時になるかわからないので先に降りていてくれと連絡してあったのに待っていてくれたようだ❗嬉しい❗ 最後の10mくらいの雪渓、アイゼン無しでも行けるんじゃないか❓と思ったが、ここまで来てミスをするのはダメだな❗アイゼン装着し、無難にクリア。山頂でTanさんと再会✨ 山頂で記念撮影してもらい、下山開始。Tanさんは山頂直下より滑り出し⛷️流石に自分は少し降った鞍部よりシリセード開始❗ホントは針ノ木峠まで行きたかった感もあるが、まぁピークじゃないしいいや~😁 ヤマクボ沢は快適シリセード❗お尻は凍傷になるんじゃないかと思うほど冷たいし、ズボンはワークマンで撥水なんて何もないのでパンツまでビッショリ💦でも歩くよりはるかに早いもの…腐った雪で滑りたいのに止まってしまうが、隙を見てはシリセード。かなり下山時間の短縮になった❗ シリセードが出来なくなってからはペースダウン↘️スキーのトレースを忠実に降り、ずっと右岸と思っていたのもあり、渡るべき橋を見落して堰堤まで💦Tanさんに電話して確認すると、堰堤より少し上流側に分かりづらいが橋があるとの情報を元に登り返し、無事発見❗怪我なく下山と相成りました❗ ヤマクボ沢からシリセードに付き合ってくれたソロの方(サーキット仲間の方とは別)と話をしながら歩けたので、駐車場まで心折れずに下山出来たのもありがたかった✨ ソロの方はターミナルに寄るとのことで別れ、車で片付けているとさっきのソロの方の車が実は隣に停まっていたりして、偶然とはいえ人との繋がりって面白いな〜😀と感じた✨ 最高の天気と景色の中、2日間の山行を楽しめた✨ ツイてんなぁ~✨ 片付け終わり、オートルート組お出迎えと食堂で何か食べたい❗とターミナルへ向かうと…食堂は15時までとのことで、ダムカレーは食べ損なってしまった😢かなしい… 16:21着のオートルート組と無事合流🎉Tatくんは余裕の表情❗それとは対象的にやつれた様子のMurくん…きっと自分が怪我していなくてオートルート行ったとしたら2泊3日は無理だったかもな💦 おつかれさまでした❗