激ヤバ宇賀渓😱関西飯旅No.24西藤原〜三里 21座

2024.05.01(水) 3 DAYS

活動データ

タイム

39:39

距離

75.1km

のぼり

5112m

くだり

5193m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間
休憩時間
1 時間 42
距離
888 m
のぼり / くだり
8 / 26 m
DAY 2
合計時間
19 時間 42
休憩時間
4 時間 29
距離
40.0 km
のぼり / くだり
2762 / 2805 m
1
14
19
22
10
33
18
23
38
22
15
27
39
38
1 1
55
53
19
15
DAY 3
合計時間
17 時間 55
休憩時間
2 時間 33
距離
34.0 km
のぼり / くだり
2338 / 2361 m
2 38
21
14
25
29
1 35
9
4
3
26
45
41
20
4 7

活動詳細

すべて見る

①寒山 ②頭陀ヶ平(ずだがひら) ③天狗岩 ④藤原岳 ⑤多志田山(たしださん・たしたやま) ⑥草木 ⑦丸山 ⑧孫太夫山(まごたゆうやま) ⑨銚子岳 ⑩静ヶ岳 ⑪大日向 ⑫大鉢山 ⑬砂山 ⑭竜ヶ岳(員弁燕・丹生川山) ⑮三池岳 ⑯北仙香山 ⑰仙香山 ⑱段木(ツダ) ⑲釈迦ヶ岳 ⑳岩ヶ峰 ㉑北山 プランニング⤵️ 1日目 鈴鹿山脈には、主稜線から外れた場所にいくつか山があり、それらの攻略が鍵🔑となる。 前回は、土倉岳と子向井山のためにかなり無理をしてしまった。 今回は、鈴鹿300座の寒山が鍵🔑 マジでなんであんな場所にあるのか? 主稜線からピストンするには、遠すぎるから、下から登るしかない。 ルートをよく見ると前半は沢沿いである😱 ヒルの棲み家を通ることになる。 想像しただけでぎゃーーーーー‼️ もうあのむにゅっとした感触は体験したくない。 そこで、寒山ギリギリまで国道を歩いてバリ尾根で攻めることにした。 尾根上ならヒルもいないし、国道は夜歩くにかぎる。 荷ヶ岳で前回の軌跡に繋いだら、藤原岳へ。 多志田山に着くとまたやっかいな山が2座。 草木と丸山だ。 主稜線からかなり離れており、ピストンすると標高差も大きい、近くには大鉢山と大日向もあるので、これらを絡めて下山するつもりだったが実際は、多志田山で昼前だったので、草木、丸山をピストンして、治田峠、竜近くを通って、遠足尾根で大日向、大鉢山へ行って下山となった。 藤原と竜の間を残して登り直すのもかなりやっかいなので。 2日目 竜近くにも砂山というやっかいな山がある。 これは竜とセットで登っておかないと、後々面倒なことになりそうだ。 宇賀渓駐車場からピストンな計画にすれば良かったのに、一筆書きで竜へ行く計画にしてしまい大変な目に遭う💦 釈迦の東に岩ヶ峰と北山という、主稜線から外れた山があり、下山コースは必然的にこの尾根になる。 余力があれば、宇賀と福王山に行きたいが、暗くなり体力もなくなり無理だった。 2日目が終わったら充電のため快活へ〜。 やっかいな山と書いてしまったが、あれこれ考えて攻略するのは、まことに楽しいものである。😆 やっかいな山=楽しい ゲームは難しいほど面白いし夢中になれて、登山もどこかそれに似ている🤣

藤原岳・御池岳 5月2日(木)8日目
前夜、買い出しをして、西藤原駅でステビー。
2時にアラームがなって、てこね寿司と穴子押し寿司を食べる。
朝食で寿司はうまいなあ。
冷めててもうまいし。
昨日の残りのたこ焼きも食べる。
ま、まあたこ焼きはアツアツに限るね。
5月2日(木)8日目 前夜、買い出しをして、西藤原駅でステビー。 2時にアラームがなって、てこね寿司と穴子押し寿司を食べる。 朝食で寿司はうまいなあ。 冷めててもうまいし。 昨日の残りのたこ焼きも食べる。 ま、まあたこ焼きはアツアツに限るね。
藤原岳・御池岳 簡易パーキング藤原で、トイレを済ませて、自販機でスポドリなどを購入。
この辺りにはコンビニがないので、ありがたいオアシスだ。
国道306号を歩いていると、何台か車が通り過ぎる。
昼間よりは、少ないはず。
それに、なんだか最近はみんな寝ている時間に歩くのが楽しい。

1:30ほど歩いて、左に林道らしきものが分かれているのに気がつく。
国道は擁壁続きで取り付けないが、林道なら取り付き場所があるはずだ。
薮のはびこる廃林道を進むと、沢の手前で尾根が上がっている。
かなり急だけど、これしかない。
アイゼンを装着して、木の根につかまりながら登って行く。
きついけど、ヒルに襲われるよりはマシ✨
簡易パーキング藤原で、トイレを済ませて、自販機でスポドリなどを購入。 この辺りにはコンビニがないので、ありがたいオアシスだ。 国道306号を歩いていると、何台か車が通り過ぎる。 昼間よりは、少ないはず。 それに、なんだか最近はみんな寝ている時間に歩くのが楽しい。 1:30ほど歩いて、左に林道らしきものが分かれているのに気がつく。 国道は擁壁続きで取り付けないが、林道なら取り付き場所があるはずだ。 薮のはびこる廃林道を進むと、沢の手前で尾根が上がっている。 かなり急だけど、これしかない。 アイゼンを装着して、木の根につかまりながら登って行く。 きついけど、ヒルに襲われるよりはマシ✨
藤原岳・御池岳 尾根は急なだけで、薮もなく歩きやすい。
5時になると明るくなって来てヘッデンをしまう。
トマトジュースを飲むと体がスーっと冷えて行く。
前回、ダイラの頭からの下りでオーバーヒートしてしまったのは、水が少なくなってケチったからなのだろう。
水分はできるだけ多く摂らないとダメなんだなあ。
尾根は急なだけで、薮もなく歩きやすい。 5時になると明るくなって来てヘッデンをしまう。 トマトジュースを飲むと体がスーっと冷えて行く。 前回、ダイラの頭からの下りでオーバーヒートしてしまったのは、水が少なくなってケチったからなのだろう。 水分はできるだけ多く摂らないとダメなんだなあ。
藤原岳・御池岳 汗をかきつつ登って行くと、寒山に到着。
御来光は樹林越しからだった。
この山なんて読むのか検索しても出てこない。
広島に寒山(さぶやま)があるんだけど、ここも同じ読み方だろうか?
汗をかきつつ登って行くと、寒山に到着。 御来光は樹林越しからだった。 この山なんて読むのか検索しても出てこない。 広島に寒山(さぶやま)があるんだけど、ここも同じ読み方だろうか?
藤原岳・御池岳 メインルートに合流すると、急にマーキングが増える。
崩壊地から朝日に照らされる稜線が雲に覆われており、嫌な予感😅
メインルートに合流すると、急にマーキングが増える。 崩壊地から朝日に照らされる稜線が雲に覆われており、嫌な予感😅
藤原岳・御池岳 新緑が眩しい尾根を登って行く。
バリとは思えない気持ちよさ。😆

登り詰めると荷ヶ岳で、前回の軌跡に合流。
あの時は、薄暗くて不気味だったけど、明るい山頂。
嫌な予感は的中して、ガスの中を歩く。
展望がめっちゃ良さそうなのに、360度真っ白‼️
新緑が眩しい尾根を登って行く。 バリとは思えない気持ちよさ。😆 登り詰めると荷ヶ岳で、前回の軌跡に合流。 あの時は、薄暗くて不気味だったけど、明るい山頂。 嫌な予感は的中して、ガスの中を歩く。 展望がめっちゃ良さそうなのに、360度真っ白‼️
藤原岳・御池岳 真っ白な景色を撮っても仕方ないので、看板を撮るしかやることがない😅
頭蛇ヶ平は、トウジャガダイラかと思ったらズダガヒラだった。
真っ白な景色を撮っても仕方ないので、看板を撮るしかやることがない😅 頭蛇ヶ平は、トウジャガダイラかと思ったらズダガヒラだった。
藤原岳・御池岳 草原になるとやっと青空が見えて来た。
鈴鹿は草原が多くて気持ち良い。
草原になるとやっと青空が見えて来た。 鈴鹿は草原が多くて気持ち良い。
藤原岳・御池岳 天狗岩へ行くとまたしてもガス。
この下に大岩があってそれが天狗岩らしいけど、それすらも見えない。
藤原岳の最高点とある。
天狗岩へ行くとまたしてもガス。 この下に大岩があってそれが天狗岩らしいけど、それすらも見えない。 藤原岳の最高点とある。
藤原岳・御池岳 藤原岳へ進むとガスが取れて来て、丘が重なり、石灰岩が点在して、鈴鹿らしい景色。
素晴らしい👍
藤原岳へ進むとガスが取れて来て、丘が重なり、石灰岩が点在して、鈴鹿らしい景色。 素晴らしい👍
藤原岳・御池岳 藤原山荘が見えて来るとガスが流れて藤原岳が見えて来た。
緩やかな起伏が続いて気持ち良い。
どこかの高山にいるような錯覚を覚える。
藤原山荘が見えて来るとガスが流れて藤原岳が見えて来た。 緩やかな起伏が続いて気持ち良い。 どこかの高山にいるような錯覚を覚える。
藤原岳・御池岳 避難小屋に入って、前回の残りのアップルパイを食べつつ、リコピン補充。
歩きながら疲労回復というのは、効率が良い🙆
避難小屋に入って、前回の残りのアップルパイを食べつつ、リコピン補充。 歩きながら疲労回復というのは、効率が良い🙆
藤原岳・御池岳 泥を避けつつ下って登る。
藤原岳は名前に反して丸っこい穏やかな山?
泥を避けつつ下って登る。 藤原岳は名前に反して丸っこい穏やかな山?
藤原岳・御池岳 早朝だからか、山頂には誰もおらず、静かで快適。
もう少ししたら混雑して来るのかな。
スイカみたいな蛙が可愛い。
岡崎から藤原岳が見えるらしいので、メッシさんに手を振る。
おーーい👋
早朝だからか、山頂には誰もおらず、静かで快適。 もう少ししたら混雑して来るのかな。 スイカみたいな蛙が可愛い。 岡崎から藤原岳が見えるらしいので、メッシさんに手を振る。 おーーい👋
藤原岳・御池岳 雄大な景色が見えて下りに転じると、ドロドロの斜面になり、何度か滑りそうになる。
地面には、足を滑らせた跡が生々しい。
傾斜もきついので、アイゼンを装着して下った。
雄大な景色が見えて下りに転じると、ドロドロの斜面になり、何度か滑りそうになる。 地面には、足を滑らせた跡が生々しい。 傾斜もきついので、アイゼンを装着して下った。
藤原岳・御池岳 下って来た斜面を振り返る。
別ルートもあったみたいだけど、泥だらけで、足下しか目がいかずわからなかった💦
こうして見ると、気持ち良さそうなんだけど、中身はドロドロの酷い状態だ。
それにしても、鈴鹿はこういう展望スポットが多くて楽しい😆
下って来た斜面を振り返る。 別ルートもあったみたいだけど、泥だらけで、足下しか目がいかずわからなかった💦 こうして見ると、気持ち良さそうなんだけど、中身はドロドロの酷い状態だ。 それにしても、鈴鹿はこういう展望スポットが多くて楽しい😆
藤原岳・御池岳 多志田山に到着。
まだ9時過ぎだ。
孫太尾根で下る予定を変更して、丸山までピストンして、竜🐲まで行くことにする。
今日のうちに竜へ行ければ、御在所も夢じゃなくなる。
多志田山に到着。 まだ9時過ぎだ。 孫太尾根で下る予定を変更して、丸山までピストンして、竜🐲まで行くことにする。 今日のうちに竜へ行ければ、御在所も夢じゃなくなる。
藤原岳・御池岳 草木手前で尾根道と巻道に分かれて、尾根道を登ると草木山頂だけど、山名標が無かった。
草木手前で尾根道と巻道に分かれて、尾根道を登ると草木山頂だけど、山名標が無かった。
藤原岳・御池岳 孫太尾根を下ると、これまた眺めの良い所に出て、静ヶ岳が聳り立っている。
崩壊している谷筋が荒々しく、北アルプスのよう。
孫太尾根を下ると、これまた眺めの良い所に出て、静ヶ岳が聳り立っている。 崩壊している谷筋が荒々しく、北アルプスのよう。
藤原岳・御池岳 だいぶ下りて登ると丸山山頂。
だいぶ下りて登ると丸山山頂。
藤原岳・御池岳 少し先へ行くと伊勢湾の展望。
雲がぽっかり浮かんでいる。🌥️
少し先へ行くと伊勢湾の展望。 雲がぽっかり浮かんでいる。🌥️
藤原岳・御池岳 帰りは、石灰岩採掘場の方へ下って行く。
あれがピラミッドかあ😳
藤原岳が第二の武甲山になりそうだ。
あそこで止まってくれればいいんだけど。

多志田山へ戻ると、尾根上は石灰岩ゴロゴロだったけど、巻道の方が歩きやすい。

草木の巻道を進むと、下りですれ違ったお姉さんにまたすれ違い、孫太夫山へ行って来たという。
藤原に行かない人なんているんだあと感心していると、メジャーな山を外して、マイナーな山に登るのが得意なんだとか。
それって得意って言うのかあ?🤣
かなり変わった趣味のお姉さんで面白かった。
帰りは、石灰岩採掘場の方へ下って行く。 あれがピラミッドかあ😳 藤原岳が第二の武甲山になりそうだ。 あそこで止まってくれればいいんだけど。 多志田山へ戻ると、尾根上は石灰岩ゴロゴロだったけど、巻道の方が歩きやすい。 草木の巻道を進むと、下りですれ違ったお姉さんにまたすれ違い、孫太夫山へ行って来たという。 藤原に行かない人なんているんだあと感心していると、メジャーな山を外して、マイナーな山に登るのが得意なんだとか。 それって得意って言うのかあ?🤣 かなり変わった趣味のお姉さんで面白かった。
藤原岳・御池岳 多志田山でパンを食べた後孫太夫山へ寄り道。
展望の無い薮山。
この山に登るのが目的で来る人いる‼️
変人だあ🤣
多志田山でパンを食べた後孫太夫山へ寄り道。 展望の無い薮山。 この山に登るのが目的で来る人いる‼️ 変人だあ🤣
藤原岳・御池岳 静ヶ岳から銚子岳が見え、間に治田峠がある。
静ヶ岳から銚子岳が見え、間に治田峠がある。
藤原岳・御池岳 振り返ると藤原岳とその下に孫太夫山が可愛い。
振り返ると藤原岳とその下に孫太夫山が可愛い。
藤原岳・御池岳 銚子岳手前で、これから藤原岳に行くという二人組と出会って雑談。
鈴鹿を歩き繋いでいると言ったらびっくりしていた。

ゼーハー言いながら急登をこなして、5分ほどの往復で銚子岳山頂。
御池岳方面の眺めが良い。
銚子岳手前で、これから藤原岳に行くという二人組と出会って雑談。 鈴鹿を歩き繋いでいると言ったらびっくりしていた。 ゼーハー言いながら急登をこなして、5分ほどの往復で銚子岳山頂。 御池岳方面の眺めが良い。
藤原岳・御池岳 治田峠までガクンと落ちて静へガーっと登る。
奥には竜がーー🐲
あそこまで行けるか〜?
治田峠までガクンと落ちて静へガーっと登る。 奥には竜がーー🐲 あそこまで行けるか〜?
藤原岳・御池岳 治田(はった)峠はやや薄暗く、下で水の流れる音がする。

江戸時代中期、西側の蛇谷で銀山が発見され茨川は銀山で栄えた。
東側でも治田銀山が栄え、新町ができて1966年に茨川が廃村になるまで、生活物資が新町経由で治田峠を越えて運ばれ、下り藤という売春宿まであったという。
娼婦や行商人が越えていた峠も今はすっかり寂れている。

ハッタは、八田とも書き、新しく開墾した田んぼのことであり、治田の文字は当て字であろう。
治田(はった)峠はやや薄暗く、下で水の流れる音がする。 江戸時代中期、西側の蛇谷で銀山が発見され茨川は銀山で栄えた。 東側でも治田銀山が栄え、新町ができて1966年に茨川が廃村になるまで、生活物資が新町経由で治田峠を越えて運ばれ、下り藤という売春宿まであったという。 娼婦や行商人が越えていた峠も今はすっかり寂れている。 ハッタは、八田とも書き、新しく開墾した田んぼのことであり、治田の文字は当て字であろう。
藤原岳・御池岳 なだらかな地形になり、分岐から登って行くと静ヶ岳となり、ここもピストン。
なだらかな地形になり、分岐から登って行くと静ヶ岳となり、ここもピストン。
藤原岳・御池岳 静ヶ岳からの展望。
釈迦ヶ岳と国見岳
静ヶ岳からの展望。 釈迦ヶ岳と国見岳
藤原岳・御池岳 草がポツポツの不思議な場所。
木がまばらで展望が良い。
草がポツポツの不思議な場所。 木がまばらで展望が良い。
藤原岳・御池岳 草ポツポツの向こうに孫太尾根の草木。
もうこの後は、あっち向いてもこっち向いても展望だらけ〜😆
草ポツポツの向こうに孫太尾根の草木。 もうこの後は、あっち向いてもこっち向いても展望だらけ〜😆
藤原岳・御池岳 北海道かここは?
嘘みたいな光景が広がり、竜🐲が見えている。
ここまで来るとさすがに、ヘロヘロ、バテバテ〜。
もうこれ以上は勘弁して〜😵
竜なんて無理ゲーだから。
竜を目の前にして登れないのは悔しいけど、今日は遠足尾根を下って下山する。
北海道かここは? 嘘みたいな光景が広がり、竜🐲が見えている。 ここまで来るとさすがに、ヘロヘロ、バテバテ〜。 もうこれ以上は勘弁して〜😵 竜なんて無理ゲーだから。 竜を目の前にして登れないのは悔しいけど、今日は遠足尾根を下って下山する。
藤原岳・御池岳 静、銚子、御池を振り返る。
静と銚子はアップダウン激しすぎでしょ〜😵
見た目からして疲れる💦
静、銚子、御池を振り返る。 静と銚子はアップダウン激しすぎでしょ〜😵 見た目からして疲れる💦
藤原岳・御池岳 どこまでも続く草原。
標高1000m前後とは思えない信じられない光景。
すごいわー鈴鹿😍
どこまでも続く草原。 標高1000m前後とは思えない信じられない光景。 すごいわー鈴鹿😍
藤原岳・御池岳 何かの管理小屋があり、テーブルを使わせてもらい、パンを食べる。

付近は湿地で木道もあるが、池ヶ平(池ノ平)と呼ばれる場所で竜ヶ岳の由来の一つになっている。

どんな旱魃でも涸れない不思議な大池があり、江戸時代、旱魃が三年続いてこの池の水を使うことになり、堤防を切り崩したところ、雷雨とともに7日7晩流れ、田植えができるようになり、この時、堂屋ヶ淵ができたという。

『大安町史』参照
何かの管理小屋があり、テーブルを使わせてもらい、パンを食べる。 付近は湿地で木道もあるが、池ヶ平(池ノ平)と呼ばれる場所で竜ヶ岳の由来の一つになっている。 どんな旱魃でも涸れない不思議な大池があり、江戸時代、旱魃が三年続いてこの池の水を使うことになり、堤防を切り崩したところ、雷雨とともに7日7晩流れ、田植えができるようになり、この時、堂屋ヶ淵ができたという。 『大安町史』参照
藤原岳・御池岳 左右対称、均整のとれた山容が美しい。
左右対称、均整のとれた山容が美しい。
藤原岳・御池岳 三池と釈迦、中央は国見か御在所。
三池と釈迦、中央は国見か御在所。
藤原岳・御池岳 す、すごい〜。
このまま平野にダイブできそうな尾根。
360度の展望が続いて大興奮。
こんな尾根なかなか無い。

遠足気分の鼻歌で下る。
今までの疲れが吹き飛ぶほどめっちゃ楽しい尾根。
す、すごい〜。 このまま平野にダイブできそうな尾根。 360度の展望が続いて大興奮。 こんな尾根なかなか無い。 遠足気分の鼻歌で下る。 今までの疲れが吹き飛ぶほどめっちゃ楽しい尾根。
藤原岳・御池岳 御池と藤原。
採掘現場で藤原とわかる💦
今日は、送電鉄塔2本の奥辺りからはるばる歩いて来た。
御池と藤原。 採掘現場で藤原とわかる💦 今日は、送電鉄塔2本の奥辺りからはるばる歩いて来た。
藤原岳・御池岳 展望の尾根がずーーっと続く。
正面に養老山地。
展望の尾根がずーーっと続く。 正面に養老山地。
藤原岳・御池岳 藤原岳から四方八方に尾根が分かれているのがわかる。
藤原岳から四方八方に尾根が分かれているのがわかる。
藤原岳・御池岳 雪が多いからこういう風景が出来上がるのだろうか。
日常的に鈴鹿に来られる人が羨ましい✨
関東の山はだいたい植林ばっかで展望が乏しい。
雪が多いからこういう風景が出来上がるのだろうか。 日常的に鈴鹿に来られる人が羨ましい✨ 関東の山はだいたい植林ばっかで展望が乏しい。
藤原岳・御池岳 この抜け感…。
こんな景色を延々眺めながら歩く。
鈴鹿最高過ぎ〜🏅

稜線上に刈り残された大きな杉の列が遠くから見ると遠足登山の子供の列に見えることから遠足尾根の名がついたという。
この抜け感…。 こんな景色を延々眺めながら歩く。 鈴鹿最高過ぎ〜🏅 稜線上に刈り残された大きな杉の列が遠くから見ると遠足登山の子供の列に見えることから遠足尾根の名がついたという。
藤原岳・御池岳 左の丘が福王山で右の高いのが釈迦。
明日、明後日登る予定。
左の丘が福王山で右の高いのが釈迦。 明日、明後日登る予定。
藤原岳・御池岳 大日向へ尾根を下り出すとボサがすごい😵‍💫
大日向へ尾根を下り出すとボサがすごい😵‍💫
藤原岳・御池岳 大日向は、尾根のほんの小さな盛り上がり。
案内図で日向山の名も見た。
大日向は、尾根のほんの小さな盛り上がり。 案内図で日向山の名も見た。
藤原岳・御池岳 分岐へ戻って大鉢山へ行こうとすると、未整備により道がありませんと書いてあり不安になる。
でもYAMAPだと赤実線だしなあ。
突撃〜。
分岐へ戻って大鉢山へ行こうとすると、未整備により道がありませんと書いてあり不安になる。 でもYAMAPだと赤実線だしなあ。 突撃〜。
藤原岳・御池岳 藤原岳と孫太尾根の草木が重なっている。
もうあそこより低くなってしまった。
藤原岳と孫太尾根の草木が重なっている。 もうあそこより低くなってしまった。
藤原岳・御池岳 銚子から藤原の尾根。
歩いた尾根を見渡す〜。
銚子から藤原の尾根。 歩いた尾根を見渡す〜。
藤原岳・御池岳 ちょっと下に大鉢山の山名標があったけどかなり古い。
こちらのコースは不明瞭だったので、赤実線コースへ戻った。
ちょっと下に大鉢山の山名標があったけどかなり古い。 こちらのコースは不明瞭だったので、赤実線コースへ戻った。
藤原岳・御池岳 伊勢治田駅から三里のイオンへ。
伊勢治田駅から三里のイオンへ。
藤原岳・御池岳 夕暮れの鈴鹿がファンタジー。
右が藤原岳。
夕暮れの鈴鹿がファンタジー。 右が藤原岳。
藤原岳・御池岳 イオンで割引のわくわく海鮮丼を買う。
フードコートは19時で終わってた〜😭
イオンで割引のわくわく海鮮丼を買う。 フードコートは19時で終わってた〜😭
藤原岳・御池岳 デポザックを回収しに西藤原駅へ戻って、再び伊勢治田駅へ〜。
俺はいったい何をやっているんだ?
デポザックを回収しに西藤原駅へ戻って、再び伊勢治田駅へ〜。 俺はいったい何をやっているんだ?
藤原岳・御池岳 駅で夕食。
一昨日スーパーサンシで買った弁当だけどうまかった。
この日は、伊勢治田駅から歩いて両ヶ池で野宿。
あ〜疲れた😮‍💨
もう帰りたい😭
駅で夕食。 一昨日スーパーサンシで買った弁当だけどうまかった。 この日は、伊勢治田駅から歩いて両ヶ池で野宿。 あ〜疲れた😮‍💨 もう帰りたい😭
藤原岳・御池岳 5月3日(金)9日目
昨日は疲れたから3時に起きようと思ったら2:10に目が覚めてしまった。
心は寝ていたいのに、体は山へ行きたがっている?
これが鈴鹿の魔力か?
お弁当を食べて3時過ぎに歩いて、ファミマで用事を済ませて、ドリンクなど購入。

車道を延々歩いて、宇賀渓駐車場へ。
自販機でモンスターをゴクリ。
他の人は竜へ行くようだけど、一人砂山へ向かう。
5月3日(金)9日目 昨日は疲れたから3時に起きようと思ったら2:10に目が覚めてしまった。 心は寝ていたいのに、体は山へ行きたがっている? これが鈴鹿の魔力か? お弁当を食べて3時過ぎに歩いて、ファミマで用事を済ませて、ドリンクなど購入。 車道を延々歩いて、宇賀渓駐車場へ。 自販機でモンスターをゴクリ。 他の人は竜へ行くようだけど、一人砂山へ向かう。
藤原岳・御池岳 迂回路なんかもあって少々ややこしく道を間違えてしまう。
取るに足らない小さな山と侮っていたら、これがなかなか山頂に着かない。
こ、こんなはずじゃあ?
花崗岩の白ザレをロープで登り、ようやく砂山山頂に到着。
めっちゃきつい山だった。
もしかしたら俺が疲れてるだけなのかもしれんが…。

展望は、伊勢湾が見えて、シンボリックなとんがった岩がポツン。
迂回路なんかもあって少々ややこしく道を間違えてしまう。 取るに足らない小さな山と侮っていたら、これがなかなか山頂に着かない。 こ、こんなはずじゃあ? 花崗岩の白ザレをロープで登り、ようやく砂山山頂に到着。 めっちゃきつい山だった。 もしかしたら俺が疲れてるだけなのかもしれんが…。 展望は、伊勢湾が見えて、シンボリックなとんがった岩がポツン。
藤原岳・御池岳 長尾滝なんてあるのか〜。
行ってみよ〜なんて軽いノリで岩場を下り出したのが運の尽き。
道標があるからと言って優しさに満ち溢れた場所とは限らない💦
長尾滝なんてあるのか〜。 行ってみよ〜なんて軽いノリで岩場を下り出したのが運の尽き。 道標があるからと言って優しさに満ち溢れた場所とは限らない💦
藤原岳・御池岳 花崗岩ばかりで足下には、コイワカガミが咲いている。
花崗岩ばかりで足下には、コイワカガミが咲いている。
藤原岳・御池岳 白ザレに足を滑らせつつ、慎重に宇賀川へ降り立つと、やばい雰囲気を醸し出している渓谷が…。
花崗岩の巨石が累々としていて、ビビりながら下ると、両岸に渡された一本のザイルがある。
この先はどうらや滝で行けないようだ。
まさかこのザイルにつかまりながら渡渉しろと?😱

足下は、ものすごい勢いで流れる沢。
飛び石と言ってもどこに足を置いて良いのかわからない。
ザイルにつかまりながら、おっかなびっくり渡渉する。
白ザレに足を滑らせつつ、慎重に宇賀川へ降り立つと、やばい雰囲気を醸し出している渓谷が…。 花崗岩の巨石が累々としていて、ビビりながら下ると、両岸に渡された一本のザイルがある。 この先はどうらや滝で行けないようだ。 まさかこのザイルにつかまりながら渡渉しろと?😱 足下は、ものすごい勢いで流れる沢。 飛び石と言ってもどこに足を置いて良いのかわからない。 ザイルにつかまりながら、おっかなびっくり渡渉する。
藤原岳・御池岳 どこを渡ればいいの〜?
っていう渡渉が何度かあり、忍者のように、体を捻って渡ると、今度は梯子。
右側は、ドドドド〜っと瀑布の轟音が鳴り響いている。
ひーーーーーー😱
慎重に梯子を下る。
どこを渡ればいいの〜? っていう渡渉が何度かあり、忍者のように、体を捻って渡ると、今度は梯子。 右側は、ドドドド〜っと瀑布の轟音が鳴り響いている。 ひーーーーーー😱 慎重に梯子を下る。
藤原岳・御池岳 長尾滝
何段かになって流れ落ちる滝で最上段は見えにくい。
透き通るような水の色が綺麗🤩
この滝壺を渡渉するんだけど、足を濡らさないように渡渉するのがまた大変。
長尾滝 何段かになって流れ落ちる滝で最上段は見えにくい。 透き通るような水の色が綺麗🤩 この滝壺を渡渉するんだけど、足を濡らさないように渡渉するのがまた大変。
藤原岳・御池岳 ふう、やれやれと思ったら、どこをどう進めば良いのかわからない渡渉が出てくる。
支流を渡るみたいだけど、水量が多い。
ザイルが垂れ下がっている所を目指して渡ればいいのだろうか?
落ちたら流されて、シボウ確定なのでマジで怖い渡渉💦
渡ったら、ザイルで崖を登る。
ほぼクライミング状態。
今年1月に70歳の方が亡くなったのはこの辺りではなかろうか。
とにかく、危険な場所で、雨の日や日暮には絶対入ってはいけない場所。
登山の範疇を越えており、沢登りのジャンルになる。
ふう、やれやれと思ったら、どこをどう進めば良いのかわからない渡渉が出てくる。 支流を渡るみたいだけど、水量が多い。 ザイルが垂れ下がっている所を目指して渡ればいいのだろうか? 落ちたら流されて、シボウ確定なのでマジで怖い渡渉💦 渡ったら、ザイルで崖を登る。 ほぼクライミング状態。 今年1月に70歳の方が亡くなったのはこの辺りではなかろうか。 とにかく、危険な場所で、雨の日や日暮には絶対入ってはいけない場所。 登山の範疇を越えており、沢登りのジャンルになる。
藤原岳・御池岳 落ちたらドボン‼️
ひーーーーー😱
助けて〜。
マジでこんなとこ来なきゃ良かった。
落ちたらドボン‼️ ひーーーーー😱 助けて〜。 マジでこんなとこ来なきゃ良かった。
藤原岳・御池岳 崖登りをさせられると、すぐに崖下り。
道標もあるからびっくりだ。
関東なら危険過ぎて通行禁止になるような場所。

水量が多くて、どうやって渡ればいいのかわからない渡渉がいくつもあり、しばらく考え、足を濡らせながら渡る。😭
崖登りをさせられると、すぐに崖下り。 道標もあるからびっくりだ。 関東なら危険過ぎて通行禁止になるような場所。 水量が多くて、どうやって渡ればいいのかわからない渡渉がいくつもあり、しばらく考え、足を濡らせながら渡る。😭
藤原岳・御池岳 沢沿いを離れて登山道になると、ようやく恐怖から解放されるかと思いきや?
腐った木橋が出現。
真ん中の丸太数本が完全に腐っていて、両端の丸太に足を置いて進まないと行けない。
その両橋の丸太もたわんでかなり怖い😱
必死にザイルをつかみながら渡った。
これは廃道レベルなのでは?
沢沿いを離れて登山道になると、ようやく恐怖から解放されるかと思いきや? 腐った木橋が出現。 真ん中の丸太数本が完全に腐っていて、両端の丸太に足を置いて進まないと行けない。 その両橋の丸太もたわんでかなり怖い😱 必死にザイルをつかみながら渡った。 これは廃道レベルなのでは?
藤原岳・御池岳 五段になって落ちる五階滝

【竜ヶ岳由来】
支流の蛇谷は、竜ヶ岳の由来にも関係が深い。
池ヶ平の水を引き出してできた堂屋ヶ淵は、蛇谷と宇賀渓の出合付近にあるというからこの五階滝の滝壺が堂屋ヶ淵なのだろう。

蜘蛛が木に糸を掛けて引きずり込むのを樵が見て池ヶ平の竜が入ったものと信じた。
以降、日照りが続いて水不足になると、堂屋ヶ淵(どやの淵)に木を伐って投げ込んだ。
すると主がその木をだぶから流し出そうとして、雨を降らせるようになり、堂屋ヶ淵のある山を竜の住む山という意味で竜ヶ岳と呼ぶようになったという。
『大安町史』参照
五段になって落ちる五階滝 【竜ヶ岳由来】 支流の蛇谷は、竜ヶ岳の由来にも関係が深い。 池ヶ平の水を引き出してできた堂屋ヶ淵は、蛇谷と宇賀渓の出合付近にあるというからこの五階滝の滝壺が堂屋ヶ淵なのだろう。 蜘蛛が木に糸を掛けて引きずり込むのを樵が見て池ヶ平の竜が入ったものと信じた。 以降、日照りが続いて水不足になると、堂屋ヶ淵(どやの淵)に木を伐って投げ込んだ。 すると主がその木をだぶから流し出そうとして、雨を降らせるようになり、堂屋ヶ淵のある山を竜の住む山という意味で竜ヶ岳と呼ぶようになったという。 『大安町史』参照
藤原岳・御池岳 どうにか、金山尾根入口に着いてパンを食べる。
生きた心地がせず、帰りたくなって来たけど、竜になんとしても登りたい。
疲れたら途中で帰ることにして、トボトボと登り出す。
どうにか、金山尾根入口に着いてパンを食べる。 生きた心地がせず、帰りたくなって来たけど、竜になんとしても登りたい。 疲れたら途中で帰ることにして、トボトボと登り出す。
藤原岳・御池岳 標高が上がると広葉樹が増えて、新緑が眩しい。
展望が広がる場所でもパンを食べる。
標高が上がると広葉樹が増えて、新緑が眩しい。 展望が広がる場所でもパンを食べる。
藤原岳・御池岳 昨日の県境稜線に戻って来た。
昨日の県境稜線に戻って来た。
藤原岳・御池岳 均整のとれた竜ヶ岳。
美しすぎる〜✨
今からあそこに登ると思うとワクワクが止まらない。
均整のとれた竜ヶ岳。 美しすぎる〜✨ 今からあそこに登ると思うとワクワクが止まらない。
藤原岳・御池岳 何人もの人にすれ違いながら登って行くと、竜の山頂。
どこから人が湧いて出たのか?
すごい賑わいだ。
何人もの人にすれ違いながら登って行くと、竜の山頂。 どこから人が湧いて出たのか? すごい賑わいだ。
藤原岳・御池岳 鈴鹿セブンのうち3座目かな?
鈴鹿セブンのうち3座目かな?
藤原岳・御池岳 竜が飛び出したような雲。
人々のすぐ上に雲があるようにも見えて面白い。
人物をシルエットで撮るの好きなんだよね〜。
竜が飛び出したような雲。 人々のすぐ上に雲があるようにも見えて面白い。 人物をシルエットで撮るの好きなんだよね〜。
藤原岳・御池岳 竜の向こう側は、伸びやかな丘陵だった。
竜の向こう側は、伸びやかな丘陵だった。
藤原岳・御池岳 竜を振り返ると草原が広がっている。
なぜ木が生えないのか。
初めて見る光景に息が詰まる。
竜を振り返ると草原が広がっている。 なぜ木が生えないのか。 初めて見る光景に息が詰まる。
藤原岳・御池岳 天空の散歩道。
空が近いように感じる。
こんなところをおしゃべりしながら歩いたら楽しいだろうな。
天空の散歩道。 空が近いように感じる。 こんなところをおしゃべりしながら歩いたら楽しいだろうな。
藤原岳・御池岳 左に釈迦が見えている。
恐ろしく遠い…。
石榑峠へ向かって急下降が始まり、泥で滑りやすい場所もある。
左に釈迦が見えている。 恐ろしく遠い…。 石榑峠へ向かって急下降が始まり、泥で滑りやすい場所もある。
藤原岳・御池岳 藤原は、石灰岩だったが竜から花崗岩に変わった。
竜までは石灰岩地形だった気がするけど境界はどこだったのだろう?
重ね岩は、花崗岩が積み重なったものだった。
藤原は、石灰岩だったが竜から花崗岩に変わった。 竜までは石灰岩地形だった気がするけど境界はどこだったのだろう? 重ね岩は、花崗岩が積み重なったものだった。
藤原岳・御池岳 花崗岩の白ザレが多くなり、時々あしを滑らせる。
子供は、ザラザラの感触ではしゃいでおり、楽しそう。
花崗岩の白ザレが多くなり、時々あしを滑らせる。 子供は、ザラザラの感触ではしゃいでおり、楽しそう。
藤原岳・御池岳 石榑(いしぐれ)峠
グレは岩という意味のクラが転訛したもので、石や岩がゴロゴロしてるのが由来と思われる。

クラ→クレ→グレ

周囲に大岩は見当たらないので、重ね岩のことなのだろう。

この峠の下を弾丸列車や名鉄がトンネルを作る計画があったそうだ。
それだけ重要な峠だったのだろう。

水の流れるトイレがあって、駐車場もあるが台数は少なく、車で来た人が転回するのも大変そう。

通行規制のコンクリがどかんと置かれていて、さらに鎖が掛けられていて車は通れない。
三重県いなべ市の看板が境界を示している。

釈迦方面は、立入禁止の看板があり、登山者は、ガードレールを跨ぐ必要がある。
縁石に座ってパンを食べていると、地元の人がやって来た。

「うわあ、ここ通れると思ったのに通れないのかあ‼️」

自然と会話が始まった。

学生の頃は、西藤原〜藤原岳〜御在所岳〜鎌ヶ岳まで夜通し歩いたそうだ。

え?マジっすかすげ〜‼️

昔は健脚者がゴロゴロしていたのだ。
車がない不便な時代だからこそ、足腰が丈夫でたくさん歩いていた。
西藤原から鎌ヶ岳なんて日常的にハセツネやってるようなものだ。
いや、ハセツネ以上かも。

昔の人すごい🤩
かなわないな。
俺なんてまだまだじゃないか。
昨日は、竜の手前で根をあげて下ってしまった。
目の前にいる男性は、そこすら越えて、御在所の先まで行ったのだから、お口あんぐり…。
石榑(いしぐれ)峠 グレは岩という意味のクラが転訛したもので、石や岩がゴロゴロしてるのが由来と思われる。 クラ→クレ→グレ 周囲に大岩は見当たらないので、重ね岩のことなのだろう。 この峠の下を弾丸列車や名鉄がトンネルを作る計画があったそうだ。 それだけ重要な峠だったのだろう。 水の流れるトイレがあって、駐車場もあるが台数は少なく、車で来た人が転回するのも大変そう。 通行規制のコンクリがどかんと置かれていて、さらに鎖が掛けられていて車は通れない。 三重県いなべ市の看板が境界を示している。 釈迦方面は、立入禁止の看板があり、登山者は、ガードレールを跨ぐ必要がある。 縁石に座ってパンを食べていると、地元の人がやって来た。 「うわあ、ここ通れると思ったのに通れないのかあ‼️」 自然と会話が始まった。 学生の頃は、西藤原〜藤原岳〜御在所岳〜鎌ヶ岳まで夜通し歩いたそうだ。 え?マジっすかすげ〜‼️ 昔は健脚者がゴロゴロしていたのだ。 車がない不便な時代だからこそ、足腰が丈夫でたくさん歩いていた。 西藤原から鎌ヶ岳なんて日常的にハセツネやってるようなものだ。 いや、ハセツネ以上かも。 昔の人すごい🤩 かなわないな。 俺なんてまだまだじゃないか。 昨日は、竜の手前で根をあげて下ってしまった。 目の前にいる男性は、そこすら越えて、御在所の先まで行ったのだから、お口あんぐり…。
藤原岳・御池岳 釈迦に行けねーじゃん❗️
ってなったけど、みんなガードレールを跨いで行っている。
それでも、竜より人は少ない。
釈迦に行けねーじゃん❗️ ってなったけど、みんなガードレールを跨いで行っている。 それでも、竜より人は少ない。
藤原岳・御池岳 管理道路を上って行くと、NTTの無線中継所跡となる。
平地が広がり、良いテン場だ😆
錆びた電柱が、ここに施設があったことを物語る。
管理道路を上って行くと、NTTの無線中継所跡となる。 平地が広がり、良いテン場だ😆 錆びた電柱が、ここに施設があったことを物語る。
藤原岳・御池岳 釈迦の手前の三池岳までも、気の遠くなるような距離だ。
ほんとに行けるのだろうか?
振り返ると竜が屏風のよう。
さっきまであそこにいたのだから信じられない。
釈迦の手前の三池岳までも、気の遠くなるような距離だ。 ほんとに行けるのだろうか? 振り返ると竜が屏風のよう。 さっきまであそこにいたのだから信じられない。
藤原岳・御池岳 花崗岩の白ザレが多く、ジワリジワリと体力を奪われる。
花崗岩の白ザレが多く、ジワリジワリと体力を奪われる。
藤原岳・御池岳 いくつもコブを越えて、やっと三池岳が見えて来た。
いくつもコブを越えて、やっと三池岳が見えて来た。
藤原岳・御池岳 三池岳は、三つのピークから成っている。
三つ目に行く余裕はないけれど、お菊池という、この山の由来となった池があるらしい。
お菊池→御池→ミイケ→三池

三つのピークが由来じゃなかった💦

ここで豊橋に住んでいるという男性に出会い興奮してしまった。
豊橋在住なんて同郷みたいなもんじゃないか‼️

御在所から先は標高が低いけど、難所が続くという。
入道ヶ岳、銚子ヶ口はおすすめだという。
主稜線から外れているけど、これらの山はいつか絶対行きたい。
三池岳は、三つのピークから成っている。 三つ目に行く余裕はないけれど、お菊池という、この山の由来となった池があるらしい。 お菊池→御池→ミイケ→三池 三つのピークが由来じゃなかった💦 ここで豊橋に住んでいるという男性に出会い興奮してしまった。 豊橋在住なんて同郷みたいなもんじゃないか‼️ 御在所から先は標高が低いけど、難所が続くという。 入道ヶ岳、銚子ヶ口はおすすめだという。 主稜線から外れているけど、これらの山はいつか絶対行きたい。
藤原岳・御池岳 双耳峰の釈迦ヶ岳がやっと見えて来た。
かなり遠いけど、あそこまで歩いておかないと、御在所なんて行けない…。
双耳峰の釈迦ヶ岳がやっと見えて来た。 かなり遠いけど、あそこまで歩いておかないと、御在所なんて行けない…。
藤原岳・御池岳 白ザレの斜面を下って、三つのコブが並ぶ三池岳を振り返る。
白ザレの斜面を下って、三つのコブが並ぶ三池岳を振り返る。
藤原岳・御池岳 至る所で展望が広がり、高山の雰囲気。
何度も言うけど1000m前後の低山とは思えない‼️
釈迦がなかなか近づかない。
至る所で展望が広がり、高山の雰囲気。 何度も言うけど1000m前後の低山とは思えない‼️ 釈迦がなかなか近づかない。
藤原岳・御池岳 八風(はっぷう)峠

天日別命(あまのひわけのみこと)は、「戦を起こして汝を殺す」と申し、伊勢津彦は、怖れて「吾が国は、ことごとく天孫に献上して、吾は今夜【八風】を起し海の水を吹き波に乗り東に去りぬ
という『伊勢国風土記』の記述から八風峠と呼ばれるようになった。

陶器を持って通行すると必ず天候が荒れ、洪水が起きるという伝承もあり、陶器を持っていないことに安堵した。

かつて近江商人が越えた峠には、八風神社の祠と鳥居が残る。
峠というと、狭くて薄暗いイメージだが、こんなに解放的で明るい峠は珍しい。
八風(はっぷう)峠 天日別命(あまのひわけのみこと)は、「戦を起こして汝を殺す」と申し、伊勢津彦は、怖れて「吾が国は、ことごとく天孫に献上して、吾は今夜【八風】を起し海の水を吹き波に乗り東に去りぬ という『伊勢国風土記』の記述から八風峠と呼ばれるようになった。 陶器を持って通行すると必ず天候が荒れ、洪水が起きるという伝承もあり、陶器を持っていないことに安堵した。 かつて近江商人が越えた峠には、八風神社の祠と鳥居が残る。 峠というと、狭くて薄暗いイメージだが、こんなに解放的で明るい峠は珍しい。
藤原岳・御池岳 分岐からちょっと往復して北仙香山。
分岐からちょっと往復して北仙香山。
藤原岳・御池岳 名もない花崗岩の岩塊を見て進むと、ひと組のカップルとすれ違う。
あの岩に乗ってくれれば、面白写真撮れるんだけどなあ。
と念じていたら、岩の上に立ってくれた✨奇跡❗️
名もない花崗岩の岩塊を見て進むと、ひと組のカップルとすれ違う。 あの岩に乗ってくれれば、面白写真撮れるんだけどなあ。 と念じていたら、岩の上に立ってくれた✨奇跡❗️
藤原岳・御池岳 中峠
八風峠と南峠の中間にあって、峠らしからぬ風情。
中峠 八風峠と南峠の中間にあって、峠らしからぬ風情。
藤原岳・御池岳 北仙香山、三池岳を振り返る。
こんな感じの開放感あふれる景色が飽きるほど続く。
鈴鹿最高すぎ〜🤩
北仙香山、三池岳を振り返る。 こんな感じの開放感あふれる景色が飽きるほど続く。 鈴鹿最高すぎ〜🤩
藤原岳・御池岳 近くに名の由来となった仙香池がある仙香山。
展望は無く、写真を撮ったら通り過ぎるだけ。
仙人の香りが漂う池なんてなんとも神秘的。
近くに名の由来となった仙香池がある仙香山。 展望は無く、写真を撮ったら通り過ぎるだけ。 仙人の香りが漂う池なんてなんとも神秘的。
藤原岳・御池岳 降りて行くと南峠。
短い間に三つも峠があるのはなぜだろう?
降りて行くと南峠。 短い間に三つも峠があるのはなぜだろう?
藤原岳・御池岳 東側は、崖だが西側は穏やかで非対称。
だから東側の眺めは常に良い。
東側は、崖だが西側は穏やかで非対称。 だから東側の眺めは常に良い。
藤原岳・御池岳 仙香山と北仙香山が並ぶ。
仙香山と北仙香山が並ぶ。
藤原岳・御池岳 白テープの巻いてある所から段木という変わった山へ。
岩にぶつかったら左の谷目掛けて下ってトラバースして尾根に戻る。
相変わらず展望が良く大岩越しに三池岳が見える。
この大岩を越えると、ちょっと怖い下りがあり、岩や灌木につかまりながら下る。
白テープの巻いてある所から段木という変わった山へ。 岩にぶつかったら左の谷目掛けて下ってトラバースして尾根に戻る。 相変わらず展望が良く大岩越しに三池岳が見える。 この大岩を越えると、ちょっと怖い下りがあり、岩や灌木につかまりながら下る。
藤原岳・御池岳 樹林の中を急下降すると、視界が開けて白い三角の山が見えて来てあれが段木らしい。
段木はツダと読み、薪材🪵のことなのだそう。
思いっきり生活に密着した山名だった。
ってことは、頭陀ヶ平のズダも薪材のことかあ。
樹林の中を急下降すると、視界が開けて白い三角の山が見えて来てあれが段木らしい。 段木はツダと読み、薪材🪵のことなのだそう。 思いっきり生活に密着した山名だった。 ってことは、頭陀ヶ平のズダも薪材のことかあ。
藤原岳・御池岳 段木は、山中に取り残された砂山のよう。
段木は、山中に取り残された砂山のよう。
藤原岳・御池岳 真ん中の灌木に札がぶら下がっていた。
さあ戻ろう。
真ん中の灌木に札がぶら下がっていた。 さあ戻ろう。
藤原岳・御池岳 岩ヶ峰尾根分岐に、巾着をデポ。
疲労戦隊 限界ジャー😵
あまり体験したことのない疲労に襲われる。
しかし、釈迦はもう目の前だ。
ここで踏ん張らねば明後日後悔することになる。
重たい足を引きずって、ジワリジワリと登って行く。
なんでこんな疲れることやってんだろうな?

釈迦ヶ岳に着いた。
これ以上先へ進む体力はない。
西藤原から鎌へ1日で行った男性は、マジですごい‼️

ここもセブンマウンテンだった。
岩ヶ峰尾根分岐に、巾着をデポ。 疲労戦隊 限界ジャー😵 あまり体験したことのない疲労に襲われる。 しかし、釈迦はもう目の前だ。 ここで踏ん張らねば明後日後悔することになる。 重たい足を引きずって、ジワリジワリと登って行く。 なんでこんな疲れることやってんだろうな? 釈迦ヶ岳に着いた。 これ以上先へ進む体力はない。 西藤原から鎌へ1日で行った男性は、マジですごい‼️ ここもセブンマウンテンだった。
藤原岳・御池岳 分岐へ戻って、同僚おすすめのカニカマを食べる。
疲れていても喉越しは良く食べやすいが、量が少なく満腹感が得られない。
パッケージにフィッシュプロテインと書いてあり、これが運動に良い食品の理由だとわかった。
さつま揚げにも、含まれているのだろうか?
分岐へ戻って、同僚おすすめのカニカマを食べる。 疲れていても喉越しは良く食べやすいが、量が少なく満腹感が得られない。 パッケージにフィッシュプロテインと書いてあり、これが運動に良い食品の理由だとわかった。 さつま揚げにも、含まれているのだろうか?
藤原岳・御池岳 ロープのぶら下がる恐ろしい下りで、疲れ切った体に堪える。
いくつかコブを越えると尾根の名前になった岩ヶ峰があり、名の通り岩がゴロゴロした場所。
ロープのぶら下がる恐ろしい下りで、疲れ切った体に堪える。 いくつかコブを越えると尾根の名前になった岩ヶ峰があり、名の通り岩がゴロゴロした場所。
藤原岳・御池岳 見るからにヤバそうな場所を下る。
ゆっくり慎重に。
もう足を踏ん張る体力もないのだから。
見るからにヤバそうな場所を下る。 ゆっくり慎重に。 もう足を踏ん張る体力もないのだから。
藤原岳・御池岳 なんだこの岩の出っ張りは〜?
ここは、頭がぶつかって通れないのでしゃがんで通過。
足下は、崖なのでめっちゃ怖い。
なんだこの岩の出っ張りは〜? ここは、頭がぶつかって通れないのでしゃがんで通過。 足下は、崖なのでめっちゃ怖い。
藤原岳・御池岳 北山は、のどかな山だった。
ここでパンを食べる。
もう疲労困憊で、明日の釈迦〜御在所は諦めることにした。
午前中休んで午後から今日登れなかった福王山へ行くことにする。
いやーーーマジできっついわあ。
体力的には、奥穂を日帰りしているような感覚だ。

どうにか、明るいうちに八風キャンプ場の車道に降りることができた。
キャンプ場では子供達が楽しそうにはしゃいでいる。
たまには、ゆるキャンしたいなあ。😅
北山は、のどかな山だった。 ここでパンを食べる。 もう疲労困憊で、明日の釈迦〜御在所は諦めることにした。 午前中休んで午後から今日登れなかった福王山へ行くことにする。 いやーーーマジできっついわあ。 体力的には、奥穂を日帰りしているような感覚だ。 どうにか、明るいうちに八風キャンプ場の車道に降りることができた。 キャンプ場では子供達が楽しそうにはしゃいでいる。 たまには、ゆるキャンしたいなあ。😅
藤原岳・御池岳 帰り道、釈迦〜藤原の今回歩いた長大な尾根見えた。
残りの区間は、釈迦〜御在所だけだ。
GWのゴールに王手を掛けられたけど、体力はもうとっくに限界を過ぎて、惰性だけで歩いている。
もう家に帰りたい😭
帰り道、釈迦〜藤原の今回歩いた長大な尾根見えた。 残りの区間は、釈迦〜御在所だけだ。 GWのゴールに王手を掛けられたけど、体力はもうとっくに限界を過ぎて、惰性だけで歩いている。 もう家に帰りたい😭
藤原岳・御池岳 大混雑している中華料理屋、華鈴へ。
厨房では中国語が飛び交い、中国人が調理している本格中華だった。
大混雑している中華料理屋、華鈴へ。 厨房では中国語が飛び交い、中国人が調理している本格中華だった。
藤原岳・御池岳 天津飯は、卵に餡のみとシンプル。
幾層にもなる卵は、湯葉のようで、食感が良い。
天津飯は、卵に餡のみとシンプル。 幾層にもなる卵は、湯葉のようで、食感が良い。
藤原岳・御池岳 フォロワーさんにすすめられた疲労回復に良いというニラレバ単品。
レバーがトロトロでうまい。
料理人の腕の良し悪しがわかってしまう一品。
こんなにうまいニラレバは初めてだ。

両ヶ池でデポザックを回収すると、三里到着21:06と出た。
最終が21:04で間に合わない。
急いで走って、なんとか三岐線の最終に間に合った。
フォロワーさんにすすめられた疲労回復に良いというニラレバ単品。 レバーがトロトロでうまい。 料理人の腕の良し悪しがわかってしまう一品。 こんなにうまいニラレバは初めてだ。 両ヶ池でデポザックを回収すると、三里到着21:06と出た。 最終が21:04で間に合わない。 急いで走って、なんとか三岐線の最終に間に合った。
藤原岳・御池岳 四日市の鍵付個室は満室🈵のようなので、川越富洲原の快活にやって来た。
ブースしかないけど、横になれればなんでも良い。
四日市の鍵付個室は満室🈵のようなので、川越富洲原の快活にやって来た。 ブースしかないけど、横になれればなんでも良い。
藤原岳・御池岳 シャワー浴びたら、少しだけ元気が出て来た。
今日が一番きつかったように思う。
思い出すのは、西藤原から鎌まで1日で走破したという男性。
ほんとにすごいなと思う。
3日かけても辿り着かない俺はまだまだ修行が足りん✨
シャワー浴びたら、少しだけ元気が出て来た。 今日が一番きつかったように思う。 思い出すのは、西藤原から鎌まで1日で走破したという男性。 ほんとにすごいなと思う。 3日かけても辿り着かない俺はまだまだ修行が足りん✨
藤原岳・御池岳 夕食は、タルタル唐揚げ丼。
体が肉を欲している。
唐揚げも追加で頼んでしまった。

チャージしたら明日は福王山へ登って一泊し、翌日御在所を目指そうと思う。
あーーーーーつっかれた😵‍💫

最終日制作中✨
夕食は、タルタル唐揚げ丼。 体が肉を欲している。 唐揚げも追加で頼んでしまった。 チャージしたら明日は福王山へ登って一泊し、翌日御在所を目指そうと思う。 あーーーーーつっかれた😵‍💫 最終日制作中✨
藤原岳・御池岳 町の花・スイセンがデザインされたマンホール。
鍵穴が無いタイプも存在するらしい。

埼玉にも川越があるので妙な親近感がある。


熊襲われ話 青春編
✨どM覚醒✨ その16

ガイトは享年23歳。
あまりにも若すぎる死。
そのうち俺もそっちに行くからよ~。
さて、気を取り直して、再び1985年の中学二年に話が戻ります。

1985年

休み時間を終えて机に戻ると、なぜかカンペンケースが机の上に出ていた。
おかしいなあ?
ちゃんと中にしまったはずなのに…。
中を開けると、ススで黒く汚れていて、中敷のウレタンが熱で溶けていた。
そして、カンペンケースの中央が凹んでいて、誰かがゲンコツで押しつぶしたような感じ。
いったい誰がこんな嫌がらせを…?

おそらくライターでカンペンケースを炙ったのだろう。
なぜ学校にライターを持って来ているかというと、煙草を吸うためだ。
うちの学校はけっこうワルが多くて、トイレで煙草を吸っている生徒が何人もいた。
先生に見つからないよう、誰かが見張りに立っているのだ。
だから、誰かがトイレの前に立っていると、中で不良が煙草を吸っているのだなとすぐにわかった。
それこそ、休み時間にトイレで用足しをするのは、命がけだった。
喫煙中の不良にバッタリ遭遇したら命の保証は無い。

生徒からはバレバレだったのだが、先生は知ってか知らずか、見て見ぬ振りをしていたのか、注意する気配が無かった。

時々、非常ベルが鳴ることがあって、原因は誰かがイタズラで押したか、トイレの煙草の煙が報知器に感知されたかのどちらかだ。
あ~またか…。
というくらい日常茶飯事だった。

だから、おそらく僕のカンペンケースを炙った犯人は、不良のSに違いないとすぐに思い当たった。
男の嫉妬ほど恐く醜いものは無い。

他のヤツが自分よりモテてると嫉妬するし…。
他のヤツが自分より勉強ができると嫉妬する。
エトセトラエトセトラ…。
自分より優れているやつに嫉妬する。

ひがみかよ…。

僕は不良に目を付けられるほどモテていたのだ。
あんまり目立たないようにしていたのだけど…。
自分がモテないからって、俺のカンペンケースを炙るこたあないだろ?
あ~暗い暗い…。
陰険陰険!

別の日…。

いつものようにTMがノリを貸してくれというので貸してあげると、いつものようにクラスのほぼ全員を一回りする。
友達が怪訝な顔をしてノリを返すので、なんだろう?と思ったら、ノリがナイフでズタズタにされていて、中身が漏れ出して来ていた。
なんじゃこりゃ~?
帰りにすぐに新しいノリを買い直したけど、いったい誰がこんな嫌がらせを…?

ナイフなんて物騒なものを持って来ているのは、やっぱり不良のS以外には考えられなかった。
またひがみかよ~。

まあ、モテる男はしょうがないね。
腹を立てても、相手はナイフやライターを中学校に持ち込む不良だ。
下手をしたら、殺されかねないので、プラス思考で行くことにする。

その不良のSが授業中に突然…。

ハブハブハブ~♪と叫び出した。

いったい何事?

だけど、怖くて誰もSのことを見ることができない。
せいぜい、隣の友達とヒソヒソ話す程度しかできなかった。

つづく…。
町の花・スイセンがデザインされたマンホール。 鍵穴が無いタイプも存在するらしい。 埼玉にも川越があるので妙な親近感がある。 熊襲われ話 青春編 ✨どM覚醒✨ その16 ガイトは享年23歳。 あまりにも若すぎる死。 そのうち俺もそっちに行くからよ~。 さて、気を取り直して、再び1985年の中学二年に話が戻ります。 1985年 休み時間を終えて机に戻ると、なぜかカンペンケースが机の上に出ていた。 おかしいなあ? ちゃんと中にしまったはずなのに…。 中を開けると、ススで黒く汚れていて、中敷のウレタンが熱で溶けていた。 そして、カンペンケースの中央が凹んでいて、誰かがゲンコツで押しつぶしたような感じ。 いったい誰がこんな嫌がらせを…? おそらくライターでカンペンケースを炙ったのだろう。 なぜ学校にライターを持って来ているかというと、煙草を吸うためだ。 うちの学校はけっこうワルが多くて、トイレで煙草を吸っている生徒が何人もいた。 先生に見つからないよう、誰かが見張りに立っているのだ。 だから、誰かがトイレの前に立っていると、中で不良が煙草を吸っているのだなとすぐにわかった。 それこそ、休み時間にトイレで用足しをするのは、命がけだった。 喫煙中の不良にバッタリ遭遇したら命の保証は無い。 生徒からはバレバレだったのだが、先生は知ってか知らずか、見て見ぬ振りをしていたのか、注意する気配が無かった。 時々、非常ベルが鳴ることがあって、原因は誰かがイタズラで押したか、トイレの煙草の煙が報知器に感知されたかのどちらかだ。 あ~またか…。 というくらい日常茶飯事だった。 だから、おそらく僕のカンペンケースを炙った犯人は、不良のSに違いないとすぐに思い当たった。 男の嫉妬ほど恐く醜いものは無い。 他のヤツが自分よりモテてると嫉妬するし…。 他のヤツが自分より勉強ができると嫉妬する。 エトセトラエトセトラ…。 自分より優れているやつに嫉妬する。 ひがみかよ…。 僕は不良に目を付けられるほどモテていたのだ。 あんまり目立たないようにしていたのだけど…。 自分がモテないからって、俺のカンペンケースを炙るこたあないだろ? あ~暗い暗い…。 陰険陰険! 別の日…。 いつものようにTMがノリを貸してくれというので貸してあげると、いつものようにクラスのほぼ全員を一回りする。 友達が怪訝な顔をしてノリを返すので、なんだろう?と思ったら、ノリがナイフでズタズタにされていて、中身が漏れ出して来ていた。 なんじゃこりゃ~? 帰りにすぐに新しいノリを買い直したけど、いったい誰がこんな嫌がらせを…? ナイフなんて物騒なものを持って来ているのは、やっぱり不良のS以外には考えられなかった。 またひがみかよ~。 まあ、モテる男はしょうがないね。 腹を立てても、相手はナイフやライターを中学校に持ち込む不良だ。 下手をしたら、殺されかねないので、プラス思考で行くことにする。 その不良のSが授業中に突然…。 ハブハブハブ~♪と叫び出した。 いったい何事? だけど、怖くて誰もSのことを見ることができない。 せいぜい、隣の友達とヒソヒソ話す程度しかできなかった。 つづく…。

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