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南高尾セブンサミッツ★トレランの写真

2024.04.26(金) 12:30

高尾山のほうへ

この写真を含む活動日記

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15.1 km

1089 m

南高尾セブンサミッツ★トレラン

高尾山・陣馬山・景信山 (東京)

2024.04.26(金) 日帰り

南高尾セブンサミッツというルートがあると知り、距離的にもコース的にも良さそうなので、トレラントレーニングをすることに。 先々週、トレランイベントに参加し、これが記念すべきトレランひとり立ちデビューとなる。 高尾山口駅は金曜日と言うのにたくさんの人でごった返している。 様々な団体、いろんな世代の登山者、観光客etc... 特に小学生の団体が多くて、とても賑わっていた。 そんな賑やかな駅前のベンチでひとり、準備をして、コインロッカーに預け、日焼け止めを塗り、いよいよデビューとなるトレランシューズに足を入れる。 足首の外側の骨(腓骨)が当たるときがあってそれが不安だったのだが、足にシューズを慣らす必要もあるだろう。 イベントで習った通り、しっかりと強めに靴ひもを結び、走り始めた。 スタートしてすぐに道間違えて、でもすぐ軌道修正できてホッ。 ひとりだからコースは絶対に間違えられない。 走りたいけど細かくルートをチェックしないといけないのがもどかしくもあり。 南高尾エリアは登山者が比較的少なく、とても走りやすい。 登山者を見つけたらペースを落として歩き、存在を伝えるために挨拶。 そして追い越すときも必ず感謝の一言を告げることを徹底した。 イベントで、登山者にとってトレイルランナーは怖いと感じることがあると聞いて、出来る限りご迷惑をかけないように心がけた。 5月に出場するレースは13キロ3時間制限なので、クリア目標として定めていた。 なのである程度走らねばと思っていたけれど、すべてが思い通りに走れるわけではない。 すれ違う時は止まるし、写真だって撮りたいし、登山者の皆さんとの交流だってある。 タイムはあくまでも一つの目標として、まずはトレランを楽しむこと、ルールを守ること、無理をしないこと、を第一に考えて走った。 植物鑑賞されている方が多くて、わたしも足を止めてお花を撮影した。 登山者の方が「これは珍しいのよ」とか「龍の彫刻もあるよ」と教えてくれたり、「がんばってね」と声を掛けてくれたり、みんな優しかった。 正直、登りはほぼ歩いた。 下りの足運びが少しでも上達できるように意識したがまだ道のりは遠く。。。 もっとウサギとかシカみたいにリズミカルに軽やかに走り下りたい。 平坦&下りは出来るだけ走って、登りは歩く。 インターバルトレーニングのようだった。 気が付いたら13キロ過ぎていて、時間は3時間を切れていた。 本来であれば高尾山までメインのルートで行き1号路から戻るコースだが、あまりに人が多くて、走れないと思い、稲荷山ルートを選択。 だがこの選択は間違いだと後悔するハメに… 小学生の団体が目の前にズラ―――――っと。。。 とは言えそれを無理やり追い越すのはスマートではない。 ゆっくり進む腹積もりでいたが、先生が「左に寄りなさーい!」との掛け声。 即座に子どもたちの「左に寄ってくださーい」の合唱がスタート。 「先に行くねぇ、ありがとねぇ」「高尾山どうだったぁ?」と声をかけつつ、子どもたちの横を早足で進んでいった。 元気な子供たちにパワーをもらって、団体を過ぎた後、一気に駆け降りる。 しばらくはしっていると今度は、ひとりで歩く保育園児が。 前にも後ろにも保護者や先生らしき人が見当たらない… 気にかけているとその子に「早いね~」と声を掛けられる。 それからその子とふたり旅。 聞くと、前後にお友達と先生がいるらしい。 「なんでお水(ペットボトル)ふたつ持ってるの?」と聞かれたり 「お水ちゃんと飲んでる?」と聞き返したり。 めちゃめちゃ癒しの時間だった。 と、急にその子が猛スピードで駆け降りだして焦るわたし。 友達の元へ合流したかったのか、尋常じゃないペースで走り、あっという間に追いついた。 「トレランの才能あるよ!」とその子に言い残し、お別れした。 そして遂にケーブルカー乗り場に出てきた。 サロモンのショップの隣にクラフトビールのお店が出ていて、気が付くとビールを飲んでいた。 小腹も空いていたのでホッとドックとポテトも頼んで、今日の自分をねぎらう。 予定があったのでお風呂は我慢し、帰路へ。 とても充実したトレーニングとなった。 次は丹沢の予定。楽しみ。