四国歩き遍路逆打ち 40日目　　　　　　　　 (19番立江寺、18番恩山寺)

　今日は全国的に気温が高くなったが、徳島も25℃近くまで上がり、19,18番を打った後は徳島駅前の宿に向かって日陰の無い国道歩きが続き熱中症注意の１日だった。 　19番の手前には初めての遍路の時に買った“黄色い地図”や去年買った“みんなの遍路地図”に載っていない旧遍路道があるのを去年の順打ちの時に現地で知った。 　順打ちの出口(逆打ちの入口)も記憶に残っていたのでスムーズに入って行ったが、途中で道がなくなったのではないかと思うような場所もあり記憶力と判断力が試される謎解きパズルのようだった。 　“四国遍路を世界遺産にしよう”という活動のなかで色々な調査をしたり保存・活用や保護を進めている成果なのか、貝谷峠やいわや道のように最近歩けるようになった旧遍路道が増えているのはうれしい。 　何度歩いても新しい発見や出会いがあるのが遍路の楽しさ・面白さであり、遍路友達が言う「遍路に終わりはない」という言葉に共感する日になった。