活動データ
タイム
04:18
距離
10.9km
のぼり
864m
くだり
861m
活動詳細
すべて見る夏道がなく積雪期限定の荷鞍山。白尾山とともに、大清水への林道の除雪開通直後が狙い目と紹介されていた。白尾山はピークを踏んでいるので、未踏の荷鞍山にスキーで登る。計画では大清水のすぐ上のトマブドウ沢の左岸の尾根に取り付く予定だったが、雪がない!そこで1400m近くとなる柳沢出合まで行くことに。ここもだめだったら、諦めて尾瀬沼に行くしかないと考えていたが、柳沢出合からは、右岸の尾根に向けて雪はしっかりと繋がっていた。橋の手前から取り付き、沢形の地形を詰め、最後は右の尾根に乗って1600mの台地に出た。ここからはゆったりとダケカンバ優生の広い尾根を辿る。1900mのポコは直登せず、手前で右にトラバースしてコルに出て、最後は気持ちのいい稜線を100m登りピークへ。山頂では、やや木がうるさいものの、好天のもと、平ヶ岳、中ノ岳、巻機山、燧、至仏山、笠ヶ岳、上州武尊山、日光白根山、皇海山、赤城山などが望めた。山頂からの滑降は、あっという間だったが、適度な林間滑走となり、雪も表面が緩みかけたザラメで、楽しい滑りとなった。1600mの台地から滑る際に柳沢方面に降りてしまい、登路にとった沢形に戻るためにトラバースして尾根を乗っ越そうとしたが、雪不足の影響か尾根の上部に笹がでていて越せず、かなり下まで降りることとなった。総じて、林道の開通と残雪の際どい隙間だったが、誰にも会わない静かな山で、コンパクトに春の山スキーを楽しめた。
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