240410P/S 電車で行く二丈岳・女岳

2024.04.10(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 54
休憩時間
29
距離
14.7 km
のぼり / くだり
1148 / 1152 m
1 54
35
28
15
1 22
52

活動詳細

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今日は全国的に広い高気圧に覆われ雨の心配は皆無。気温が下がり12℃程度と肌寒いが山歩きには持って来いの好条件。以前雨で流れた定例山行のリベンジで糸島の二丈岳・女岳を歩いてみようと思い立つ。 予定コースは筑前深江駅から二丈岳を乗り越して真名子キャンプ場へ下り、女岳を乗り越して荒谷峠から真名子に戻る。更に二丈渓谷をゆらりんこ橋へ下り、一旦福寿台へ上り返して林道経由で大入駅を目指す。 深江駅近くのセブンイレブンで食糧を準備。大入駅近くには店がないので、深江駅スタートが多くなる。永いこと来なかったので登山口への道筋がややおぼろだが案内板が整備されているから問題なし。 林道を歩き始めてすぐ一台の軽車両に追い抜かれた。多分第三登山口へ行くのだろうと思いつつ、第一登山口から山道を辿り、林道横断を繰り返して第三登山口に着く。案の定先程の車がある。既に空車かと思いきや、若者が二人降りてくる。かなりゆっくりしてたらしい。 声をかけ汗を拭い水を一口、気を引き締めて上り口の急斜面に取り付く。元気一杯の若者二人も後に続く。途中で道を譲るべきかと思案しつつ先を急ぐ。暫く背中に聞こえていた話し声がいつの間にか途絶え、山頂の休憩中にも姿を見せることもなかった。どうしたのか気になる。 山頂に近づくと上から華やいだ声が降ってくる。山頂の大岩下にまだ微かに色香の残る女性が三人、楽しげに食事中。真名子に車を留めて来たと言う。気軽なハイキングを楽しんでるらしい。 食事を済ませ真名子への道を下り掛けると次々に登ってくる人に合う。込み合う前で良かった。 女岳の上りでも若者二人連れと行き交った。この頃になると大分足が重い。息継ぎに何度か立ち止まる。見覚えのある大岩が幾つか。山頂は間近い。 山頂の展望はない。梢の隙間に僅かに二丈岳の頭が見えるのみ。 荒谷峠から真名子に下る途中の山肌は一面丸坊主て見晴らしがよい。杉の伐採作業が今も進行中で下方の斜面ては新に植えられた若木か育ちつつある。広い草地となった斜面では若菜を摘む人の姿がチラホラ。長閑な春の風景だ。 真名子分岐で左するか右するか、迷いが生じた。分岐の角畑を耕す老女に何処へ行くのかと声をかけられた。ほぼ同じ年の頃、気さくな人柄に立話がはずむ。以前、前原の駅近くで洒落た店を出していて、今も住居は前原らしい。よく此処まで畑仕事に通うもんだと感心する。今日はジャガイモの植え付けだと。他愛ない話をする内に進路決定。二丈渓谷は止めて直接福寿台へ向かうことに。時には変わったルートもいいかも。 踏み切りの警報音が聞こえ、大入駅が見えた。既に電車が停まっている。IC カードはザックのポケット。タッチすべき機械はホームから遠い。手間取る眼前で電車は出て行く。ああ、無情!

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