活動データ
タイム
19:41
距離
19.8km
のぼり
1948m
くだり
1942m
活動詳細
すべて見るAJさん、soさんと、白馬主稜にチャレンジ。 もともとお二人で登る計画で3月からお天気待ち。いつか自分もという気持ちはあったけど、まずは仲間の成功を楽しみにしていた。 そしてやっとチャンスが来た! 週末の天気は安定していて、好条件で登れそうとわかり「一緒に登りませんか?」と嬉しいお声かけをいただく。AJさんは昨年ソロで登頂しており、この冬たくさん一緒に登ってもらっているので、わたしの雪山レベルを把握してくれている。 自分自身も白馬主稜のことはいろいろ調べていたので、迷いなく、同行させてもらうことにした。 白馬尻にテン泊して、翌日早朝から登る。 楽しく順調に登っていったが、2570mあたりで、ハイペースで追い越していった日帰りソロの男性(マコトさん)が引き返してきた。時間は10:30。雪が悪くとても登れる状態ではなかったとのこと。経験、体力とも自分より格段に上と一目で分かるような方だった。お話をきいて、登頂は難しいと判断。登ってきた急斜面をひたすらクライムダウンする長い下山となった。 朝2:00スタートの予定が、キリで真っ白だったので出発を遅らせ、4時前にスタート。歩き始めは雪面が固く、踏み抜きもほとんどなかったけど、日が昇るとどんどん気温が上昇し、雪が緩んでくる。 稜線に出ると、これまで見たことのない素晴らしい景色に息をのんだ。 雪壁の登り→短い下り→リッジ の連続で、うねうねの稜線を少しずつ標高上げていく。こんな楽しいルートは経験したことがない。ひとつの雪稜を登りきると新しい景色が開け、旅をしているようだった。 先行者のトレースがありがたかった。雪が緩んでくると、トレースがあっても踏み抜いたり、ずり落ちたり、気を遣うところもあった。三人でトップを交代しながら、わいわい楽しく登っていった。 予定通り登頂できるだろうと、楽観的な気持ちでいたので、前方に3名の方がクライムダウンして戻ってきているのを見て、びっくりした。 真っ白な最後の壁までもう少し。できれば取りつきまで行き、自分達で判断したいと思ったが、やはり撤退となれば、更に下山に時間がかかってしまう。とても残念だが、引き返すことにした。 早朝出発した日帰りの方(potchiさん)とテン泊2名の方が、かなり苦労して登頂されたとのこと、以降はみんな引き返した。(マコトさん以外に、私たち含む3パーティー) 下山中かなりの人数とスライド。ここをテントを担いで登る方たちがいることにびっくりした。白馬尻のテントの数も増えていた。日曜日のお天気もよさそう、みなさん無事登頂されたかな? はじめは、もし予定通りの時間にスタートしていたら登れただろうか、ということばかり考えていた。 そのうち、出発時間の判断、早出した場合のノートレースの可能性、それでも登れる体力や技術はあるか、など、計画は仲間にお任せしていた自分の未熟さに気がついた。登るスピードも足りていない。スタートライン立っただけで、核心部をまだ見てさえいない。 また三人で挑戦したい。次にチャンスがきたときには、みんなで白馬主稜を登りきれるようになっていたい。新たな目標ができました。 AJさん、soさんとの雪山シーズンは、これでほんとに終了✨ ありがとうございました。 少し寂しいけど、次は残雪期、そして夏山へ
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