白馬岳主稜 First try は撤退

2024.04.05(金) 2 DAYS

活動データ

タイム

19:41

距離

19.8km

のぼり

1948m

くだり

1942m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 28
休憩時間
18
距離
7.3 km
のぼり / くだり
734 / 48 m
DAY 2
合計時間
16 時間 13
休憩時間
5 時間 42
距離
12.4 km
のぼり / くだり
1212 / 1893 m
1 18

活動詳細

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AJさん、soさんと、白馬主稜にチャレンジ。 もともとお二人で登る計画で3月からお天気待ち。いつか自分もという気持ちはあったけど、まずは仲間の成功を楽しみにしていた。 そしてやっとチャンスが来た! 週末の天気は安定していて、好条件で登れそうとわかり「一緒に登りませんか?」と嬉しいお声かけをいただく。AJさんは昨年ソロで登頂しており、この冬たくさん一緒に登ってもらっているので、わたしの雪山レベルを把握してくれている。 自分自身も白馬主稜のことはいろいろ調べていたので、迷いなく、同行させてもらうことにした。 白馬尻にテン泊して、翌日早朝から登る。 楽しく順調に登っていったが、2570mあたりで、ハイペースで追い越していった日帰りソロの男性(マコトさん)が引き返してきた。時間は10:30。雪が悪くとても登れる状態ではなかったとのこと。経験、体力とも自分より格段に上と一目で分かるような方だった。お話をきいて、登頂は難しいと判断。登ってきた急斜面をひたすらクライムダウンする長い下山となった。 朝2:00スタートの予定が、キリで真っ白だったので出発を遅らせ、4時前にスタート。歩き始めは雪面が固く、踏み抜きもほとんどなかったけど、日が昇るとどんどん気温が上昇し、雪が緩んでくる。 稜線に出ると、これまで見たことのない素晴らしい景色に息をのんだ。 雪壁の登り→短い下り→リッジ の連続で、うねうねの稜線を少しずつ標高上げていく。こんな楽しいルートは経験したことがない。ひとつの雪稜を登りきると新しい景色が開け、旅をしているようだった。 先行者のトレースがありがたかった。雪が緩んでくると、トレースがあっても踏み抜いたり、ずり落ちたり、気を遣うところもあった。三人でトップを交代しながら、わいわい楽しく登っていった。 予定通り登頂できるだろうと、楽観的な気持ちでいたので、前方に3名の方がクライムダウンして戻ってきているのを見て、びっくりした。 真っ白な最後の壁までもう少し。できれば取りつきまで行き、自分達で判断したいと思ったが、やはり撤退となれば、更に下山に時間がかかってしまう。とても残念だが、引き返すことにした。 早朝出発した日帰りの方(potchiさん)とテン泊2名の方が、かなり苦労して登頂されたとのこと、以降はみんな引き返した。(マコトさん以外に、私たち含む3パーティー) 下山中かなりの人数とスライド。ここをテントを担いで登る方たちがいることにびっくりした。白馬尻のテントの数も増えていた。日曜日のお天気もよさそう、みなさん無事登頂されたかな? はじめは、もし予定通りの時間にスタートしていたら登れただろうか、ということばかり考えていた。 そのうち、出発時間の判断、早出した場合のノートレースの可能性、それでも登れる体力や技術はあるか、など、計画は仲間にお任せしていた自分の未熟さに気がついた。登るスピードも足りていない。スタートライン立っただけで、核心部をまだ見てさえいない。 また三人で挑戦したい。次にチャンスがきたときには、みんなで白馬主稜を登りきれるようになっていたい。新たな目標ができました。 AJさん、soさんとの雪山シーズンは、これでほんとに終了✨ ありがとうございました。 少し寂しいけど、次は残雪期、そして夏山へ

白馬岳・小蓮華山 AJさん、soさんと出発
AJさん、soさんと出発
白馬岳・小蓮華山 猿倉にはまだ入れません。林道は途中まで除雪ずみ
猿倉にはまだ入れません。林道は途中まで除雪ずみ
白馬岳・小蓮華山 林道開通に向けて除雪中
林道開通に向けて除雪中
白馬岳・小蓮華山 この先は雪。途中までの除雪に感謝
この先は雪。途中までの除雪に感謝
白馬岳・小蓮華山 猿倉荘に到着
猿倉荘に到着
白馬岳・小蓮華山 雲がとれて白い山が見えてきた。明日が楽しみだ
雲がとれて白い山が見えてきた。明日が楽しみだ
白馬岳・小蓮華山 渡渉
渡渉
白馬岳・小蓮華山 雪解けが進んでいる
雪解けが進んでいる
白馬岳・小蓮華山 真っ白な白馬大雪渓
明日はあそこを下りたい
真っ白な白馬大雪渓 明日はあそこを下りたい
白馬岳・小蓮華山 白馬尻の景色のよいところにテントを張る。
手前に二人組の方と鳥取からのお二人の2張りのみ。平日だからね…
白馬尻の景色のよいところにテントを張る。 手前に二人組の方と鳥取からのお二人の2張りのみ。平日だからね…
白馬岳・小蓮華山 夕方までガスはとれず
夕方までガスはとれず
白馬岳・小蓮華山 みんなで早めの夕ごはん
坦々鍋
豚肉そぼろ、豆腐、白菜、チンゲン菜、ネギ、えのき、しめじ、すりゴマ、ワンタン、〆は中華麺
デザートはカルディの珈琲杏仁豆腐
みんなで早めの夕ごはん 坦々鍋 豚肉そぼろ、豆腐、白菜、チンゲン菜、ネギ、えのき、しめじ、すりゴマ、ワンタン、〆は中華麺 デザートはカルディの珈琲杏仁豆腐
白馬岳・小蓮華山 二日目の朝
2:00過ぎにスタート予定だったけど、濃いキリで視界がないためスタートを遅らす
二日目の朝 2:00過ぎにスタート予定だったけど、濃いキリで視界がないためスタートを遅らす
白馬岳・小蓮華山 先行者のヘッデンが光っている
先行者のヘッデンが光っている
白馬岳・小蓮華山 明るくなってきた
明るくなってきた
白馬岳・小蓮華山 ソロの方がハイスピードで登ってこられる(マコトさん)
ソロの方がハイスピードで登ってこられる(マコトさん)
白馬岳・小蓮華山 間もなく日の出
間もなく日の出
白馬岳・小蓮華山 稜線手前で日の出
稜線手前で日の出
白馬岳・小蓮華山 雲海の朝
雲海の朝
白馬岳・小蓮華山 雲海を背に登る
雲海を背に登る
白馬岳・小蓮華山 稜線に出た
稜線に出た
白馬岳・小蓮華山 小蓮華山
小蓮華山
白馬岳・小蓮華山 トレースをたどる
トレースをたどる
白馬岳・小蓮華山 先行しま~す
先行しま~す
白馬岳・小蓮華山 お仲間さんがかっこいいので、写真撮らずにいられない
お仲間さんがかっこいいので、写真撮らずにいられない
白馬岳・小蓮華山 杓子岳
杓子岳
白馬岳・小蓮華山 目指す白馬
目指す白馬
白馬岳・小蓮華山 楽しいですね
楽しいですね
白馬岳・小蓮華山 にやにやしっぱなし
にやにやしっぱなし
白馬岳・小蓮華山 どうしてこんな美しいラインになるんだろ
どうしてこんな美しいラインになるんだろ
白馬岳・小蓮華山 のぼって
のぼって
白馬岳・小蓮華山 くだって
くだって
白馬岳・小蓮華山 のぼって
のぼって
白馬岳・小蓮華山 のぼって
のぼって
白馬岳・小蓮華山 くだって
くだって
白馬岳・小蓮華山 ずーっと楽しい
ずーっと楽しい
白馬岳・小蓮華山 この曲線たまらない
この曲線たまらない
白馬岳・小蓮華山 左側が崩れそう
こわっ…
左側が崩れそう こわっ…
白馬岳・小蓮華山 うねうねをのぼる
うねうねをのぼる
白馬岳・小蓮華山 カメラマンsoさん
カメラマンsoさん
白馬岳・小蓮華山 後続の三人パーティーが見える
後続の三人パーティーが見える
白馬岳・小蓮華山 マコトさん、情報ありがとうございます。鳥取からのお二人も一緒に。悔しいけどここで撤退
マコトさん、情報ありがとうございます。鳥取からのお二人も一緒に。悔しいけどここで撤退
白馬岳・小蓮華山 たどりつけなかった雪壁と山頂
たどりつけなかった雪壁と山頂
白馬岳・小蓮華山 山頂に立つには
雪庇を越えなければいけない
山頂に立つには 雪庇を越えなければいけない
白馬岳・小蓮華山 下山はクライムダウンの連続
何回あるかわからないけど、確実にこなしていけばいつかは下山できるから、とにかく慎重に
下山はクライムダウンの連続 何回あるかわからないけど、確実にこなしていけばいつかは下山できるから、とにかく慎重に
白馬岳・小蓮華山 クライムダウン
クライムダウン
白馬岳・小蓮華山 クライムダウン
クライムダウン
白馬岳・小蓮華山 長いけど…
クライムダウン
長いけど… クライムダウン
白馬岳・小蓮華山 岩を左に巻く悪いところ
岩を左に巻く悪いところ
白馬岳・小蓮華山 ロープで確保してもらったので安心して通過できた
ロープで確保してもらったので安心して通過できた
白馬岳・小蓮華山 歩いたときに斜面に転がった小さな雪の塊が雪崩を引き起こしていた
歩いたときに斜面に転がった小さな雪の塊が雪崩を引き起こしていた
白馬岳・小蓮華山 まだまだクライムダウン
落石の音が度々聞こえる
まだまだクライムダウン 落石の音が度々聞こえる
白馬岳・小蓮華山 やっとテントが見えた
もう少し
やっとテントが見えた もう少し
白馬岳・小蓮華山 最後油断して、前向きで下りていたら、腐った雪でアイゼン効かずプチ滑落。下半身が埋まり、動けない。時間をかけてピッケルで自分を掘り出す。
soさんも穴に落ちかけ、とっさに枝を掴んで難を逃れたそう
最後油断して、前向きで下りていたら、腐った雪でアイゼン効かずプチ滑落。下半身が埋まり、動けない。時間をかけてピッケルで自分を掘り出す。 soさんも穴に落ちかけ、とっさに枝を掴んで難を逃れたそう
白馬岳・小蓮華山 長かったけど無事に戻ってこれました
長かったけど無事に戻ってこれました
白馬岳・小蓮華山 急いでテント撤収して下山、また来ます。次は登頂して大雪渓から下りたい
急いでテント撤収して下山、また来ます。次は登頂して大雪渓から下りたい

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