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祖母山〜雨の中行ってしまった😨↗️神原(泊9合目避難小屋)↘️一の鳥居~の写真

2024.04.03(水) 11:38

神原登山口トイレもあります。

この写真を含む活動日記

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11.8 km

1256 m

祖母山〜雨の中行ってしまった😨↗️神原(泊9合目避難小屋)↘️一の鳥居~

祖母山 (大分, 熊本, 宮崎)

2024.04.03(水) 2 DAYS

九州の山友と祖母山の北谷から登り、9合目避難小屋で泊まり風吹コースで下山する周回コースを計画。しかーし、10日前からその日は雨予報、近づいてきたら変わるかもー😊と安易に考えていましたが、近づいてきても雨予報は変わらない😨愛知から行くために予約した飛行機はキャンセルしたら全額戻ってこない。ならば、とりあえず行き、雨なら違う山?観光?にすればいいかなーと気楽に考え、具体案(代替案)を考えていなかったことが、そもそも(①反省)するべきでした。 福岡空港に山友に迎えに来てもらい、博多ラーメン🍜を食べ、祖母山前泊の大分竹田市にある山ビジネスホテルの宿に泊まる。ガイドさんに相談すると『コースを神原か一の鳥居にかえて行けば雨でも大丈夫!避難小屋に泊まる計画なら行動時間も少ないし慌てなくてゆっくり登れば大丈夫だからー』とアドバイスがあり、もともと行きたいという気持ちが前提なので、コースをかえて、山行決定!もともと行きたい前提(②反省) 朝はのんびり準備、道の駅、コンビニで食材などを仕入れ、神原登山口まで山友の車🚙最後の1㌔は狭い道、しかしそれまではすれ違いもできる広い道✌登山口から雨の準備、トイレも済ませバッチリ。 登りはじめは小雨、樹林帯でほとんど雨は感じず『幻想的ー😊』とウキウキ。5合目避難小屋(登山口から約30分)に着き休憩している時、激しい雨音に驚き、「うわー本格的な雨だー」と言いながらも中止という選択肢はなく、ぬれないようにしっかり準備。雨が少し弱まったタイミングで5合目避難小屋出発!渡渉を何度も繰り返し「渡渉でーす!」と楽しみながら進む。ただ、あれ?こんなに渡渉あるんだーと少し不安を感じるが、進む。そしてついに、「これは無理じゃない⁈」という渡渉がーーー😨周辺をウロウロほかに進めるルートはないか探すこと数分?大きな石を水の中に投げて足場を作ろうと奮闘するが、大きな石だと重く考えた場所に投げ入れられず、跳ね返りの水を浴びてしまう始末。小さな石では、川に沈み足場にならず。「あきらめようよー」「そうしますかー」「えーでも、もう1回探してもいいですかー」などとやり取り。そしてついに計画外の裸足で進むことを選択し、渡る。やり遂げたーーー😊という気持ちと裏腹に中止ではなく、進むという選択肢の方が私たちには強すぎたことを振り返る(③反省) 樹林帯で雨は降っているもののそんなにうっとうしい感じもなく、進む。避難小屋泊が楽しみで食材を無計画(④反省)に詰め込んだのと水が心配だったのでお互い2L持ちザックの重量は私たちの経験上史上最高になっており、急登ということもあり予定より時間がかかってしまった。 時間がかかるということは、ゴアテックスでもフードをかぶったりやめたりのタイミングやゲーターとレインパンツ(レインパンツは確実に靴の外にしておくべきだったー(⑤反省)のほんの隙間から雨が少しずつ伝い入ってきていたのか9合目避難小屋に着いた時には、靴の中もぬれ、そしてなぜかパンツまでびちょぬれ😨あわてて、念のために持ってきた着替えで全身着替え、低体温症にはならず(①ベストチョイス)、体の中から熱量をーと、肉、野菜を焼いてパクパク食べ元気復活(②ベストチョイス)。肉は美味しいが、多すぎて食べきれない。アルファ米もやってみるが、硬い箇所と柔らかい箇所とムラになり簡単なようで難しい。多少失敗しても食べられ、体が温まりやすい鍋の方が良かったかもねー(⑥反省)9合目避難小屋は電気、毛布もあり、暖炉や薪もある。しかし、暖炉の使い方を学んで来なかったので、つけられなかったが、室内は10℃あり、そんなに寒くなかった。お互い疲れていたので、すぐに寝るが、夜中に目が覚めてからが、下山のことを考えると不安で眠れなくなってしまった。電波はつながったようでもダメで天気の情報が得られず、外の豪雨の音と雷の音でますます不安に…。相談し、相手がいることは勇気にもなるが、配慮や遠慮にもつながると思い「もしソロだったら、どうする?」と。たった一人でこの局面を乗り切るためには、どうするかを考え伝え合う。下山計画の神原は、最後の方の渡渉ができない場合はもう一度分岐の国観峠まで登って戻り、そして一の鳥居に行くことになる。ただ、一の鳥居からの足がないのが難点。しかし、一の鳥居は渡渉はまったくなく、距離はあるかもしれないが岩、はしごもなくそちらの方が安全(③ベストチョイス)なら、明日は一の鳥居に下山し、下山後林道なら5キロでも歩けるだろう、そして電波がつながった時にタクシーにお願いしようということで一致し、少し不安は減り仮眠できた。 翌朝は、ガスガスで小雨。しっかり食べ、温かい飲み物を準備し、なんとか乾いた登山服に着替え、ぬれたままの靴を履き、出発。川のようになった登山道を歩き、山頂により一の鳥居を目指し下山。お互い無事に下山するという強い気持ち(④ベストチョイス)で、時に思い出し笑い(⑤ベストチョイス)し、時に花に感動(⑥ベストチョイス)し、時に道を確認(⑦ベストチョイス)して進む。 登山口まで無事下山しタクシーをお願いしてホッとしながらタクシーが来てくれる県道まで歩いている途中、奇跡が、奇跡がーー。1台の車が後ろからやってきて止まり「どこまで行くの?」と声をかけてくださったのです。かくかくしかじか…と話をするとその方は、東北から車であちこちの山を登るために来ており、その途中で、祖母山どうしようかーと登山口まで様子を見にきて、もっと天気が良い時にしようと早々に帰ってきた途中だったということで、車がある神原登山口まで乗っけてくださるということに😊奇跡?神様?なんということでしょうーー😊若い頃から登山されているというその方は百名山も登られたということで、山話を楽しみながら送っていただきました。ありがとうございました。私もどこかで、なにかで困った方がみえたら躊躇せずに声をかけたいなーと思った瞬間でした。 お疲れさまでした。 反省をいかし、雨の時は慎重で中止を前提という判断をしたいと考えを改める山になりました。