電車で谷川岳 肩の小屋で撤退

2024.03.28(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 40
休憩時間
11
距離
3.4 km
のぼり / くだり
321 / 683 m

活動詳細

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雪の山々を見に電車で谷川岳へ。途中からガスガスでホワイトアウトの中、肩の小屋で、撤退してきました。 帰りに、前回の谷川岳のレポのコメントで教えて頂いた、上牧の風和の湯(4月から水木休み)で体と心を癒してきました。 #yamapがバグって軌跡が途中からになってます。端末再起動で、治りました。9:48出発で、肩の小屋まで1:40、帰り1:00 サマリー 1.曇り予報で、北に行くほど天気が良かったので、谷川岳を選択しましたが、初の撤退になりました。 2.ホワイトアウトの中、トレースを探しながら肩の小屋まで行きました。肩の小屋で装備を強化してトマの耳を目指そうとしたところ、風が強くトレースも消えていたので、撤退しました。 3.帰りにロープウェイで一緒になった北アルプス大好きお姉さんと山話を沢山させてもらいました。だいぶ心が晴れました。 詳細 1.一週間前に休みを決め、仕事やら、歯医者の予約やら、いろいろ調整。先週日曜日までは、水木は晴天予報でしたが、徐々に天気の崩れが前倒しになり、木曜日は曇り雨の予報になりました。晴れてるのは、福島県よりも北で、ちょっと日帰りでは難しかった。 第一候補 日光白根山(スキーバス利用) 第二候補 木曽駒ヶ岳 第三候補 谷川岳 で検討。 日光白根山(スキーバス利用)は、春休みで早々に満員。木曽駒ヶ岳は、絶対晴れの日に登りたいため除外。 谷川岳の雪山は、3回行っているが、曇りでも、景色は素晴らしい。yamapで教えてもらった風和の湯にも行ってみたかったので、選択。 朝の電車の中で、浅間山がキレイに見えていたので、浅間山にしておけば良かったかなと思いましたが、群馬県の北に行くほど雲は薄くなっていたので谷川岳で景色が見れることを期待してました。 しかし、土合駅からロープウェイに向かう途中に見える白毛門がガスガスなのを見て、選択ミスかなと思いました。もしかしたら、ガスガスの上は景色が見えるのではないかと淡い期待を持ちながら登りましたが、やっぱりダメでした。 2.熊穴沢避難小屋から天狗の留まり場の中間くらいから、ガスガスになり、トレースを追いながら登りました。天狗の留まり場で、ほぼ先頭になりました。天狗の留まり場から先、一時的にトレースが消えており、皆さん先に進むのを躊躇していた様子でした。すでに3回、雪の谷川岳を登ったことがあること。迷ったら自分のトレースを追えば帰れること。雪は降っておらず、風もトレースを消すほどではないことから、先に進むことにしました。少し進むと、スノーシューとストックのうっすらしたトレースが現れ、そのトレースを追って登りました。ガスの中、真っ白の雪のトレースは、非常に追いづらく、時折見失いました。雪の表面の違和感を追ったり、有志で立てられた旗を頼りになんとか登り続けました。スノーシューの跡は、あまりトレースできず、ストックの跡の方が手がかりになりました。 肩の小屋付近からトレースが明確になり、雪も凍ってきました。肩の小屋は、ガスの中、ぼやっと現れ、最初気づきませんでした。 前回12月に肩の小屋からオキの耳まで、強風にさらされ寒かったので、肩の小屋で装備を整えることにしました。バラクラバとゴーグル、手袋はヒマラヤングラブにオーバーグローブを追加。 肩の小屋から、トマの耳を目指しました。ちょうど、天狗の留まり場で、すれ違ったパーティーが登って来るところでした。 いつもトマの耳への道がある付近を探しますが明確なトレースを見つけられず、また稜線の風が、いっそう強く吹いてきました。 ここで、撤退を決定。自分の実力では無理と、すぐに判断できました。 もしかしたら、団体さんを待って、後を追えば行けるかもと一瞬考えましたが、トマの耳に到着しても、景色が見えないし得るものはないと判断できました。 肩の小屋を見つけられず、薄いトレースを追い続けていれば、トマの耳に行けたかもしれませんが、それはそれで怖い状況(周り全く見えていない)でした。 帰りは、多くの人がトレースを付けてくれていたので、苦労せず、下れました。 3.途中撤退により、予定よりも2時間近く下山が早くになり、時間の合う交通手段がなく、暇になりました。ちょうど、同じ境遇のお姉さんがいらっしゃって、山の話をしました。北アルプス推しで、裏銀座縦走を勧められました。私よりも、沢山山に登っていて、フットワークも軽くて、羨ましく感じました。結局、帰りのバスの中まで話して、途中撤退の嫌な感じの心が晴れました。 人が多いと、なかなか他人と話ませんが、特殊な状況や人が少ない状況では話をする傾向があります。 4.教えてもらった風和の湯は、とても良かったです。 良かった点  1.駅から近い 上牧駅から5分以内   (今回は、バスで上牧駅まで移動し、帰りはJR)  2.内風呂は広く、洗い場も多い  3.風呂場の棚の下段が大きく、ザックなど入れられる  4.ロッカーの料金など余計なコストがかからない  注意点  1.露天風呂があるが、狭い。定員2名?  一人入っていたら、入るの躊躇するレベル。今日は、おじいさんがずっと入っていて、入れなかった(勇気がなかった)。  2.食事とか、お土産とかはない。お菓子とコカ・コーラの自販機(Cokeon対応だが、icカード決済未対応)あり  3.4月から従来の水曜日定休に加えて、木曜日も休みとのこと。来週だったら、休みだった。危ない。 5.交通手段 谷川岳ロープウェイまでは、道に雪もなく、ノーマルタイヤで行ける状況でした。事前にわからなかったので、今回は電車にしました。仕事で疲れていたので、運転しなくていいのは楽でした。新幹線は使わないので、時間は掛かりますが。

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 行く前のイメージ。12月下旬に行ったときのもの。
行く前のイメージ。12月下旬に行ったときのもの。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 遠くに浅間山が見えましたが、写真ではほぼわからない。八高線からも、水上線からも見えました。
遠くに浅間山が見えましたが、写真ではほぼわからない。八高線からも、水上線からも見えました。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 土合駅の階段。毎回ウォーミングアップで、汗をかく。
土合駅の階段。毎回ウォーミングアップで、汗をかく。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 土合駅入り口。土合駅は、icカード使えないので、水上駅か、高崎駅で、一度icカードで、出ています。JRだけだったら、最初から紙の切符でok。私鉄乗り継ぎなので、一度出てます。
土合駅入り口。土合駅は、icカード使えないので、水上駅か、高崎駅で、一度icカードで、出ています。JRだけだったら、最初から紙の切符でok。私鉄乗り継ぎなので、一度出てます。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 天気の悪い平日は、がらがら
天気の悪い平日は、がらがら
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門は、雲の中。
白毛門は、雲の中。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 オキ、トマも見えず。
オキ、トマも見えず。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 1600メートル以上は、ガスガス
1600メートル以上は、ガスガス
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 まだ、景色か見える
まだ、景色か見える
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 熊穴沢の避難小屋。12月下旬は、ぜんぜん埋まってなかったが、積雪は増えました。毎年、完全に埋まっているので、ぜんぜん少ないですが。
熊穴沢の避難小屋。12月下旬は、ぜんぜん埋まってなかったが、積雪は増えました。毎年、完全に埋まっているので、ぜんぜん少ないですが。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ガスの中。
ガスの中。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 肩の小屋入り口から、鐘。
肩の小屋入り口から、鐘。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 一応、肩の小屋まで来た証拠。
馬蹄型、主脈縦走の時にお世話になりました。
一応、肩の小屋まで来た証拠。 馬蹄型、主脈縦走の時にお世話になりました。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 霧氷。風で氷が飛んで来る。当たるといたい。
霧氷。風で氷が飛んで来る。当たるといたい。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ガスを抜けると、こんな感じ。
ガスを抜けると、こんな感じ。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 赤城山もダメっぽい。
赤城山もダメっぽい。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 群馬ちゃん。子どもが、一時的に気に入っています。
群馬ちゃん。子どもが、一時的に気に入っています。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 カップヌードル食べるタイミングがなかったので、ロープウェイ駅の外で。さすがに中ではダメと言われました。
カップヌードル食べるタイミングがなかったので、ロープウェイ駅の外で。さすがに中ではダメと言われました。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 お土産。ザ、温泉饅頭。こういうのが、いい。
お土産。ザ、温泉饅頭。こういうのが、いい。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 上牧駅近くの風和の湯。
上牧駅近くの風和の湯。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 木曜日も、休みになるので注意。
木曜日も、休みになるので注意。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 上牧駅近くで、梅が、咲いてました。
上牧駅近くで、梅が、咲いてました。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 上牧駅。
上牧駅。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 帰りも、ガスはとれてませんでした。
帰りも、ガスはとれてませんでした。

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