活動データ
タイム
03:28
距離
13.6km
のぼり
387m
くだり
284m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今日から第三章をスタートする。 とは言っても今日、明日は38番に向けての歩きに終始する一日で、明後日の昼にやっと足摺岬の先端にある金剛福寺に到達する予定である。 香川、愛媛は毎日札所もしくは別格を1つ以上(多い時は7つも)打っていたが、高知県に入ってからは歩くだけの日が半分近くある。修行の道場と言われる所以である。 サンライズ瀬戸、南風1号、あしずり1号を乗り継ぎ16時間かけてお昼12時に土佐くろしお鉄道平田駅に到着。 駅近くのレストランで昼食をと思ったが、満席で4組待ちだったので向かいのコンビニで弁当を買って駅の待合室で済ませることに。 遍路中は朝晩はしっかり食べるが昼食は簡単に済ますことが常なのでどんな形でもお腹に入ればかまわない。 札所打ちは無いものの白衣、輪袈裟、菅笠、金剛杖をバッグから取り出し遍路モードのスイッチを入れて今日の宿である三原村の農家民宿に向かって歩きを開始。 昨日の雨も上がり陽射しが強い好天のもとでの土佐路遍路スタートになった。 38番と39番を結ぶルートは古くからたくさんあり、今でも遍路地図には6ルート載っている。 初回は大岐の浜から足摺岬を時計周りに一周する打戻リをして下ノ加江から三原村を抜けて39番へ向かい、去年は38番を打ったあと土佐清水から海岸線に沿って北上し月山神社を経由して39番に向かう大月ルートを歩いたが、今回は三原村から土佐清水に向かう「今ノ山ルート」を歩いてみることにした。 名前の通り山越えの標高差があるルートでほとんど歩く人がいないマイナーなルートだが遍路道の一つなので、それもよかろうという気持ちで決めた次第である。 今日は昼からのスタートなので、打戻りルートと今ノ山ルートの分岐点近くの民宿までとなる。 明日からのロングウォークを前にして初日の足慣らしとしては良い距離だったと思う。 スタート地点の宿毛市は日本気象協会の全国83箇所の観測地点のうち3月12日に今年最初のソメイヨシノ開花宣言が出されたが、高知市内を歩く頃には満開の花の下での遍路になるのではと楽しみだ。
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