活動データ
タイム
13:16
距離
15.5km
のぼり
2102m
くだり
2105m
活動詳細
すべて見る甲斐駒ヶ岳に初めて登ったのは去年の夏、北沢峠からのピストンであった。 何度も登りたくなるようなお気に入りの山があるわけではなく、他に登る山がないほど経験豊富なわけでもない。 同じ山に2度登るよりは未踏の山に登りたい。それがワタクシの希望なのであります。 ただし、特別な理由がない限りにおいて、ということを付け加えておきましょう。 今回は、 違う季節(冬山)、違うルート、経験のないジャンル(日帰り雪山ロング(or中距離?)になるかな?)、ヤマップ始める以前に登った山、天気や日程的な問題、 という特別な条件によって、「登ってもいいよ~」とお許しが出たので行って参った次第であります。 だがしかし、「そんなに甘くなかっただろ~」という結果に終わったのであります。 つまり、甲斐駒ヶ岳登頂ならず、であります。 下山中、悔しくて泣きながら考えたことを覚え書きとして記しておきます、であります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 主観的な要因 見通しが甘かった。先輩方の日記を調べて出発時間を決めたのだが… 冬期黒戸尾根というのはなかなかに手強いらしく、これに手を出すのは猛者ばかりなのかもしれない。そんな彼らと同じ時刻に出発しようとしたのが甘かった。 そして単純体力勝負かと思っていたが、そうではなかった。 客観的な要因 (ベテランさんや関係筋の方から教えていただいたこと) ・例年に比べ、今日は雪が多い(暖冬と言われているがそうだったのか…) ・雪がグズグズ(ベロベロだったかな?) ・雪が腐っている(表現が巧み) ・よって、アイゼンもピッケルも効きにくく踏ん張れない(湿っているというのか、初めての雪質だった) ・気温が高く、雪崩の危険大(気温が高いのはむしろ好条件だと思っていた) ・山頂アタックは気温の低い早朝が吉(一泊チャレンジがオススメとのこと、まあ日帰りよりはたしかにね) ・トレースがない(踏み抜き多く大変と懸念されていたが、ワタクシにとってはそもそもどこを歩いていいのか分からない…ん?同じことか?) ・小屋から上はワカンがあるとよい、スノーシューよりも軽く、急登向きのワカンがよいそうだ(ワカンは持っていない、スノーシューは車に置いてきてしまっていた) 前向きな意見として、 ・道(トレース)がしっかりあれば楽勝だよ♪ という言葉に励まされた。 そう、夏でも冬でも、条件次第では天国にも地獄にもなるのであろう。 でもね、達人の方々ともなると、道がなくても自分で切り開いて進むんだろうね。 今まで最短距離でサクッと登頂主義だったけど、達人の域を目指してみようかと欲も出てきている一方、そこまで山に懸けることねーよなーと思う自分もいるのであります。 今回はとても実りの多い1日となりました🤗 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上を踏まえ、打倒『冬期黒戸尾根』のためのトレーニングメニューを下記に記しておく。 真似してもよいよ🤗 『伊勢山グレイシー』 瞬発力、下りのスピードアップ、成功体験を積み重ね自信をつける 『江ノ島ノゲイラ』 不屈のスタミナを 『鎌倉ほにゃにゃら』(メニュー名募集中) 座禅による集中力、ルートファインディングに必要な心の目、天気や雪質を読む力を養う 『近所にチョコザップ開店、入会しちゃう?』 セルフ脱毛ができる この4本柱のもと、精進する次第であります。 雪山通って経験積めよ、という意見もありますが、所詮は他人の言葉。 最後に信じるのは、自分だ。 では✋
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