活動データ
タイム
18:19
距離
25.5km
のぼり
2033m
くだり
2029m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る霞沢岳へ。 公共交通機関アクセスだと霞沢岳の日帰りは難しいので、登山口にテン泊して、2日目の早朝から登山。 1日目は河童橋まで上高地散策。 理由はよくわからないけど、雪の霞沢岳に強く惹かれ、登れる時を心待ちにしていました。今シーズン3回予定を立てるもお天気と合わず。残念な気持ちを引きずってしまうので、友人が立ててくれた計画をもとに、仕事の休みをとりソロで登りに行きました。 予定の場所にテントをはり、ルート偵察してトレースがしっかりついていることを確認できたので、河童橋までお散歩。 平日の上高地は本当に静かでした。白く美しい世界に自分だけ迷い込んだようで、心細さを感じました。 翌日は4:20にヘッデンスタート。樹林帯はうわさ通りの急登が続き、ピッケルを使いながら登っていきます。 稜線に出て景色に感動したのも束の間。細い尾根のルートは迷いようがないけど、風でトレースが消えていました。 この急な傾斜をトラバース、するんだよね…行きたくないな…とても怖くなりました。トラバース中に滑り落ちたらどうしよう…少しパニックに。 冷静になると、特に難しいところはないので、ゆっくり丁寧に通過。その先のやせ尾根もトレース消えており、一歩一歩、どきどきしながら通過しました。 山頂(ニセピーク)が見えたころから爆風&踏み抜きが増え、山頂ふまなくてもいいや、写真とってもう帰ろうと思いました。背後から風が吹いていたので、風に押されて、もう少し前へと進みながら、撤退したくない、負けたくない、山頂に立とうと決めました。 風が弱まるのを見計らって少しずつ前進して、山頂へ。登頂した嬉しさより、下山のことが気がかりだったし、風が強すぎて景色を楽しむ余裕もありませんでした。 下山途中で初めて、登ってくる方とすれ違い、ちょっとほっとしました。下山は自分のつけたトレースのおかげで、思ったより楽でした。ただ、下のほうの雪が緩み、雪が団子になってアイゼンが効かなくなるので、急な下りにとても苦労しました。 そろそろ春の雪質です。急登が続く霞沢岳の難易度は上がりそうです。 すごく楽しみにしていた霞沢岳だからこそ、来シーズンに持ち越して、もっと楽しく登れるタイミングを待てばよかったかな… 仲間と歩けるありがたさや楽しさをしみじみ感じ、自分の弱さに直面した二日間でした。 憧れの霞沢岳へ、また登りに行こう。 機会が訪れるのを焦らず待とう。山頂でゆっくり景色を眺め、穂高バックに記念撮影しに行こう😊
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