眩し過ぎるゼ✨マブシ嶺

　『マブシ嶺』その名の響きと絶景の評判に、気になっていたので行ってきました😊 　林道栃山木組線を走る事約30分。約8kmの舗装部分は一般道並に走れるが、ダートに入ってというか、落石や崩落跡の多いほとんどグラベルの2.6kmは緊張を強いられる。やっと着いたかと思いつつ、ゲート手前に駐車して地蔵峠に向かう。 　広い林道でウオーミングアップして登山道に取り付き、稜線までのいきなりの急登を上り切ると広くて快適な尾根道となる。又口辻から先の山腹に刻まれた道は、水平歩道かと思えるほどアップダウンを感じさせない。谷側に滑るのに注意しつつ、沢跨ぎのガレ場にも気を付けて、気持ち良い道を進んでいく。 　とは言え、登るところはしっかり登って、待望のマブシ嶺に到着する。来てみたかったマブシ嶺。意外と快調にやって来れたが、評判どおりの360度に展開する絶景を堪能出来た。 　その先に更に進んで、尾鷲道を味わう事にする。幾らかの登り下りはあるけど、先人の拓いた道は思いのほか歩き良い。冬枯れてはいるものの気持ちのいい森の中の道を、充実した案内標識やサインテープに導かれ、快適で気持ち良く歩き進む事が出来た。 　今回は片道５時間の往復ルートとしました。周回コースのほうが好みなのですが、同じ道でも行きと帰りとでは見える景色が違うので、これもまた良い山歩きとなりました。 　それにしても尾鷲道には不思議な魅力を感じます。結果的にはまあまあの距離と累積標高となりましたが、不思議と疲れを感じてません。細いけれどしっかりした道を沢山の人が行き来していたんだなと、想いを馳せずにはいられませんでした。 　そしてまた、せっかくの美しい自然林を歩けるので、新緑や花、紅葉の季節にも訪れたいものです。面白そうなサブルートもあるし、再び来たい場所がまた一つ増えました💖