香川県豊島てしま 檀山だんやま しま旅-2024-02-17

2024.02.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 52
休憩時間
1 時間 5
距離
10.5 km
のぼり / くだり
417 / 419 m
3 53

活動詳細

すべて見る

岡山から路線バスに乗って宇野港へ。 目指すは、アウトローと横暴に屈した行政によって産廃の島になってしまった豊島へ(行政に協力者のような人もいたのかも…)。今は、そのような産廃はなく瀬戸内海に浮かぶ綺麗な1つの島である。小さいながら第二、第三の豊島のような事件は全国多数にあるのが実状かもしれない。 さて、宇野港から豊島の唐櫃(からと)港へ。船内で謎の中年女性に明らかにカメラを向けられているが、気にしないでください。風景を撮ってるだけです~と。いい写真を撮りたければ窓を通さず晴れた気持ちの良い船外から撮影すればいいのに。こちらの所作に気が障ってかどうかわかりませんがSNSなどにあげられないか心配です( ´Д`) そんなこともありましたが、家浦港を経由して唐櫃港に着岸。多くの外国人がいます。アジア系や欧米系と半々ぐらいでしょうか。豊島美術館やレンタルサイクリングで島内探検を楽しむのでしょう。島内には路線バスも運航しており、徒歩客も安心です。 さてさて目指すは、眺望良き檀山(だんやま)を目指します。途中、振り返れば快晴の空と真っ青な海。各箇所にある現代アートよりも自然のこれですよ。サイクリングで下り坂を駆け抜けたくなりますが、歩いて登ります。登った先には、豊島南側である香川県側の島々と山々、行き交う大小の船が見渡せます。その絶景を見下ろす位置に1人の銅像あり。名は岡崎金次郎。生い立ちや功績は省略するが、こういった江戸、明治、大正生まれを中心に各地にある郷土、ローカルの偉人たちは一旗揚げて財をなして多くの私財を地元へ寄付して社会インフラ整備をしたり育英財団を設立して教育の底上げや才ある者の飛躍の機会を与えようとしている(マイナーどころは、岩手県野田村安家の島川直英、兵庫県豊岡市の中江種造。メジャーどころは 出光佐三とかかな~、やっぱり単なる知ったかぶりでしたm(_ _)m)。それを知っている者や恩を受けた者は、故人が好きそうなこの島からの最高の景色が見渡せるところで陽当たりの良い場所をと思い感謝を込めて建てたと思われる。 現代にそのような資産家や政治家、企業経営者、株主の振る舞いをしている者はいるのであろうか。少なからずいるのかもしれないが、有名どころの者がそのような事をしているようには思えない。ノブレスオブリージュという言葉は使いたくないが、その類いの心根が大切であると思う。あるいは、その恩恵を受けた私を含む一般人が、感受性を失い感謝の伝え方を忘れてしまったのであろうか。 またしても激しく脱線したが、山頂で初めての湯沸かし実験。相棒に手伝ってもらいながらアセアセと着火。ゴォォ~っと音がなりバーナーの空間の揺らぎが見えるが、ガスコンロのような火が見えなくて一旦、停止。再挑戦するも同じ。もう一度着火してバーナー上部から見れば青き小さな炎を確認。初めから問題なかったようだ。小さな鍋を置いてウォーターを入れて少しすればワイター完成。太陽の下でムーンライトとコーヒーで一服。何も考えずに買った半額のフルーティーで酸味のあるコーヒーであったが妙にしっくりきた。こういう味もありである、いやクセになるかもしれない。歴史的に世界中で多くの人が習慣的に飲む茶、コーヒーには、多様な楽しみ方や奥深さがあり、単にコーヒーか紅茶のような分けではなくコーヒーでもこの味、こういうときはあの紅茶などTPOというか気分で飲み分けたり好みが分かれるのでしょう。 もぐもぐタイムと良い景色に心と時を奪われていたので気合いの下りです。途中、ちょっと強行突破気味に茨の道を歩んだりイノことイノシシさんと遭遇。入浴中ぬた場の近くを通ってゴメンね~。と下っていけば、もう1つの展望台。このピークも逃すわけにはいかないと気持ちは稲妻走りです。こちらも絶景。島の北側の瀬戸内海が一望できますよ。 ただ長居はできません。のんびりし過ぎました。家浦港を目指して下ります。ケツ筋が躍動します。余裕で到着します。 相棒が、いちご家さんでソフトクリーム&いちご購入して、日本人が少数のフェリーを待ちます。海外旅行に日本を選び、この島を来る旅人達に良いことが起きることを祈る。そして、忘れ物をするなよと言いたい。 そんなこんなで宇野港到着。岡山駅界隈に戻り今日も酒を一杯。鯛めし含めどれも美味しい料理でちゃんとしているお店だけど大衆居酒屋の値段。良き店です。開始が早かったので、夜カフェを探して飛び込みます。雰囲気もよく旨しでした。 翌朝は、岡山モーニング制覇のために市内の店にぶらり路線バス。少し並びましたが、ボリュームたっぷりお腹いっぱい。時間もあるのでプニプニしながら徒歩で岡山駅を目指します。相棒の育った街の案内を受けながら、岡山城の見える川沿いで豊島イチゴを食べながら日向ぼっこ。九州と関西の東西と日本海と四国を繋ぐ南北の十字交差する岡山、瀬戸内海の島々を結ぶ航路を持つ晴れの國、市内に忘れ去られた優良な公共交通の路面電車LRTが走る岡山のポテンシャルは極めて高く、四国新幹線と山陰側新幹線ターミナル拠点整備し、今世紀後半からの躍進で西日本No.1を目指してほしいどす。 今回訪問したのは香川県小豆島郡土庄町の豊島(てしま)でした。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。