活動データ
タイム
10:08
距離
17.5km
のぼり
1444m
くだり
1295m
活動詳細
すべて見る2024年 干支の山「竜王山」へ (讃岐竜王と阿波竜王) 四国山脈に余り雪が無い冬となり、どうせ冬らしい展望が望めないならと讃岐山脈の「干支の山」として「竜王山」を歩く事にしました 香川県には魅力的な里山が多いので、展望の乏しい讃岐山脈は山歩きとしては不利な立場になります この為、どうしてもこのエリアは「阿讃県境尾根を繋ぐ」目的で歩く事が多い様です 私自身、阿讃山脈を歩くのは2017年3月に余木崎から引田湾まで県境尾根を縦走して以来です その時の記録を参考まで (5泊6日香川県境歩き) http://shimanamitai.sakura.ne.jp/h29-4g-kagawakennkyou.html 「竜王山」 讃岐山脈の「竜王山」は二つ並んでおり東側が「讃岐竜王」(1,058m)で展望も三角点もありません 西側が「阿波竜王」(1,059.79m)で展望台からは讃岐方面が眺められますし、一応4等三角点「阿波竜王」も有ります 徳島県には名だたる名峰が沢山あるのだから、展望の良いこの西竜王を気前よく香川県の山名に譲ったら良いのにと思いますがそうはいきません 国土地理院が何故だかこの三角点名を「阿波竜王」としてしまった事と、この阿波竜王展望所まで緩やかな南斜面に徳島県側から道路が延びているのです 観光開発者の命名権利でしょうか 「島ヶ峰」 阿讃山脈の最高峰、竜王山は北側に900m級の「島ヶ峰(島の峰)」と700m級の「笠ヶ岳」という東西2列の尾根を持ち、その谷間には土器川の支流「明神川」と「前ノ川」がそれぞれの尾根を分かちます 「島ヶ峰」(以前は島の峰と呼ばれていました)は南側の緩斜面を利用して放牧などが行われていた時期もありましたが、現在は蕎麦やキャベツ栽培地となっています 山歩きとしては笠ヶ岳と島ヶ峰はとてもマイナーで、確かに魅力に欠ける山域です 10年程前にこの辺りを歩きほぼ全ての三角点を踏んでいますが、「三角」(みかど)だけが未踏でした そこで、ルリイチゲで有名な三頭トンネル北口にある久保谷(くぼだに)に車を置いて島ヶ峰に取り付き竜王山~三頭越と周回をする冬トレを行いました 行程1)出発点から島ヶ峰尾根~笠ヶ岳分岐 (約5時間20分) 久保谷P~4等△点「三角」(みかど)~島ヶ峰・美合みあい(3等△点「美合」)~島ヶ峰・沖野(4等△点「沖野」)~3等△点「川東」 私の場合、山歩きに於いては完璧と言う事は先ず無く、いくら用意周到に計画しても毎回不備や反省が残ります 今回は久保谷から4等三角点「三角」(みかど)までが2時間25分も要した大誤算でした 尾根筋を這い上がれば60分から90分程で済むだろうと机上の計算をして出発を08時にした事でした 行程2)三角点「川東」~阿讃県境尾根 (約1時間) 高松に注ぐ香東川と丸亀に注ぐ土器川の分水嶺歩きです この尾根は多少のアップダウンがありますが歩き易い道です 行程3)阿讃縦走路分岐~讃岐竜王~阿波竜王~竜王峠~一等△点「竜王山」~寒風越~4等△点「久保谷」~三頭越 (約2時間30分) 言わずと知れた阿讃山脈縦走路です 200メートル毎に標識が立つ良く整備された登山道ですが、森林限界を越えない為展望に乏しいのが泣き所です 行程4)三頭越~久保谷P (約1時間35分=夜間の為) 三頭越から久保谷を下りる途中で日没になってしまいました 久保谷は何度も歩いており、その印象では夜でも問題が無い登山道でした 所が、どうも最近滝のある左岸沿いが土砂崩落が起こった様で夜間歩行が一部危険な状態になっていました 踵が痛くなり難所手前で初めて用意したコーヒーを飲み行動食を取ってゆっくりします ここでスマホの電池が切れかけて百円ショップのケーブルで充電しようとしましたが、断線したのか不具合で充電出来ません そこで後の行程ははっきりしているのでジオグラフィカとヤマップを終了しました それからもライトを2つ出して慎重に沢伝いを下りました まあ、色々計画通り行かない事もありましたが、取り敢えず1月中に「干支の山」を無事歩く事が出来ました エントツ山
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