活動データ
タイム
05:25
距離
9.1km
のぼり
1068m
くだり
1076m
活動詳細
すべて見る6〜7年前、登頂してから、2度目の石鎚山挑戦です。初回時は、冬に登山をするという発想はなかったのですが、雪山登山に少しずつ取り組み始めてみると、やはり石鎚山は押さえておきたい山です。今季はまだ積雪量が少ないようで、偵察トレッキングとしては僕にとって申し分ありません。 石鎚山ビギナーの方は、ロープウェイを使って、表参道成就コースが一般的と思われます。温泉旅館京屋横の駐車場がスペースがあり、駐車しやすいと思います。そこまでに、「ロープウェイに一番近いよ〜」という、個人駐車場のおっちゃん、おばちゃんの客引きの声の応酬がありますが、彼らの手招きに応じるもよし、無視するもよし。 大人気の山の定番コースですから、登山道、標識は充実しており、コースアウトの心配はほぼありません。トレースもしっかりついております。八丁坂鞍部あたりから積雪はあり、みなさんアイゼン(僕は本日は軽アイゼンで)装着しておられました。 さて、石鎚山といえば、鎖場(試しと第一から第三の4箇所設置)ですが、無雪期ですと「ちょっと根性見せたらんかいやぁ〜」ってな具合に、無理をしてでも取り組んでしまうんですが(初めて登った時は、途中でしばしfreezeして、だずげて〜、となった。まあ、なんとかクリアしたが)、雪があると遠慮なく、かつ良心の呵責なくスルーして迂回路を選択できます。 本日の積雪量でも第二の鎖から上はモフモフ状態で、ピッケルかストックでしっかりバランス取らんと滑落の憂き目に逢いそうでした。 石鎚山(石鎚神社)頂上の弥山から天狗岳へは判断が難しいところです(上級者でなければ)。距離は短いですが、北東方向がほぼ垂直の断崖絶壁になっている岩場があり足がすくみます。今回は弥山までの予定でしたが、やはり行きたくなりました。中途半端な積雪で岩稜帯がモロ、露出して、アイゼンをつけていると取り付きが悪い部分もあって、怖くてしゃーない。途中で引き返そうとしていると、12本アイゼンの男性が軽々と通り過ぎ、ならばと後をストーキングしまくり。なんとか天狗岳頂上に到達し、お聞きすると、香川県の方で、石鎚山のベテランさんとのこと。帰りはリードをお願いしました。「そこ、四つん這いでいいですよ」との優しい声かけに、涙腺は緩み、「はい、ご主人様」と速やかにペット犬に変身し、四つ足歩行でクンクンとついてゆく始末。おかげで、安全に弥山へ戻ることができました。この方とは、帰りのロープウェイでもご一緒させていただき、四国の山のことを色々教えていただきました。ありがとうございました。 ちなみに、西日本最高点は天狗岳山頂です。まあ、弥山山頂でも十分ですが。 本日も、高気圧に恵まれ、山頂からの眺望に大満足、大山も拝めましたよ。石鎚山に感謝です。
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