2~3日前の寒波で樹氷がもしかしたら残っているかと希望を抱き、三峰山へ。土日は空気が乾燥しているので樹氷はないとは思いましたが、やっぱりなかった。 みつえ村青少年旅行村の駐車場に車を止め、ピストンでは頼りないので周回することにします。上り下りともにバリエーションルートをかましました。 全ルートブッシュはありません。登りルートは、登りで使う限りテープがところどころありますので迷う事はないと思います。下りのルートはテープも2か所程度しかなく、相当な急傾斜でルート選定には経験がいります。念のため細引きを持っていく方が良いと思います。特に積雪期はグレードアップ。読図とルーファイ必須です。(前半の写真は時間があってなく地図に場所を載せていません) 登尾コースで避難小屋(写真①)に向かい林道を終点まで伝います。林道は終点近くは崩壊しています。ざれた斜面(写真②)を登り尾根に取り付きます。ここからは急傾斜の尾根通しで木をつかみながらの登りが続きます。道はありませんので靴のフリクションを利用しての登りは結構きついです。やがて尾根が穏やかになり樹相も綺麗になってくると新道からの道にに出合いいます(写真③)。この辺りは樹氷が綺麗な所ですが残念。 ここからは、一般道で快適な山歩き。頂上に着く。快晴。 八丁平でのんびりして散策後下山しました。 登りで出合った場所を通過し、新道峠の手前のなだらかな場所で、新道と分かれ北西に進みます。尾根筋が不明瞭なぐらいのなだらかな平原をコンパスを頼って進みます。やがて尾根筋ははっきりしてきますが、派生尾根に迷い込まぬよう地点を確認しながら不明瞭な尾根筋を進みます。尾根は北から北東方向に曲がっていきます。後で考えるに、北から北東に行かずに北西方向に延びる穏やかな尾根筋を下る方が、歩きやすかったかなあと感じました。今回は出来る限りこの尾根の主稜線を行きたかったので、北東に延びる尾根を伝いました。林道に出会うためにはここらあたりから北西に変針。急斜面を降りましたが、杉の植林で足場が相当悪く結構苦戦。林道終点に出会う事を断念し、先ほどの北西に延びる尾根に合流すべくトラバース。合流した北西に延びるこの尾根は、植林と広葉樹林の境目になっていて比較的歩きやすかったです。下り勾配もやや緩くなったところで林道に。 後は林道歩きで駐車場へ向かいました。 めでたし、めでたし。
写真①
写真②
緩くなった尾根筋は冬の斜光線で長く伸びた木の陰が印象的でした
写真③
チョコっと樹氷の面影が!
着いたぞー
八丁平を見上げた所。いつもは風が強くすぐに退散するが今日は風も強くなく良かったです
だーれも歩いていない尾根筋を歩くのも楽しい
下から見上げるとそれほどきつくは見えませんが、二本足の限界です
林道に降りた所から振り返り
林道 やがて新道の登山口と一緒になります
古光山が目の前
可愛らしい足跡