活動データ
タイム
12:42
距離
25.6km
のぼり
2245m
くだり
2258m
活動詳細
すべて見る2週間前にキャンセルした、皇海山(すかいさん、2,144m)に再チャレンジ。今回も曇り天気でしたが、今年最後のチャンスだと思い決行しました。 カッコいい名前の日本百名山「皇海山」ですが、山頂では眺望はなく、標準コースタイム CT=14.5時間、L=25kmの日帰り最高難度と言われるしんどいお山です。(勿論、私は日帰りではありません😅) 登山コースは、クラシックルートと呼ばれるYAMAPの周回モデルコース。現在、皇海山へは鋸(山)11峰とよばれる尾根を越えて行くこのコースしかありません。(本来は、西側の栗原川林道からの不動滝コースが直接山頂に向かう最短ルートだが、2019年の台風によって林道は崩壊し、復旧の見通しは全く立っていないとのこと) 初日は、鋸11峰の入口、庚申山中腹の「庚申山荘」泊。(標準T 2:40) 2日目は、4時に山荘を出発し、鋸11峰を縦走して皇海山へ。折り返して六林班峠を回って山荘を経由し登山口に戻ります。ルート上、往路の鋸11峰、特に薬師岳から鋸山前後の鎖場と梯子はなかなかのもの。復路の六林班峠ルートは背の高さまである笹原と傾斜した山腹を延々と歩きます。登山道は狭く谷側に傾斜しているうえ笹の茎が滑り易く、また谷側は切れ落ちているため要注意。 庚申山荘は、基本無人の山小屋でトイレ、洗い場、布団があり、素泊まり2,080円(ハイシーズンのみ管理人常駐)。食事は無いので自炊する必要がありますが、荷物はデポ出来ます。当日、宿泊は25名程度(定員60名)。食事は1階のみで大きめのテーブル(10人程度)が一つ。幸い2人なので、テーブル席を分けてもらえましたが、板の間は玄関までいっぱいでした。また、夕方からかなり冷え込みましたが、土日で管理人がいらしたためストーブで温かくしてくれ助かりました。 下山後の立ち寄り湯は、登山口の銀山平にある国民宿舎 かじか荘の受付終了時間14:30にギリギリ間に合いました。泉質は、pH10の単純アルカリ泉で露天風呂もgood。 ずっと曇り空でしたが、雨にも降られず、難関のピークゲットと、時間的に無理と思っていた温泉にも入れ、満足した山行きとなりました😀 なお、このルート上の庚申山近くには、ムシトリスミレ属の食虫植物「コウシンソウ」の自生地(特別天然記念物)があり、開花時期(5月下旬~7月頃)にあわせていくのもよいと思います、時間に余裕があればですが😅) 【アクセス】 神戸を始発ののぞみで出発、東京駅で東北新幹線乗換「小山(おやま)駅」に、JR両毛線に乗換「桐生駅」でわたらせ渓谷鐡道に乗り換え「通洞駅」下車。タクシーで銀山平の皇海山登山口まで15分。帰りは翌日同ルートを最終ののぞみで帰神。(最終便なので乗換でハラハラしました💦)
メンバー
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