パノラマ銀座⛰あの日の稜線に想いを馳せて

2年前の11/4〜11/5。 燕山荘除く山小屋は11/3でほぼ全て閉まり、アルプスのシーズンオフ初日。山の上では初雪が積もり、三股登山口から常念→大天井岳を目指した。 テント背負って必要な水分も全て入れて、冬靴にアイゼンやピッケルも装備し15kgにもなったザックを背負う。常念小屋まではトラバースルートを使用し(今は通行止め)、すっかり積もった雪と斜面に苦戦し横通岳でタイムオーバー。夜通し歩くような体力も無く。大天井岳からの景色はお預けとなり、翌日は蝶ヶ岳へ周回したのでした。 それでも横通岳でビバークして見た景色は美しく、いつか絶対大天井までの稜線を繋げたいと思っていた。 今回、秋田に転勤してきて長野遠征は10月下旬の下ノ廊下で納めたつもりでした。せっかくの三連休、天気予報を見たら、、なんと東北は全滅。そして長野だけ快晴☀️あぁこれは行くしかないということだ。笑　谷川岳の柄杓ソロも検討しましたが、生憎の天気でした。そしてその時思い出したのが、まだ未踏の大天井岳への稜線。 水問題もあるし、せっかくならパノラマ銀座というものを歩いてみよう！中房温泉から入り燕山荘で補給し、大天井岳→常念岳→気分が乗れば蝶ヶ岳へ繋げる予定でしたが....常念→蝶は2年前に歩いたコースであまり頓着なく、結局のんびり早め下山を優先し、常念までとなりました🙏 先日の寒波で積もった雪はすっかり無くなり、 日中は小春日和のようにポカポカ🌸 雪のついた槍穂や北アルプス全体を堪能しつつ、 道中出会った人と会話を楽しみながら良き山歩きをすることができました。大天井岳からの景色はそれはもう絶景で、槍ヶ岳を眺めるなら三俣山荘や鷲羽岳が1番好きでしたが、大天井岳も負け時のスポットとなりました✨シーズン中だと素通りしがちな立地なだけに今回泊でのんびり歩けて良かったです😊 -------------------------------------------- ⛰コース DAY①中房温泉→燕岳→大天井岳⛺️ DAY②大天井岳→常念岳→三股登山口 ※「office花」に車回送依頼¥12,500💸 ⚠️注意事項など(2023.11.8時点) 1️⃣このルート上の水場は燕山荘のみです💧 2️⃣大天井岳直下、常念岳直下にのみ積雪ありでしたが、地面も出てるのでつぼ足でも歩けるレベル 3️⃣熊がまだ元気みたいなので気をつけて。登山口付近は熊や猿の痕跡あり。獣臭も毎回強い... 4️⃣大天井荘、大天井ヒュッテ、常念小屋は既に小屋締めです。大天井は冬季小屋準備中。常念の冬季小屋は解放未確認。今回は念のためテント泊装備でした⛺️