・カバー写真 レイジンソウについてWebで調べると、「伶人草(花の形が伶人(舞楽 の奏者)が被る冠に似ていることから名前がつけられた)キンポウゲ科トリカブト属」(Wikipedia)と書かれています。トリカブトと言えば、トリカブト保険金殺人事件(1986)はから40年近く過ぎた今も、この事件が浮かびます。レイジンソウは、トリカブトに似ていて有毒です。レイジンソウの有毒性と薬理作用について詳細に調べられていました(https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj1944/56/6/56_6_1263/_pdf) 脊振山系でレイジンソウを見ることは稀です。レイジンソウは生育環境によって花弁の形や色がかなり違っています。井原山のレイジンソウの花弁は薄紫色で優雅、形は個性的です。井原山ではレイジンソウの株は極めて少数なので、絶滅が懸念されます。 ・水無登山口からアンノ滝への分岐の間は集中豪雨で景色がかなり変わりました。7月末に登山した以後、崖崩れなどによる変化はありません(YAMAPの危険区域はどこかわかりませんでした?)。オオキツネノカミソリの群生地は、豪雨以前の状態です。来年も鮮やかな開花が期待できそうです。 ・昨年からあちこちでコミュニティバスの定期運行が廃止されました。長年定期バスとして利用させてもらいましたが、乗車が地域限定の市町村、または手続きが面倒なのと予約が必要なので、これまで利用していません。 脊振山系の登山には、登山口近くまで自転車で行きます。愛宕浜の近くから曲渕ダムまでは、片道15㎞の距離です。早良平尾付近から徐々に勾配がきつくなります。登山より自転車で坂を上る方がハードですが、室見川河畔の遊歩道ではサイクリングが楽しめます。
レイジンソウ
レイジンソウ
曲渕ダムの紅葉はこれからです。
屋根に花壇のある店が近づくと、野河内登山口はすぐです。
水無登山口まで長い林道を歩きます。
白いヤブミョウガの種子が熟して黒くなっています。
赤色のミゾソバは珍しいです。
アキチョウジ
花弁が傷ついていないツリフネソウは稀です。
登山口の前の林道では工事が行われていました。駐車場は使用可でした。
登山口近くの渓流の真ん中に木が流されたままの状態です。
アンの滝方向への分岐点
トウバナ
トウバナが朝露に濡れていました。
アキノタムラソウ?
急登の近くの渓流は枯れ木で埋ってままでした。
山頂には登山歴67年(83歳)の方がおられました。山の情報交換をしながらコーヒーを楽しみました。
山頂
山頂の秋の風景
アケボノソウ
キク類
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?の写真の接写
マムシグサの実は暗い林の中では目立ちます。
登山道の近くでは、ところどころ紅葉が見られます。