大船山の紅葉狩り

久住高原一泊で扇ヶ鼻と大船山に登る予定が初日は雨模様。気温も真冬並みに下がるらしい。こうも気温変動が大きいと装備に悩む。予定日の前後は好天続きなのについてない。扇ヶ鼻は諦め、昼過ぎにマイカー２台で天神を出発。基山SAで１台合流。走行中に曇り空へと変わる。 初日のメインイベントは、宿舎でのバーベキューパーティー。宵も更け、厳しい冷え込みに追われるようにベランダからベッドの中へ。 二日目、4:30起床で朝食作りと後片付け。食器洗いを終えテーブルに戻ると、置いていたはずの茹で玉子の包みが消えている。各人に配布済みなのに誰が持ち去ったのか？、狐に摘ままれたような。まぁ、昼の食料は間に合ってるし、追及する程でもないか…。 6:20今水へ向けて出発。着いてみれば駐車場は溢れんばかりの車で埋まっている。それでも何とか車を潜り込ませる。 荒れた林道を少し進むと黒岳登山口。前セリで黒岳コースを離れ、大船山東陵コースを辿る。標高1400m 辺りから紅葉が冴えてくる。しかし、天気予報はやはり当たらず。完璧な晴天の筈がお山はガスに包まれている。少し風も出て寒い。温度計は零度近くを指している。 御池の縁は人だかり。ガスが上がるのを２時間も待っていると言う人も。ガスが流れ瞬間的に晴れ間が覗く。シャッターチャンスを狙ってざわめきが広がる。 震えながら昼食を済ませたが、体がどんどん冷えてくる。青空の回復はもう無理か。我慢の限界だ。視界の無い山頂はスルー、入山公墓方面への下山路を辿る。 すすき野が広がる穏やかな鳥居窪。陽光を浴びて寛ぐ人が多い。紅葉に染まる大船山をバックに集合写真を撮る。宮崎から来られた陽気な高齢男性にシャッターをお願いする。この頃にはお山のガスは殆ど消えていた。 今朝駐車場を埋め尽くしていた車はあらかた消えている。昨夜の宿で立ち寄り湯 を使い、日田のうどん屋で夕食をとる。すっかり日暮れて天神帰着。少々期待外れの山行終了。皆さん、お疲れさま！