高標山(JA/NN-091)を一年ぶりに活性化

2023.09.30(土) 日帰り

活動データ

タイム

03:40

距離

7.7km

のぼり

415m

くだり

416m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 40
休憩時間
1 時間 8
距離
7.7 km
のぼり / くだり
415 / 416 m

活動詳細

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一週間前から天気予報と睨めっこしていた。というのは紅葉🍁の始まるこの季節に嫁は谷川岳に行ってみたいという。さてさてどうしたものか…。天気が良ければ良いのだが、下手に降られると2000m近い山は厳しい。 前日29日辺りから谷川岳ロープウェイ付近は30日は朝から雨模様、一方高標山は午前中は持ちそうな予報…ちょっと迷いはしたのだが、やはり天気が良いに越したことはないし、SOTAポイントでもある高標山に行くこととした。 実際、この日の谷川岳近辺の山行記録をYAMAPで見ると写真はだいたい雨具着てガスガスの背景の中で撮られている…やっぱり高標山で正解だったな…。 その代わり少し遠くなるため早く出かける必要がある。今日は午前4時に起床して午前4時半には新潟市の自宅を出発した。途中、北陸道大積パーキングで朝食を摂る。そして木島平村に入りクネクネの林道を20kmも上り午前8時にはようやくカヤの平に着く。広々とした高原で気持ちよさそうな場所だ。 駐車場には我が家の車が一台あるのみ、静かなものだ。広々とした高原にはテントが一つだけ張ってあり、バイクの若者が焚き火をしていた。のどかな朝。 そんな中、登る準備をして出かける。先ほどの若者に少し声をかけて脇を過ぎる。最初は高原の中の舗装路を、やがて砂利道の林道へ入る。約800mほど平地を歩いたその奥に高標山への登り口があった。 その標識には「高標山 Mt.Kohyosan」と書いてあったり、もう一つの方には「高標山 Mt.Takappyo」と書いてあったりして統一性がない。結局、どちらが正しい読み方なのかは分からなかった。 道路から山道に入るとようやくゆったりとした登りが始まる。だが急登では無く、ブナの林の中を歩いて行く感じ。それから時期が良かったせいもあるのだがキノコがもの凄くたくさんの種類が見られた。そういう意味では、これまで見た中で一番の「きのこの山」だった。 道は概ね分かりやすかった。最初のピークまでは緩やかに上り、しっかりと整備もしてあるし分かりやすい道を上っていく。だが最初のピーク付近で道が大きく右折するのだが、この辺りが一部湿地帯になっていて、しかも道が分かりにくくちょっと迷ってしまった。上を見れば赤テープがきちんと見えるのでこれを頼りにするのが良い。 そこをクリアすればあとは歩きやすい道が続く。だが最後200mくらいは笹藪になっていて、ここを抜ける時はちょっとたいへんだった。半袖で通過するのは厳しいと思う。長袖、それからポールはあった方がよいと思う。朝早くには蜘蛛の巣が多く、これも難渋しそうだった。でも、道は分からないわけではなかった。 ダラダラとして道を最後だけきゅっと上るとそこが山頂だった。立派な祠が安置されている。これはどうやって運んだのだろうか。そこまで展望はほとんど開けなかったのが、山頂では急に展望が開ける。長野市内方面が開けており、遠くに市街地が見える。 早速の今日の目的でもある高標山(SOTA:JA/NN-091)の活性化を行う。いつものKX2+MP-1の組み合わせだ。7.030MHzでCQ SOTAを出すと3回目くらいに先ずはJG0AWE局より呼ばれた。SOTA Watchにスポットされたようだ。その後、次々に呼ばれ、1局のS2S(SOTA:JA/ME-012)を交えた12局と交信できた。 その後433MHz/FMでCQを出すと、先ほどの第一号のJG0AWE局が真っ先にこれまた呼んでくれた。先ほどのお礼も話し、その他、私の直前、昨年10月に活性化したのがJG0AWE局だったのだが、その時のことなどチラッとお話し頂いた。もう一つ言うとこの山がSOTAで最初に活性化されたのは2018年なのだが、その時もJG0AWE局によるものだった。 こちらはID-52に50cmほどのWHIPアンテナで1W送信だったが、長野市へは59で届いていたとのことだった。見通して約20km〜30kmほどだろうか。見える範囲はたいへん有効に飛んでくれる。しばし話し込んだあと、もう一局、長野市内の方と交信した。結局トータルでは7MHzは12局、433MHzは2局という結果となった。 目的は達成したし、嫁も待たせているので今回はこれで撤収することとした。10分ほどで片付けて帰路につく。帰りは気楽なものだ。さっき一箇所だけ間違えそうになったところを気をつけて下山する。

メンバー

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