金山(滝川から坊主川へ)

2023.09.03(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 39
休憩時間
1 時間 2
距離
9.5 km
のぼり / くだり
865 / 938 m
2 19
2 2

活動詳細

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西鉄バス早良営業所にメンバー9人が集合。晴れ、28℃、暑い。点呼を取る内に車がきた。 曲渕乗合タクシー(乗車定員9人)と小型タクシー1台に分乗して、水源池前バス停へ。途中からの利用客を考慮しての措置だったが、利用客皆無。帰路は空っぽのジャンボタクシーに全員が乗り込んだ。 花乱の滝を見物し、流れに立つ釣り人を見ながら滝川登山口に着くと、さほど広くもない駐車場は満車状態。下見の時は一台もいなかったのだが…。物々しい身仕度のカップルは沢登りに向かった。 二度の下見のお蔭であまり迷うこと無く進んだ。滝川の名の通り、滝の多い渓流を恰も糸を撚るがごとく渡渉を繰り返しながら遡っていった。これがこのルートの醍醐味だ。 途中、ソロ下山者2名と行き交った。大分県から来たと言う一人は登山口も現在地も把握していない登山ナビ任せのお気楽登山者だった。こんな人、多そうだなあ… しばし緩い沢筋を辿ると、いよいよこのルート最大の急登が始まった。踏み痕を探しながら、落石を起こさないよう注意深くはい登り支尾根の稜線に立った。メンバーが揃うのを待って、あと一息の山頂を目指した。 山頂に立てばホッとする。しかし植生に覆われた山頂に展望はない。僅かに、切れ切れの遠景が木々の隙間に覗くだけ。 食事を終える頃、狭い山頂に続々と疲れきった様子の団体さんがやって来た。早々に場を明け渡して下山に。 下りの支尾根の稜線は落差の大きい岩場が続く。初心者には辛いところかも。ここを過ぎて進路は右手に折れた。緩い山腹の下り道だ。坊主川に注ぐいく筋もの渓流を跨ぎながら、狭くて長いトラバース路を延々と下った。 再び尾根道に出ると遊歩道と書かれた表示板があった。ここは坊主ヶ滝ルートへの分岐点のようだが危険な急斜面らしい。安全な鉄塔コースへ進んだ。このコースは林道出合いまでの崖下りが難所、木の根だらけの落差の大きい段差が連続する。 林道早良線に出た。これを辿れば坊主ヶ滝入口は近い。帰りの乗車時間まで十分なゆとりもあったのだが… さすがに疲労が溜まっていたようで、これ以上の炎天下の歩きには拒否反応が出た。誰も足を向けなかった。 滝川登山口へ下り、しあわせの里を抜けて唐の原停留所に着いた。向かいにある石釜ガーデンヒルズが開店中で休んで行くよう声を掛けられた。自販機もトイレもある。しばしのコーヒータイムを楽しむことが出来た。 ※初心者が多かったせいか、下りは遅れがちて何度も後続を待つことがあった。落差の大きい山道の下りにはもっと慣れが必要なようだ。しかし、転倒・スリップ事故もなくユトリを持って下山できたのは、メンバー各位の努力の結果でした。

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