福島市と米沢市にまたがる栗子峠の旧道(国道10号線)は万世大路(ばんせいたいろ)と言われている。(福島市内には万世町とか万世通りとかある。 今から80年前の昭和9年、二ツ小屋隧道が開通。レトロな石積みのトンネル遺構を見るだけでも素晴らしいが、冬期間には氷の神殿と化す。一部の雪山愛好家の間だけでしか知られておらず、昨日の地元新聞に記事が出て知った。 好天に恵まれ、いつもの3人で雪山ハイクに出かけました。 誰も訪ねる人はいない様子でしたが、新聞記者と案内人が残したトレースがあり、迷わずに隧道に到着。 天井や壁が崩落している廃坑に入ると100m奥が凍土壁のように光っていました。 正に「氷の神殿」 暖冬でもこれだけの規模でツララや氷筍が出来ていたとなると、平年時はもっと凄いのだろう察しました。 ただ、崩落の危険があるので、単独での侵入はとっても危険だと感じました。 下山は、スノーシューで楽々30分程度で下山。 素晴らしいスポット発見!来年も登ってみたい。 http://www.digibook.net/d/8445cdfb810cb688e396b942eaadcbdc/
東栗子トンネル福島市側から東北中央道工事現場入口が登山口
旧道へはトラバースルートがあるようだ
トレースを辿っていく
春の気配が樹木の足元に
旧道を横断しトラバース
積雪量も多く、気温も上昇。靴が潜ってしまう。
スノーシューを履いて楽々ハイク
テケテン("^ω^)・・・今回が初使用のスノーシュー。浮力は十分だけど、少し長すぎたかな?
二ツ小屋隧道到着
レトロな石積みの遺構にうっとり。
右から左に読むのだったが、昭和9年と書いてある
更に侵入。滑る滑る
山形県側の光が射し込む
壁があちこち崩落している。無筋で、けっして厚くはない!
メーカーのPR的写真になってしまった。でも良いスノーシューでした。重い細君も沈まない(笑)
福島県のナンバーも付いていて、ここに駐車したまま。この所有者が趣味で登山道の維持修繕をされているようだ。ご苦労様です。募金箱を設置しても良いと思います。
トンネルが見えてきて、無事に下山。東北中央道が開通すれば、この13号線を通る車両は激減するのだろう
小さな案内板がありました。