三成山 一等三角点と天測点の山

2023.07.23(日) 日帰り

活動データ

タイム

03:46

距離

5.3km

のぼり

533m

くだり

532m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 46
休憩時間
1 時間 5
距離
5.3 km
のぼり / くだり
533 / 532 m
1 44
1 16

活動詳細

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三成(みなる)山は一等三角点の山であると同時に、全国的にも珍しい天測点が置かれている山です。 ここはYAMAPエリア範囲外。 ルートはいくつかあるようです。地図に掲載されていませんが、YAMAPレポに多い林道歩きルート、私が登った西南陵ルート、下りに使った西稜ルートなど。 径は不明瞭ながら、鹿の活動のおかげか、下草がほとんどありませんので、勾配を気にしなければ、いろんな尾根が歩けそうな雰囲気です。 蒸し暑い中の低山歩きはかなり応えました。滝汗+バテバテながら、山頂で三角点と天測点に出会うと、疲れも吹っ飛びました。 ※天測点・・・標石というより観測台らしい。一等三角点網の観測誤差の補正を目的とした天文観測のために設置された観測台。この上に子午儀を乗せて天文測量したらしい・・・現在は使われていないが、戦後48箇所設置され、その一つが三成山にあるのです。天測点には必ず、相棒として子午線標が設置されています。三成山の子午線標の所在は事前の下調べでもわかりませんでしたが、天測点から観て必ず子午線(南北線)上に数キロ隔てて設置されているそうです。天測点は一等三角点の近辺ですが、子午線標はとんでもないところに設置されているようです。またいつか、探索してみたいと思います。

扇ノ山 里から三成山遠望。
里から三成山遠望。
扇ノ山 登山口がよくわからない。この先に徳原神社があるので、ここから入ってみよう。
登山口がよくわからない。この先に徳原神社があるので、ここから入ってみよう。
扇ノ山 徳原神社本殿。
徳原神社本殿。
扇ノ山 地形図に書かれた軽車道を目指して、踏み跡を辿り、隣の尾根にトラバース。
地形図に書かれた軽車道を目指して、踏み跡を辿り、隣の尾根にトラバース。
扇ノ山 尾根に到達。広い道。
尾根に到達。広い道。
扇ノ山 削平地に出くわした。
削平地に出くわした。
扇ノ山 自動車捨ててある。道は?
自動車捨ててある。道は?
扇ノ山 その向こうに舗装路があった。この道は、点の記ルートだと思う。点の記では、頂上直下まで車を使っているので、おそらくかなり遠回りしながら頂上に到達する道だ。案の定、しばらく歩くと、谷筋に突っ込んでいった。登山道として面白そうな尾根筋に戻ることにする。
その向こうに舗装路があった。この道は、点の記ルートだと思う。点の記では、頂上直下まで車を使っているので、おそらくかなり遠回りしながら頂上に到達する道だ。案の定、しばらく歩くと、谷筋に突っ込んでいった。登山道として面白そうな尾根筋に戻ることにする。
扇ノ山 尾根筋の登山道?に戻った。
尾根筋の登山道?に戻った。
扇ノ山  先人のレポでもみたアンテナ。ということは登山路なのだな。
 先人のレポでもみたアンテナ。ということは登山路なのだな。
扇ノ山 この削平地は徳原の宮跡。
ここに徳原神社の本殿があったのだろうか。
この削平地は徳原の宮跡。 ここに徳原神社の本殿があったのだろうか。
扇ノ山 写真左のプレートに三ツ石と書かれている。
中央の石が三ツ石?
写真左のプレートに三ツ石と書かれている。 中央の石が三ツ石?
扇ノ山 急登になる。ロープまで設置されている。マイナーな山のルート維持に尽力されている方には頭が下がります。
急登になる。ロープまで設置されている。マイナーな山のルート維持に尽力されている方には頭が下がります。
扇ノ山 S台とは??
S台とは??
扇ノ山 主稜線(西稜)に到着。平坦地だ。
主稜線(西稜)に到着。平坦地だ。
扇ノ山 登りもやや緩やかになる。
登りもやや緩やかになる。
扇ノ山 あ、天測点がみえてきた。
あ、天測点がみえてきた。
扇ノ山 到着。天測点は三角点より小高い場所に設置されている。
到着。天測点は三角点より小高い場所に設置されている。
扇ノ山 天測点 田君谷山
形状は八角柱。
天測点 田君谷山 形状は八角柱。
扇ノ山 番号は消えているが、第35号らしい。35/48
番号は消えているが、第35号らしい。35/48
扇ノ山 天測点頂部にもシンプルな方位盤がある。
天測点頂部にもシンプルな方位盤がある。
扇ノ山 ここから南北線上のどこかに子午線標があるのか・・・
ここから南北線上のどこかに子午線標があるのか・・・
扇ノ山 三つの保護石に囲まれて・・・
三つの保護石に囲まれて・・・
扇ノ山 一等三角点 田君谷山 536.08m
一等三角点 田君谷山 536.08m
扇ノ山 やはり大きくて存在感がある。
やはり大きくて存在感がある。
扇ノ山 山頂の様子。
山頂の様子。
扇ノ山 木々に囲まれ、眺望には恵まれない。でも、見上げれば青空がみえる。
木々に囲まれ、眺望には恵まれない。でも、見上げれば青空がみえる。
扇ノ山 天測点から空を眺める。
天測点から空を眺める。
扇ノ山 軽くランチを済ませて、元来た道を降りていく。
軽くランチを済ませて、元来た道を降りていく。
扇ノ山 来た道を辿るより、主稜線を降りてみよう。
来た道を辿るより、主稜線を降りてみよう。
扇ノ山 歩きやすそうだし・・・
歩きやすそうだし・・・
扇ノ山 あ、ガイドテープ。これもルートだったんだ。
あ、ガイドテープ。これもルートだったんだ。
扇ノ山 この程度の障害物はなんのその。
この程度の障害物はなんのその。
扇ノ山 さて、ここもこのまま主稜線を歩いて降りたい気もするが・・・そうなると、車デポ地から遠くなるので、やなり南に下る支尾根に移ろう。
さて、ここもこのまま主稜線を歩いて降りたい気もするが・・・そうなると、車デポ地から遠くなるので、やなり南に下る支尾根に移ろう。
扇ノ山 この尾根もルートだったようで・・・
プレートがいろいろアドバイスしてくれる。
この尾根もルートだったようで・・・ プレートがいろいろアドバイスしてくれる。
扇ノ山 はい、わかりました^_^
はい、わかりました^_^
扇ノ山 G-Rock?
G-Rock?
扇ノ山 これ?
これ?
扇ノ山 そうこうするうちに、降りてきた。下りは快適だった。
そうこうするうちに、降りてきた。下りは快適だった。
扇ノ山 農道に降りてきた。
農道に降りてきた。
扇ノ山 振り返り、ここが下山口。テープがあるのだが、わかりにくい。
振り返り、ここが下山口。テープがあるのだが、わかりにくい。
扇ノ山 さて、車に帰る前にこの堰堤を渡って・・・
さて、車に帰る前にこの堰堤を渡って・・・
扇ノ山 田君川は透明度が高い。下流にバイカモの生息地があるのもうなずける。
田君川は透明度が高い。下流にバイカモの生息地があるのもうなずける。
扇ノ山 取り壊された宅地跡の丘を登って・・・
取り壊された宅地跡の丘を登って・・・
扇ノ山 ありました。
三角点の溝に雑草生えてる。
ありました。 三角点の溝に雑草生えてる。
扇ノ山 雑草抜いて
四等三角点 細見谷口 42.10m
雑草抜いて 四等三角点 細見谷口 42.10m
扇ノ山 すっきりした状態でパチリ。
すっきりした状態でパチリ。
扇ノ山 お疲れ山でした。
帰りは七釜温泉でさっぱりと。
お疲れ山でした。 帰りは七釜温泉でさっぱりと。

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