笠取山から唐松尾山へ またも大失敗!

2023.07.16(日) 日帰り

活動データ

タイム

05:56

距離

13.4km

のぼり

1072m

くだり

1111m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 56
休憩時間
34
距離
13.4 km
のぼり / くだり
1072 / 1111 m
1 10
12
31
41
49
35
48

活動詳細

すべて見る

 7月の「海の日」の連休中日、天候に恵まれそうなので山へ行くことにしました。  さすがの酷暑予報のため、今回は「なるべく標高が高いところだけで行動しよう」というテーマで計画しました。その結果、奥多摩のさらに奥の多摩川源流部、笠取山と唐松尾山を選びました。  前日、夕食を食べてから自宅を出発し、作場平橋の駐車場に21時半頃に到着して前泊というかたちを取りました(←これも熱帯夜対策だったりして)。当日は4時半過ぎに起きてその場で朝食を取ってから山に入りました。  順調に行っていたかに見えた今回の山行きでしたが、もうすぐ唐松尾山というところで重大なミスに気付き、そこから緊急下山ということになりました。今回予定していた西御殿岩への登頂とそこでの昼食休憩は中止し、ミスに気付いた箇所から行動食を取りながら一ノ瀬高原にまっすぐ下山という後半戦になってしまいました(よって唐松尾山以降は写真をあまり撮っていません)。

和名倉山・笠取山・東仙波 今回は登山口で前泊。目を覚ますときれいなうろこ雲…天気が良くなりそうで嬉しかった瞬間。
今回は登山口で前泊。目を覚ますときれいなうろこ雲…天気が良くなりそうで嬉しかった瞬間。
和名倉山・笠取山・東仙波 やってきたのは多摩川源流部に近い一ノ瀬高原、作場平橋の駐車場で車中泊しました。
やってきたのは多摩川源流部に近い一ノ瀬高原、作場平橋の駐車場で車中泊しました。
和名倉山・笠取山・東仙波 では多摩川源流部の山へ出発です。
では多摩川源流部の山へ出発です。
和名倉山・笠取山・東仙波 なんか山の入り口からとても良い雰囲気、何よりも周囲に響く力強い沢音…楽しいコースがありそうだ。
なんか山の入り口からとても良い雰囲気、何よりも周囲に響く力強い沢音…楽しいコースがありそうだ。
和名倉山・笠取山・東仙波 登山道に入ると、力強い流れの沢が寄り添います。
登山道に入ると、力強い流れの沢が寄り添います。
和名倉山・笠取山・東仙波 こういう水の流れがある登山道、大好きです。
こういう水の流れがある登山道、大好きです。
和名倉山・笠取山・東仙波 足下を流れる支流は、透き通るような澄み切った水。思わず感動。
足下を流れる支流は、透き通るような澄み切った水。思わず感動。
和名倉山・笠取山・東仙波 この沢に沿うだけでなく、何度か渡ります。その橋の上から迫力ある水の流れが見られます。
この沢に沿うだけでなく、何度か渡ります。その橋の上から迫力ある水の流れが見られます。
和名倉山・笠取山・東仙波 しばらく行くと尾根伝いに笠取小屋へ登る道との分岐のため、一度沢から離れますが…分岐のあとは水平路でまた沢沿いに戻ります。
しばらく行くと尾根伝いに笠取小屋へ登る道との分岐のため、一度沢から離れますが…分岐のあとは水平路でまた沢沿いに戻ります。
和名倉山・笠取山・東仙波 また沢沿いのコースになりました。さっきよりだいぶ細くなってます。
また沢沿いのコースになりました。さっきよりだいぶ細くなってます。
和名倉山・笠取山・東仙波 流れをアップで見ると、いかに強い流れかがわかります。沢の大きさのわりに水の量はたっぷりです。
流れをアップで見ると、いかに強い流れかがわかります。沢の大きさのわりに水の量はたっぷりです。
和名倉山・笠取山・東仙波 こんな木橋を渡るときが一番楽しいです。
こんな木橋を渡るときが一番楽しいです。
和名倉山・笠取山・東仙波 と言っていたら、今度は何処までも続く木橋の回廊って感じになりました。
と言っていたら、今度は何処までも続く木橋の回廊って感じになりました。
和名倉山・笠取山・東仙波 その木橋の回廊のあたりは、沢が緑色の苔に囲まれていてとても美しいです。
その木橋の回廊のあたりは、沢が緑色の苔に囲まれていてとても美しいです。
和名倉山・笠取山・東仙波 苔の中を力強く流れる沢を、アップで撮ってみました。
苔の中を力強く流れる沢を、アップで撮ってみました。
和名倉山・笠取山・東仙波 やがて、右は壊れた木橋、左は壊れた階段という「究極の選択」が現れます。ここは左の壊れた階段が正解です。
やがて、右は壊れた木橋、左は壊れた階段という「究極の選択」が現れます。ここは左の壊れた階段が正解です。
和名倉山・笠取山・東仙波 壊れた階段を境に、道は沢から離れて斜面を登ってゆきます。
壊れた階段を境に、道は沢から離れて斜面を登ってゆきます。
和名倉山・笠取山・東仙波 ヤブ沢峠に到着。ここから稜線を縦走します。
ヤブ沢峠に到着。ここから稜線を縦走します。
和名倉山・笠取山・東仙波 縦走路の最初は、軽自動車くらいなら走れそうな広くて穏やかな道。実は自動車の轍もありました。
縦走路の最初は、軽自動車くらいなら走れそうな広くて穏やかな道。実は自動車の轍もありました。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取小屋を通過します。
笠取小屋を通過します。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取小屋からは、広い登山道は道幅そのままに木道に
笠取小屋からは、広い登山道は道幅そのままに木道に
和名倉山・笠取山・東仙波 その木道の脇には、この黄色くてちっさい花が咲いてました。「ニガナ」かな?
その木道の脇には、この黄色くてちっさい花が咲いてました。「ニガナ」かな?
和名倉山・笠取山・東仙波 これは今回、あっちこっちに咲いていたけど…何だろう?
また花に疎い。
これは今回、あっちこっちに咲いていたけど…何だろう? また花に疎い。
和名倉山・笠取山・東仙波 やがて前方に、お椀を逆さにしたような
ピークが見えました。
やがて前方に、お椀を逆さにしたような ピークが見えました。
和名倉山・笠取山・東仙波 登ってみると眺望が開けました。国師ヶ岳方面かな?
登ってみると眺望が開けました。国師ヶ岳方面かな?
和名倉山・笠取山・東仙波 富士山も姿を現しました。手前の雲海が良い感じです。
富士山も姿を現しました。手前の雲海が良い感じです。
和名倉山・笠取山・東仙波 このピークは「小さな分水嶺」と呼ばれ、多摩川・荒川・富士川という3つの流域をまたいでいるんだそうです。
このピークは「小さな分水嶺」と呼ばれ、多摩川・荒川・富士川という3つの流域をまたいでいるんだそうです。
和名倉山・笠取山・東仙波 「小さな分水嶺」を過ぎると、いよいよ眼前に笠取山が迫ってきました…なんか凄い上り坂が見えるんですけど?
「小さな分水嶺」を過ぎると、いよいよ眼前に笠取山が迫ってきました…なんか凄い上り坂が見えるんですけど?
和名倉山・笠取山・東仙波 (カバー用写真)
(カバー用写真)
和名倉山・笠取山・東仙波 この笠取山の斜面を、九十九折りを描いたり巻いたりすることなく、まっすぐ登るのはある意味潔いが…しんどかった!
この笠取山の斜面を、九十九折りを描いたり巻いたりすることなく、まっすぐ登るのはある意味潔いが…しんどかった!
和名倉山・笠取山・東仙波 この急斜面を登り切ったところで振り返る。高所恐怖症の方はマネをしない方が良いです。
この急斜面を登り切ったところで振り返る。高所恐怖症の方はマネをしない方が良いです。
和名倉山・笠取山・東仙波 斜面を登り切ったところは笠取山の展望スポット。正面には富士山や大菩薩嶺といった山々が見えます。
斜面を登り切ったところは笠取山の展望スポット。正面には富士山や大菩薩嶺といった山々が見えます。
和名倉山・笠取山・東仙波 右に視線を動かすと、国師ヶ岳かな?を中心にした山々が見えます。
右に視線を動かすと、国師ヶ岳かな?を中心にした山々が見えます。
和名倉山・笠取山・東仙波 甲府盆地は雲海の下でした。
甲府盆地は雲海の下でした。
和名倉山・笠取山・東仙波 さらに右に視線を移すと、甲武信ヶ岳へ続く稜線が見えます。長野県って近いんだな。
さらに右に視線を移すと、甲武信ヶ岳へ続く稜線が見えます。長野県って近いんだな。
和名倉山・笠取山・東仙波 逆に左に視線を変えると、多摩川下流方向の山々が見えます。おなじみの奥多摩の山々もあるはずです。
逆に左に視線を変えると、多摩川下流方向の山々が見えます。おなじみの奥多摩の山々もあるはずです。
和名倉山・笠取山・東仙波 この景色を眺めながらコーヒーブレイク。スペシャルサンドが潰れていて涙でした。
この景色を眺めながらコーヒーブレイク。スペシャルサンドが潰れていて涙でした。
和名倉山・笠取山・東仙波 眺望ポイントからは岩を越え、藪を漕ぎ…
眺望ポイントからは岩を越え、藪を漕ぎ…
和名倉山・笠取山・東仙波 やっと笠取山山頂に到着です。
やっと笠取山山頂に到着です。
和名倉山・笠取山・東仙波 山頂からは富士山や大菩薩嶺が見えました。富士山手前に見える鞍部が、柳沢峠です。
山頂からは富士山や大菩薩嶺が見えました。富士山手前に見える鞍部が、柳沢峠です。
和名倉山・笠取山・東仙波 笠取山を過ぎると、唐松尾山への縦走路は笹の中に埋もれてしまいます。見失わないように、慎重に…
笠取山を過ぎると、唐松尾山への縦走路は笹の中に埋もれてしまいます。見失わないように、慎重に…
和名倉山・笠取山・東仙波 でもこんな風に、ぱっと見で何処が道か解らないところも。Ymapの地図が頼りです…実はこの時、既にミスは発生していたはずですが、まだ気付いていません。
でもこんな風に、ぱっと見で何処が道か解らないところも。Ymapの地図が頼りです…実はこの時、既にミスは発生していたはずですが、まだ気付いていません。
和名倉山・笠取山・東仙波 笹藪との格闘を数十分ほど経て、「黒槐ノ頭」を通過します。ここは風が通って気持ちよかった。
笹藪との格闘を数十分ほど経て、「黒槐ノ頭」を通過します。ここは風が通って気持ちよかった。
和名倉山・笠取山・東仙波 「黒槐ノ頭」の少し先にビューポイント。多摩川下流方向の景色がパッと開けます。
「黒槐ノ頭」の少し先にビューポイント。多摩川下流方向の景色がパッと開けます。
和名倉山・笠取山・東仙波 右をみればやっぱり富士山。この頃から富士山に雲が掛かりだしました。
右をみればやっぱり富士山。この頃から富士山に雲が掛かりだしました。
和名倉山・笠取山・東仙波 ビューポイントを過ぎてしばらく行くと、前方の景色が開けます。そこには雲取山へ続く稜線が見えました。
ビューポイントを過ぎてしばらく行くと、前方の景色が開けます。そこには雲取山へ続く稜線が見えました。
和名倉山・笠取山・東仙波 そのさらに少し先、左側が開けると浅間山が見えましたが…今日は恥ずかしがって雲に隠れています。本当はお盆休みに浅間山に挑戦する予定でしたが、噴火警戒レベルか上がって登山不可になってしまいました(涙)。
そのさらに少し先、左側が開けると浅間山が見えましたが…今日は恥ずかしがって雲に隠れています。本当はお盆休みに浅間山に挑戦する予定でしたが、噴火警戒レベルか上がって登山不可になってしまいました(涙)。
和名倉山・笠取山・東仙波 そしていよいよ前方に、本日の最高標高点でもあるから松尾山が見えました。もう少しと気合いが入りますが…
そしていよいよ前方に、本日の最高標高点でもあるから松尾山が見えました。もう少しと気合いが入りますが…
和名倉山・笠取山・東仙波 もうすぐ山頂というこの場所で、やっとミスに気がつきます。スマホの充電量が減ったので、バッテリーに繋ごうと思ったら…USBケーブルがないんです。バッテリーをすぐ使えるよう、ケーブルを挿したままでポケットに入れていたのですが、どうやらUSBケーブルだけどこかに落としたようです。
もうすぐ山頂というこの場所で、やっとミスに気がつきます。スマホの充電量が減ったので、バッテリーに繋ごうと思ったら…USBケーブルがないんです。バッテリーをすぐ使えるよう、ケーブルを挿したままでポケットに入れていたのですが、どうやらUSBケーブルだけどこかに落としたようです。
和名倉山・笠取山・東仙波 取りあえず唐松尾山の山頂まで登り、ケーブルを改めて探したけどやっぱりない。スマホの充電量はあと40%…電池が切れる前に下山しなければならないと判断し、今後の工程は中止して一ノ瀬高原に緊急下山としました。
取りあえず唐松尾山の山頂まで登り、ケーブルを改めて探したけどやっぱりない。スマホの充電量はあと40%…電池が切れる前に下山しなければならないと判断し、今後の工程は中止して一ノ瀬高原に緊急下山としました。
和名倉山・笠取山・東仙波 本当はここから稜線沿いに「西御殿岩」まで縦走し、そこで昼食休憩してから下山だったのですが…この山頂標識にリベンジを誓って早足で下山です。
昼食は緊急用食料の「えいようかん」を2個、かじりながら歩きました。
本当はここから稜線沿いに「西御殿岩」まで縦走し、そこで昼食休憩してから下山だったのですが…この山頂標識にリベンジを誓って早足で下山です。 昼食は緊急用食料の「えいようかん」を2個、かじりながら歩きました。
和名倉山・笠取山・東仙波 「西御殿岩」との分岐で、悔しさが込み上げました。なんでこんなバカバカしい理由で下山なんだと。
「西御殿岩」との分岐で、悔しさが込み上げました。なんでこんなバカバカしい理由で下山なんだと。
和名倉山・笠取山・東仙波 下山中、写真は数枚しか撮ってません。その一枚が牛王院平で思わず撮ったこの一枚。実はこの手前で一度道を間違えています、慌てるとろくなことがない。
下山中、写真は数枚しか撮ってません。その一枚が牛王院平で思わず撮ったこの一枚。実はこの手前で一度道を間違えています、慌てるとろくなことがない。
和名倉山・笠取山・東仙波 思い出したようにシャッターボタンを押した場所は、かなり下へ行ってからです。途中から自動車も走れる監視路になりました。沢沿いで涼しかったです。
思い出したようにシャッターボタンを押した場所は、かなり下へ行ってからです。途中から自動車も走れる監視路になりました。沢沿いで涼しかったです。
和名倉山・笠取山・東仙波 そして一ノ瀬高原に降りたときも写真を残していませんでした。電池残量は10%、一ノ瀬高原下山時にGPSを停止しました。
そこから昨夜も走った車道を3.8キロほど歩き。
そして一ノ瀬高原に降りたときも写真を残していませんでした。電池残量は10%、一ノ瀬高原下山時にGPSを停止しました。 そこから昨夜も走った車道を3.8キロほど歩き。
和名倉山・笠取山・東仙波 無事に作場平橋の駐車場に戻ってきました。問題のUSBケーブルはクルマの中にもなかった(ついでに自宅にもなかった)ので、どこかで落としたのは確定です。スマホの電池残量はGPSを切ったせいか10%のまま、クルマ用の充電器で慌てて充電しました。
今回はなんか、後半はボロボロでしたけど、楽しく一日が過ごせました。
無事に作場平橋の駐車場に戻ってきました。問題のUSBケーブルはクルマの中にもなかった(ついでに自宅にもなかった)ので、どこかで落としたのは確定です。スマホの電池残量はGPSを切ったせいか10%のまま、クルマ用の充電器で慌てて充電しました。 今回はなんか、後半はボロボロでしたけど、楽しく一日が過ごせました。

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