活動データ
タイム
32:29
距離
51.6km
のぼり
4310m
くだり
4313m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る週末と好天が重なったタイミングで、少し早いけど富山側からのテン泊の山行計画を発動。 初日、折立から一気に雲ノ平まで 二日目、水晶岳と鷲羽岳を攻略し雲ノ平で二泊目 三日目、太郎平まで戻り薬師峠泊 四日目、薬師岳を攻略して折立まで下山 初日 まず、雲ノ平までがエグいこと。 よく頑張った。おれ。 まだ雲ノ平はシーズン前なので、太郎平までワラワラいた人が、その先一切いなくなる一人旅。 沢の橋もまだなくて、行けないことはない渡渉がいくつか。 薬師沢小屋からの登りにくい急登、マジ死亡。 息も絶え絶え雲ノ平を楽しめない到着。 誰もいない。トイレ開いてない。水場もない。予定通りなので大したことではない。 本当に静かな1人だけの夜。星を見る余裕もなく撃沈。 二日目 前日の疲れが抜けきらぬままの出発。水晶岳を目指す。 ワリモ北分岐までがまたイヤらしい。夏道は雪から全部出てない。アイゼン付けるほどでもないけどヒヤヒヤはする。下りはちょっと危なそう。 遠く遠く感じる水晶岳。道すがら鷲羽岳なんか行けるのか?おれ。と何度も問う。 水晶小屋で野口五郎岳経由で来た方と会話。この方も前日から入山し、早朝すでに鷲羽岳行った後に水晶岳攻略。おれもできるっ。 淡々とアップダウンを繰り返す。繰り返す。繰り返す。 そして気づいたら鷲羽岳に立っていた。 ベースレイヤーでいれるくらいのコンディションで山頂を楽しむ。 晩飯で一つだけ持ってきた鯖味噌のパウチを初めて食べたとき、感動のあまり涙した。 三日目 この日はとにかく太郎平まで戻り、太郎ラーメンを食べることだけ考えた。 疲れた身体と重たいザックをちょっと戻すだけだと。気を楽にまた淡々と。 朝の雲ノ平は幻想的だった。これぞ日本最後の秘境。雪が消えた頃とか、もっといい時期がありそう。 途中、沢に橋を架けてる方々に出会う。開山の準備ですね。ご苦労様です。 太郎ラーメン、ビール、最高でした。 早々に薬師峠でツェルトを張り、ぼんやり過ごす。 そういえば、太郎平から薬師峠までの道すがら、この旅最初で最後の雷鳥様に出会った。天気良すぎて会えないと思ってたので、拝んでおいた。 四日目 明るくなったら薬師岳へむけて即出発。 気温も低くペースを上げても汗かかないのでサクサク登る。 6時に登頂。一番乗りだったようです。 やはり山は早朝が一番。澄み渡る空に北アルプスの山々を一望。 何時間でも見てられるけど、さっさと下山したかったので、ひとしきり感動したらキャンプ場まで戻った。 すぐに身支度整えて下山開始。 猛然と下山、下山、下山。 この旅のコースタイム比で最もペースがでてた。 無事下山したら置いてある自販機のコーラに吸い寄せられる。これ、しょうがないやつ。 最後に 新調したキネシスプロGTX。よいです。 こんなに重い荷物でこんなに沢山の山々をこんなに歩いたのに、足のトラブルはゼロ。 ミラージュの時は2泊3日の槍〜穂高の小屋泊縦走で両足踵と親指の皮がペロりしたのに。 お手入れちゃんとしないとだけど、大事にします。
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