活動データ
タイム
06:48
距離
10.0km
のぼり
1229m
くだり
1170m
活動詳細
すべて見る・カバー写真 「林の中の妖精(冗談はようせい!) 舞岳の中腹に群生しているギンリョウソウの中の一輪の花です。 花弁が透明、鳥のような形が印象的です。 ・ツクシシャクナゲ 今回の多良山系登山の目的は、シャクナゲ群落の見事な開花を鑑賞することでした。 期待は大きく裏切られました! 開花しているシャクナゲの株の割合は、多分1%以下です。 蕾を付けている株は殆ど見られませんでした。 わずかな花や蕾がとても貴重に見えました。 ・コバノミツバツツジ 背振山、井原山のように大きな群生地は無く、舞岳、経ヶ岳、多良岳のあちこちに見られました。 井原山のツツジのように、枯れた蕾や病気に見える株はありませんが、花密度が低いのが特徴です。 土壌の栄養が不足していためではないでしょうか? 群生しないと、少ない栄養分を奪い合う必要がなく、また、病気が移りにくいメリットがあるかも知れません。 ・その他の草花 4月末は、春の草花の観察時期としては遅いかも知れません。Webサイトを見ると、多良山系の草花の種類は脊振山系と比べると、かなり少ないようです。火山の噴火でできた多良山系の山々は、土壌が薄いためと思われます。 笹ヶ岳から金泉寺に向かう縦走路には数種類の草花が咲いていて写真撮影を楽しみました。 ・雑感 頻繁に山歩きに行く脊振山系はプレートによる褶曲によって形成され、多良山系は主に火山の噴火によって形成されたと説明されています。 同じ種類の草花でも、地形が異なるので、草花の開花風景が異って見えるのが面白いです。 目的のシャクナゲは殆ど開花していませんでしたが、経ヶ岳、多良岳山頂からの眺望を楽しみ、多良山系に近い町から来られた方のお話が聞けて、楽しい旅行(大村市に1泊)でした。
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