三嶺(1893)西熊山(1816)天狗塚(1812)

2022.03.05(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 20
休憩時間
2 時間 31
距離
19.4 km
のぼり / くだり
1745 / 1751 m
4 52
13
1 35
1 25
38
59
21
1 1
52

活動詳細

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令和4年3月5日 三嶺(1893)西熊山(1816)天狗塚(1812) 【日時】 2022 令和4年3月5日 【天候】 晴 黄砂 【コース】 菅生 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812) 菅生 【記録】 いやしの温泉郷 発 2:59 --- 林用作業小屋跡 4:45 --- 1791m標高点 7:20 --- 菅生下山口標識 7:51 --- 三嶺 (8:14-8:36) --- 西熊山 (10:17-10:36) --- お亀岩 11:03 --- 天狗峠綱附森分岐 12:10 --- 天狗峠西山林道分岐 12:25 ---天狗塚 (13:05-13:33) --- 天狗峠西山林道分岐 (14:03-14:09) --- 西山林道天狗塚登山口 (15:06-15:21) --- いやしの温泉郷 着 17:19 【山頂】  いやしの温泉郷を 未明に出発。 いやしの温泉郷 三嶺登山口には林業用作業重機が置いてあり 付近に「新たな作業道」がつけられて 広範囲に伐採作業が進んでいた。 このところ暖かい日々が続き 登山道の雪は 前週から だいぶ減っていて、いやしの温泉郷付近は雪がなく、しばらく のぼって 標高1100-1200m ぐらいから ようやく 雪の上を歩く。トレースあり。 3月になって夜明けが 早くなり、標高1700mぐらいの 剣山 次郎笈が見える 辺りで 日の出。 天気自体は良いのだが 黄砂の影響か 遠くは霞んで 日の出の陽射しにも 褐色が かかる。 前週まで 雪に埋まって 少し頭だけ でていた 鹿よけネットフェンスも 雪が減って だいぶ露出してきた。 今日は気温上昇が予想され 雪が締まり 雪上を 楽に歩けるのは 気温が低い 朝の間だけに なりそうだ。 ■三嶺 「マイナス0.8度 南西 6.8-3m 晴 黄砂。剣山 次郎笈 天狗塚 見えるが 黄砂で 霞む。雪が少なくなり 久しぶりに山頂の地面が露出していた。」(累計登頂回数 740回) 前週まで白一色だった三嶺南面を見る。 雪のつきかた、笹が露出したところ、雪崩デブリのある場所、雪崩ブロック崩壊、発生状況をつぶさに観察すると、この一週間で 南面の雪が だいぶ 落下したようだ。 ■この時期の朝の気温としては 少し高いが いまのところ 雪質も安定しているようなので 縦走路へ向かう。 縦走路には 前日までの トレースが残っている。 三嶺西熊山間の山稜南面の雪崩発生箇所などには デブリが下に溜まっているのを 確認。 西熊山 雪稜ルートは やや雪も減ってきていて 西熊山南側 雪庇もだいぶ 落ちてしまっている。 ■西熊山 「プラス1.7度 西7-3m 晴 黄砂。三嶺 次郎笈 天狗塚 見える。遠くは黄砂で霞む。」(累計登頂回数 610回) ■西熊山頂西側の積雪期に雪の溜まりやすい箇所で 例年ずっと観察している定点観測地点にて 積雪状態を確認。 減っているが いまだ まずまずの堆雪量。 http://shumiyama.web.fc2.com/kiroku-huyu/teiten/nishikuma-hukin.html ■お亀岩避難小屋付近の斜面の雪の状況をみる。 少しまえに 小屋の前に一度 雪が滑り落ちきていて いまでも雪が堆雪しているが 今のところは 小屋自体はセーフ。 だが 山稜の斜面には新たな 不安定な雪の亀裂が 見うけられるなど 3月も 油断はできない。 ■お亀岩から 天狗峠の登り あたりからは 気温が ぐんと上昇して 雪が緩んできた。 ■お亀岩から天狗峠の登り区間 雪庇が落ちてない箇所もあり 要注意。 天狗峠 東面の 上部には 大きなグライドクラック。 一度は雪崩れたものの また 積雪し 不気味なクラックが 再度できてきて 天狗峠 東面は 典型的な雪崩地形の 不安定さを 見せている。 ■以前 天狗峠綱附森分岐 天狗峠東面での 雪崩地形のデブリ帯に わざわざ 入りこんで 大休止している 無知な大人数パーティーを見かけて 驚いたことがあった。(2010年1月24日) http://shumiyama.blogspot.com/2010/01/2010124_24.html https://youtu.be/mGAh8R0AJCQ ■暖冬気味の冬が続き 四国の山では 雪崩と 無関係と 思っている 無知の登山者が 四国には いまだに 多いのが現実。 これは、北海道・東北・北陸など 多雪地域の 登山者と比較すれば 積雪期の山に接する機会が四国の登山者には 少ないからだと思う。 四国内でも雪崩事故がおき 死者も出ている。 無雪時期とは ちがう 積雪期登山の危険性を 十分知ったうえで四国内でも それをふまえての慎重な行動が求められる。 http://shumiyama.web.fc2.com/yomoyama/nadare.html ■天狗峠から 天狗塚間では 気温が上昇し 雪が腐ってきてペースがぐっと 落ちる。 登山道に 雪解け水が 流れている箇所もあった。 ■天狗塚 「プラス4.5度 西4.6m 晴 黄砂。三嶺 剣山 次郎笈 見えるが黄砂で霞む。気温が高い。」 (累計登頂回数 694回) ■天狗塚山頂で 陽のあるうちに いやし温泉郷へ戻れるかどうか 今後の時間配分を勘案。 気温が高く 雪が腐っているので 慎重な行動が求められ 牛の背へは 思った以上に時間がかかりそうだ。 今回も 無理せず 素直に 牛の背は 割愛。 天狗峠経由で西山林道へ 気温上昇の 腐り雪に注意して 慎重に下山。 ■西山林道天狗塚登山口には 駐車車両なし。 ■林道 阿佐名頃線は 菅生方面は 轍がないものの 前週に比べ雪は大幅に減っていて 前週きつかった 林道ラッセルもなく 随分 歩きやすくなっていた。 林道阿佐名頃線 天狗塚登山口から 約2.2km先進むと 目新しい しっかりした 4WD車の轍に であった。 雪面に残る 轍や足跡痕 等 から類推すると 深雪をかき分けて 地籍調査の仕事が行われたようで 本格的4輪駆動車が 深雪の林道を菅生方面から かなり苦労して 登ってきて、地籍作業を行い、境界表示標が 雪を掘り起こしたなかに 新たに設置されていた。お仕事 ご苦労さまでした。 ■集落の給水設備の点検 林道脇に各集落への給水設備が設置されている。 寒波などで 凍結があったりすると 破裂することもあるようで 林道脇に設置された各集落の給水設備の点検も 冬季も定期的に 行われているようだ。 ■集落の給水装置の給水ホース。 いやしの温泉郷の登山口に 注意書きの 看板がでていたが アイゼンなど履いた 登山者は 登山道や道路脇にある 給水ホースを 損傷しないようにしたいものだ。 ■この日 出会った登山者は無。計0名。 西山林道 天狗塚登山口 駐車車両 なし。 2022 令和4年3月5日現在 累計山行日数 1974日(内 四国 1584日) ---------------------------------------- ■帰路 国道439号の京上付近で 2020年から建設中だった 下瀬2号トンネルが この日 開通し一般車も 通れるようになっていた。 下瀬トンネルは9年前の2013年開通。 https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/b7215b330669cf3105f7f70dfba6b398 今回下瀬2号トンネル開通で 当初計画トンネル3本の予定が 現道拡幅で2本のトンネルに計画変更されて 落合工区のバイパスは完成。 ■祖谷街道 開通後 百年。 1920年(大正9年)開通 https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/dd42f28bbdcff9c2c79cdee3a892f0fe ---------------------------------------- 【写真】 flickr https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720297159433 【趣深山ブログ】 https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/a9263901b9cd2161217f6daaa3232eb9

動画

活動の装備

  • その他(Other)
    IBUKI GPS
  • その他(Other)
    HITOCOCO
  • その他(Other)
    COCOHELI(ココヘリ)会員証
  • その他(Other)
    TH-D72
  • その他(Other)
    FT2D

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