三又になっていた。 戻る 次へ

山陰海岸つぎはぎカヤック 青海島の写真

2017.09.10(日) 11:22

三又になっていた。

この写真を含む活動日記

48
0

07:09

30.7 km

1904 m

山陰海岸つぎはぎカヤック 青海島

青海島 (山口)

2017.09.10(日) 日帰り

 昨夜は、INAKAライドの打ち上げ。しっかり盛り上がり、楽しい時間を過ごした。私はアルコールがだめなので、飲まないのだが、こうした席は酔ってなくても楽しめるのでOK。  2次会の途中で、失礼させていただき、「山陰海岸つぎはぎカヤック」に出かけた。車中泊をして、早朝よりスタートを切りたいので、こうした形になる。飲めないからこそ、こういうスタイルが取れる。  さて、今回の「山陰海岸つぎはぎカヤック」だが、日御碕の続きをしようかとも考えたが、ちょっと遅い時間になってしまったので、逆方向の山口県に向かうことにした。昨年、野波瀬漁港までは、つぎはぎカヤックで到達しているので、今回は、その近くの青海島一周に挑戦することにした。青海島の道の駅で車中泊。遅く出発したので、結局、寝たのは深夜の2時。    翌朝、カヤックのスタート地点である、波の橋立へ向かう。ここは、ミニ天橋立といった感じのところ。べた凪。海面は、湖のよう。今日のような時には、しっかり洞窟にも入れるので、とても楽しみ。  次から次へと面白い形の岩や、迫力のある岩などが表れ、写真をたくさん撮る。このルートはちょうど、遊覧船が通るルートなので、エンジン音が聞こえてきたら、カヤックを止め、安全を確認しながら進む。  大きな洞窟が二つ並んである黄金洞ところの洞窟に入ろうとしていたら、後ろから遊覧船がきたので、横へよけ、ゆずる。遊覧船も、この洞窟に入って行って、少ししたら、バックで出て行った。やはり、名所らしい。  断崖のスケールも大きい。50m~100mはあるのでは、と思われる、また、トンネルや、洞窟などもたくさん。全部入っていたのでは時間がいくらあっても足りないので、そのうちの何か所かへ入る。  中でも印象に残ったのは、観音洞と言われるあたりの洞窟。海底がエメラルドグリーンに輝いていた。太陽がさしこんで、そういう風景になったのだろうが、ここが幻想的だった。まるで、イタリアの青の洞門のよう。  大門小門というところも、切り立った崖と崖の間を進み、最後は、大きなトンネルを抜けるという場所。ここも、迫力があった。  海上アルプスと言われているあたりの岩も見事。このあたりの浜に上陸し、しばし休憩。陸から見た海上アルプスもすばらしかった。こういう景色の中をカヤックでゆっくり進む。贅沢~。すぐ近くにある、トンネルをカヤックで通ってみると、岩の天井が三又になっていた。自然の造形美。この岩は、像の鼻と言い、その鼻の部分らしい。  島見門というところに巨大な岩壁の下に、洞窟が。ここも、当然通る。  仏岩というのだそうだが、この岩には、巨大な数珠がかかっていた。すぐ近くを通る。  通漁港に入港。昼食のための休憩。ここは、以前、捕鯨が盛んで、青海島鯨墓があったり、くじら資料館があったりする。巨大なくじらのモニュメントもドでーンと設置してある。  昼食は、いつものカレーメシ。辛いカレーの後は、甘いスイーツ、これも合う。  再び、カヤックで出艇。このまま、青海島沿いを進んで、一周するか、前回のゴール地点、野波瀬港へ行くか迷ったが、まだ、時間もありそうだったのと、つぎはぎカヤックのためには、どこかで、つながる必要があったので、野波瀬港へ向かうことにした。   島伝いとくらべ、海の中を4キロ近く進むので、景色もあまり変わらず、ただひたすら目標にむかって漕いで行くので、ややたいくつになる。それでも、漕ぎ続けることで、少しずつ、野波瀬港が近づいてきた。ただ、面白かったのは、トビウオがスーッと飛んでいくのを何回も見れたこと。こんなに近くを飛んでいくのを見たのは初めて。やや小ぶりだったが、飛ぶ姿、とてもかっこよかった。  野波瀬港へ到着。前回のゴール地点なので、これで、つぎはぎがつながったことになる。ここから、本日のスタート地点でもあり、ゴールでもある、波の橋立へ向かう。  途中、望ヶ鼻辺りで、カヤックを発見。これだけ、何回も海に出ているのだが、こうして、カヤックに出会うというのは初めてかも。どちらからともなく、近寄って、海上で、雑談。この方、昨年の油谷湾シーカヤックフェスティバルにも参加していたということで、一緒にレースに出ていたことになる。共通の趣味を持った者同士、すぐに仲良くなる。以前からの友人のような気分になる。この方の乗っているカヤック、すごくスピードが出るが、安定性は悪い。こういう形状の艇を乗りこなせるというだけで、相当な腕前。かっこいい。  ふたたび、海の中をひたすら、漕ぐ。さすがに、終盤、体のいろいろな部分が痛くなってきた。特に、右の腰辺りがつりそうになる。海水をその部分にかけ、筋肉の温度を下げ、つらないように気を付けながら漕ぐ。しばらくすると、今度は左の肩辺りがつりそうになる。ここも同様に海水をかけ、冷ます。なんとか、両方とも、つらずに漕ぎ続けることができたが、30キロでつりそうになるというのはまだまだだなあと反省。  波の橋立、本日のゴールに到着。青海島をしっかり堪能することができた。  帰りに、青海大橋の手前にある、王子公園に寄る。ここ仙崎は、金子みすゞの生誕地として有名だが、この公園から見る仙崎の町の様子をみすゞはとても気に入っていたということだった。確かに、ここから見える仙崎、とても素敵だった。  天候にも恵まれ、海の状態にも恵まれ、最高のコンディションの中での山陰海岸つぎはぎカヤック、とても気持ちよく終える事ができた。  昨年の山陰海岸つぎはぎカヤック 田万川~江崎 http://main.dokkoisho.com/Kayakbox/2016-6-5newseakayakku/2016-6-5newseakayakku.html    江崎~須佐 http://main.dokkoisho.com/Kayakbox/2016-6-12esaki-susa/2016-6-12esaki-susa.html    須佐~金井崎 http://main.dokkoisho.com/Kayakbox/2016-7-20/2016-7-20.html    益田~田万川 http://main.dokkoisho.com/Kayakbox/2016-7-24takatu-tamagawa/2016-7-24takatu-tamagawa.html    金井崎~宇田 http://main.dokkoisho.com/Kayakbox/2016-8-14kaneizaki-uda/2016-8-14kaneizaki-uda.html    宇田~清ヶ浜 http://kayak.dokkoisho.com/report/2016-9-11uda-kiyogahama/2016-09-11uda-kiyogahama.html    清ヶ浜~長門大井 http://kayak.dokkoisho.com/report/2016-09-15kiyogahama-nagatoooi/2016-09-15kiyogahama-nagatoooi.html    長門大井~萩 http://kayak.dokkoisho.com/report/2016-09-26nagatoooi-hagi/2016-09-26nagatoooi-hagi.html    萩~長門三隅(野波瀬港) http://kayak.dokkoisho.com/report/2016-11-12hagi-nagatomisumi/2016-11-12hagi-nagatomisumi.html    おまけ ロードバイクでの青海島一周 http://jitennsyabox4.ohuda.com/nihonnissyuu2/2016-3-29oumisima/2016-3-29oumisima.html