収穫多き御嶽山

諸事情により、なんと6月前半以来、2ヶ月ぶりの山行。 選んだ山は、御嶽山。 730junさんの活動日記を読んで、必ず行くと心に決めた山です。 ルートは730junさんとは違いますが、目にする景色は期待通りでした。 深遠な緑と、荘厳な岩肌、美しい火口湖。 多くはガスに覆われつつも、時折の晴れ間に全貌を見せる演出。 火山灰を踏み越え、雪で凍る河を渡る山行。 山岳信仰が色濃い神社や神像の数々。 いずれも飽きさせない、ここでしか見られない景色。 そして献花台や、随所に積まれた石、変色した火口湖に残る傷跡。 多くの人を魅了する山だったからこそ、招いてしまった惨劇なのだと良く分かりました。 失敗から学んだことも多かった一日でした。 中央道が災害で封鎖され、予定より2時間近く遅れて到着。 このため迷った末にロープウェイの7合目から登るルートを選んだのですが、摩利支天山・五ノ池を経由し三ノ池ルートで戻るフル周回コース自体は変えませんでした。 これが本当に悪手。 ロープウェイの下りは16時半で、乗り遅れると別ルートでは駐車場まで辿り着けません。 スタートが遅れた上にゴールタイムが固定され、フルコース周るとなれば休憩を削るしかありません。 また元々、膝に爆弾があるため下りは無理が効かないのに、下りで時間と戦う羽目になりました。 時間に追われる登山は本当に楽しくないです。 焦りと、しばらく山から遠ざかっていたツケで、足が攣るわ、足首はヒネるわでボロボロ。 筋トレはしてるんですが、筋持久力は山に登ってないとダメですね。 足を引きずりながらラストスパートしているところに、土砂降りの雨。 あと少し、と思いレインウェアを上しか着なかったら、これまた失敗。 撥水加工のパンツを履いていたんですが、レインウェアと撥水加工は別次元のものだと思い知りました。 帰りは再び中央道の影響で大渋滞。 すぐに帰れない場所なら、雨に降られた時のために着替えを用意しておくべきでした。 月曜からは3泊4日で北アルプスに遠征してきます。 筋肉痛がちょうどピークかも…これも反省材料ですね。