登山

分県登山ガイド29　和歌山県の山　No52  千穂ケ峰
一応、和歌山県民なので、地元の山も登っておきたいということで、今年の登り初めに選定
国道168号が整備され、随分走りやすくなり、自宅から新宮まで以前は4時間かかったものが3時間で行けるようになった。さすがに2日の早朝は車も少なく、予定通り那智熊野速玉大社の駐車場に到着。
1日には、かつらぎ町の丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)に初詣しているが、ここでも今年の安全登山を祈願した。
千穂ケ峯の登山口への案内表示がなく、事前にグーグルマップとヤマップ地図を交互に見ながら、三本杉登山口を確認していたので、迷うことなく到着。今までの失敗が生きている。(笑)
朝陽の当たる急登の登山道を登る。ピークを越えて下降し、登り返すと樹木に囲われた千穂ケ峯に到着。
展望を期待して、第一展望台を目指す。右手は切り立った崖で、安全のため手すりが設置されている。
木々の隙間から、眼下に大きく蛇行する熊野川の清流が見える。
立派な作りの第一展望台に到着。作りに見合った大展望を期待するが、木々に邪魔され、ガッカリ。
もう少し、刈り込んでいただきたいですね。
カバー写真にしておきます。
下山は、神倉神社の参道に出る。右に上がれば神倉神社に行くが、今日はもう一座計画しているので、左に下りて駐車場に戻る。
神倉神社に参拝する人が多く、急斜面の千穂ケ峯を目指す人は少ないようだ。
展望台からの景色が広がれば、いい山である。



千穂ヶ峯（ちほがみね）は、和歌山県新宮市の山。最高地点のある北のピークにちなんで権現山（ごんげんやま）とも。

【概要】
千穂ヶ峯は新宮市中心市街の西側に南北方向にそびえ立ち、市街地と熊野川を隔てている。2つのピークがあり、最高地点は北の権現山（ごんげんやま、253m）だが、神倉神社の所在地として知られる南の神倉山（かんのくらやま、199m）の方が名高い。数値のみで見れば都市近郊の低山に過ぎないが、とりわけ熊野川に臨む西面は急峻に切り立った崖をなしており、険山の様相を呈する。
千穂ヶ峯は、古くは鎮護ヶ峯（ちんごがみね）と称されていた。往時には、修験者たちの修行や国家鎮護の祈念が行われた山篭の聖地であったと考えられており、山中からは経塚や経筒が発見されている。また、神倉山にある神倉神社は、熊野速玉大社の運営にあたった修験者の集団・神倉聖（かんのくらひじり）が本拠地であった。

2つのピークをつなぐ尾根道が登山道として整備されており、近畿自然歩道の一部に指定されている。登山道は、神倉神社の付近から入り、熊野速玉大社近くの住宅地に降り立つ。山上の林は国有林（権現山国有林）であり、良好な照葉樹林が残された箇所がある。また、世界遺産（熊野速玉大社）のコアゾーンおよびバッファゾーンの一部でもある。

千穂ヶ峯・権現山・神倉山に関連する活動日記

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千穂ヶ峯