登山

塔ノ岳や丹沢山付近からいつも見えている白い沢が特徴のユーシン方面、見えてはいるけどYAMAP上では通行止めになっているし、塔ノ岳山頂からユーシン方面への山道入り口には今(1/13/2025)も通行止めの立て札が立っているし、あっちの方ってどうなっているんだろうとずっと思っていました。昨年夏に林道の一部通行止め解除があり、熊木沢出合から棚沢の頭（蛭ヶ岳と丹沢山の中間位）へ登れば丹沢主脈に合流できるようになりました。夏場は丹沢は控えているので、寒くなったら実行してみようと考えていましたが、このルートを使っている人が少ないせいか余り情報がないので、今日はルートの状況をシェアしたいと思います。ただ、時間と共に変わっていくので、そこはご理解くださりませ。

▪️アクセス
小田急新松田駅7:25発のバスで玄倉到着8:09。今回は大倉へ縦走なので車ではないため、駐車場は未確認。でも、駐車場は問題なさそう。

▪️玄倉バス停ーユーシンロッヂ入り口
玄倉からひたすら林道歩きが始まります。ユーシンロッヂ入り口までで10kmほどの歩きですが、砂利運搬ダンプが行き交う平日は注意ください。標高は300-400mほどしか上げませんので、皮膚感覚で言うと北アルプス登山の上高地から横尾までのダラダラ歩きを想像して頂くといいかも、結構長く感じます。途中に玄倉ダムがあって、あれがユーシンブルーってやつなのでしょうか、綺麗な青い水とそこに落ちる滝があって夏場は一服の清涼剤になるでしょう。
👉注意：ここまでの林道は通行に何も問題ないですが、トータル７つあるトンネルのうち、「新青崩トンネル327m」はヘッドランプ必須です、カーブしているので漆黒で全く何も見えません。マジで悪あがきは止めてヘッデンつけてください。

▪️ユーシンロッヂ
ついでと思ってユーシンロッヂに寄ってみたけど、想像以上に大きくて立派な建物にびっくり、使われなくなって20年以上経つらしいけど、もったいなぁ。黒岩神奈川県知事、これなんとかなりませんかねぇ、ヤビツ峠、大倉、西丹沢につぐ登山口にしましょうよぉ、くだらない税金削って。玄関は閉鎖されていますけど、私が参考にさせて頂いた方の投稿では裏から中に入れて避難所として利用できるようです。

▪️ユーシンロッヂー熊木沢出合
ユーシンロッヂを過ぎると林道補修工事がまだ続いて、投稿写真のように道路に穴が空いていたり倒木が道を塞いでいたり、まだ綺麗になるには時間がかかるでしょうね。熊木沢の出合いから先にはえぐられ方が半端ない箇所があるようで、それゆえ塔ノ岳へのルートは通行止めになっているみたいです。ちなみに鍋割山へ向かう雨山峠へのルートも未だ通行不可みたい。
熊木沢の出合いで沢へ降りると一部流されてしまった橋がありますので、ハシゴを登って対岸に渡るとすぐに本格的な登山口になります。

▪️熊木沢出合ー弁当沢の頭
まず尾根まで上がります（そんなに標高上げずとも尾根歩きになります）が、この間落ち葉に埋れていることと通行者が少ないこともあって登山道が分かりづらいです、よく観察してください。また登山道と思しき箇所は幅が狭いので滑落に注意ください。尾根に上がると暫くは針葉樹林の中を歩くことになりますが、とにかく激登りで私の中では丹沢3大急登認定です。翌日塔ノ岳からこの尾根を見ましたけどそれはそれは急でした。この辺りは登山道自体は分かりやすいですし道自体は荒れていません。弁当沢の頭の手前から美しいブナ林に変わります。ただ、ここも落ち葉に登山道が隠れてしまっているのでよく観察することをお勧めしますが、尾根筋なのでさほど心配は要りません。美しいブナ林を堪能できます。弁当沢の頭の標識が立っていないので、どこがその場所かが分からず私は通り過ごしてしまいました。いずれにしても投稿写真の通り美しい森です。人もいません。

▪️弁当沢の頭ー丹沢主脈合流
弁当沢の頭を過ぎても暫くブナ林が続きますが、丹沢主脈が近づくにつれて、野薔薇の一種かしら、名前は知らないのですけど表尾根で山頂に近づくにつれて現れるあの棘がいっぱいの低木が登山道脇にいっぱい生えていまして、少し難儀することになります。YAMAPのルート上にも❗️マークついていて「チクチクゾーン」なんて出ていますが、短パンの方はここを通るのをお勧めしません。登山道が細く枝が伸びているので間違いなく足を引っ掻くことになります。ご注意ください。多分サポーターも引っ掻くことになると思いますよ。
丹沢主脈へ合流する地点は、丹沢山と蛭ヶ岳の中間に不動の峰休憩所がありますけど、その少し蛭ヶ岳よりになりますが、案内標識にはユーシン方面への記述がないので、みなさんそのまま気づかず通過してしまうんじゃないかなぁ。私もここに出るんだぁって思いました。

以上、ルートの状況を中心に今回は書いてみました。弁当沢の頭を過ぎる頃、小雪がちらつき始めました。なので初日は景色はイマイチでしたけど、翌朝の絶景は素晴らしかったです。
お気に入りの「みやま山荘」は10名ほどしか宿泊者がいなくてゆったり出来ました。¥9,200であの夕朝食を山で堪能出来るのは本当に感謝です。春にもう一度来たいと思います。

【注意情報】
テントを張るには、土地所有者の同意が必要です。また、自然公園の特別保護地区、第1種特別地域では原則テントを張ることはできません。

情報元
神奈川県ホームページ
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/02yama/faq_tanzawa.html


丹沢山（たんざわさん・たんざわやま）は丹沢山地の丹沢主脈にある標高1,567mの山。

塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳

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初ユーシンブルーからの丹沢山 丹沢３大急登認定！

Hide-chan

北(焼山や東野)から蛭ヶ岳へのルートは、何度か計画しては中止を繰り返し、一度も実現していなかったのですが、ダメもとで山荘に電話したら４名のキャンセルが入ったということで、蛭ヶ岳山荘一泊で縦走してきました。予報では日曜日の昼までは良い天気ということだったので、山頂からの夕日に浮かぶ富士山を堪能できると期待していました。2年前も夕景が素晴らしかったんですよね。

まず登山道なんですけど、塔ノ岳の南側は路面もドライで雪の心配もなく、足元がドロドロになる心配もありませんが、塔ノ岳山頂を境に様相が変わります。塔ノ岳山頂から北は雪が残っています。また、このところ気温が高いために雪がザラメ状になっていてチェーンスパの歯がバイトしてくれません。ただ、木道の上は雪が残っていると滑りやすいので、塔ノ岳から北へ入る方には装着をお勧めします。特に下りが要注意です。ただし、今週から気温が下がるらしいので、凍結することを考えれば今週から１週間は必携でしょう。

初めての焼山から蛭ヶ岳へのルートなんですけど、予想以上に良かったです。丹沢山への三峰ルートもそうなんですが、人が少ないのでゆったりと山歩きを楽しめますし、樹林帯が美しいのでα波全開です。願わくば新緑の頃か11月頃にもう一度歩いてみたいですね。面倒なバスの乗り継ぎをした甲斐がありました。
蛭ヶ岳からの眺めが最高なのは知っていましたが、今回も夕景は素晴らしかったですねぇ。蛭ヶ岳山荘の窓越しに見る風景は、切り取った絵画のようです。とりわけ夕刻の富士🗻は絶景です。翌日は虚無の下山となりましたけど、十分夕日に映える富士を見られて大満足の山行でした。

わたくし、山となると何故かカレーを食べたくなるのですが、蛭ヶ岳の夕食は蛭カレーなのに、バスに乗る前の朝飯に松屋でカレーを食してしまうというバカをやっちゃいました。泣 それも美味しかったですけどね。😂 




夕映の富士 焼山から蛭ヶ岳山荘

元々は東野バス停から姫次経由で蛭ヶ岳に登頂し、丹沢山まで来てみやま山荘に宿泊、翌日大倉へ降りようと思っていたのですが、先週の雪で登山道の情報が表丹沢ほど分からず、ヤビツ峠を入山口に考えていたところ、一昨日からの雪でバスが運行していないことが判明、仕方なく大倉発着に急遽変更したのでした。

ちょっと直前にドタバタはしたのですが、ぎゅうぎゅう詰のバスを降りてヌカルんだ登山を登っていくと、美しい雪山と北アルプスかと思わせるような雲海が待っていました。雲海の上に出た花立山荘では富士も綺麗に見えましたので、持ってるなと思いました。笑  霧氷の樹林を目当ての人が多かったのでしょうか、登山客が多かったですねぇ。

今日はみやま山荘泊なので、いつもよりかなりゆっくり歩き、休憩もあちこちでたっぷりと取ったのですが、それでも13:30ごろには目的地の丹沢山に着いてしまいました。チェックインした後の時間をどう過ごそうかと思っていたところ、神奈川からお越しのシーズさんとスーリヤさんの女性お二人連れ、千葉からお越しのげるさんとHaruyaさんのテニス仲間お二人にお声がけ頂き、そこへ岩手からお越しのお医者様と埼玉久喜からお越しの二人づれが加わり、七人で酒盛りと相成りました。誰とはいいませんが酒豪がいらっしゃり、日本酒と自家製梅酒をご持参、他の方はペットボトルにウイスキーとソーダ水を持参、いやはやいい気分になってしまいました。みなさん、楽しい酒盛りありがとうございました。夕食後も就寝前まで酒盛りは続いたのでした。

翌日、鍋割山経由で大倉に降りようかと思っていたのですが、思ったより早く雪が本降りとなり、予定を変更して大倉へ大倉尾根をそのまま引き返して下山しました。


雪と雲海の丹沢 - みやま山荘での予期せぬ楽しい酒盛り

実は甲武信岳へ行こうと思っていたのですが、週末に中央高速の渋滞に何度も見舞われて、せっかくのリフレッシュも霧消することいくたび、この３連休は間違いなく大月ー小仏トンネル間で渋滞🚗することを考えると、今回はやめておこうと言うことでホームグランドの丹沢に。今回は菩提峠から二の塔に上がって、調子が良ければ蛭ヶ岳まで行こうと思いましたが、結果的には丹沢山までとなりました。

低山なので紅葉はまだ結構残っているのではないかと思っていましたが、もう終わっていました。今日は夏かと思うほど暑かった💦です。でも今日は空気が澄んでいて良い天気だったおかげで久しぶりに富士山🗻を本当に綺麗に見ることができました。塔ノ岳・丹沢山への登坂路は大倉尾根が一番メジャーかと思いますけど、私個人は表尾根が一番好きです。変化があり視界が開けているので、飽くことがありません。

ところで、表尾根には避難小屋を除くと烏尾山荘・木ノ又小屋が塔ノ岳の尊仏山荘までにありますが、烏尾山荘が開いていて営業している☕️のを初めて見ました‼️ 烏尾山荘で泊まったり利用した方っているのかしら？
さて、次の丹沢山系はどこにしようか。


私の丹沢シーズン到来　丹沢山・塔ノ岳

昨年の同日は膝までの雪でトレースのない中を西丹沢から蛭ヶ岳山荘に泊まり誕生日を山小屋で迎えたのですが、今年はみやま山荘で実行しようということにしました。宮ヶ瀬湖から丹沢山へのルートでリベンジです。

青空、心地よい気温、萌え始めた木々、豆桜やすみれのお花、本当に良い日に恵まれてルンルントレッキングで素敵な一日となりました。持参した携帯用ワイングラスにハーフボトルのスーパートスカーナで一人でお祝いさせて頂きました。みやま山荘と言えばステーキが有名なんですけど、残念ながら今回はメニューが違いました。またの機会にしましょう。

二日目ですが、真っ白の虚無からスタートでした。塔ノ岳を過ぎて花立山荘に差し掛かった頃、ようやくガスが取れてきましたが、富士も相模灘もお隠れになっておりました。
でも、楽しい二日間を過ごさせてもらえました。丹沢は素晴らしいです。


Birthday Lodging in みやま山荘 宮ヶ瀬湖-丹沢山-塔ノ岳-大倉縦走

木曜夜から金曜朝の雨、気温を見ていると山は雪になるなと思いつつ、西丹沢センターの方が、「どちらまで？あぁ、蛭ヶ岳、上は15-30cmです。檜洞丸から先は今日はいませんので、トレースなしの綺麗な雪道ですよ」とな。山屋にとってはラッキーですねぇ、というところだろうが、チェーンスパイクしか持ってないから、大丈夫だろうか。

最近、ミツマタの投稿をよく見かけるが、ツツジ新道も名所と聞いていたので、どんなもんかと思っていたら、大群落が待っていました。幸先いいぞ、と思っていたら雪で道が無くなった。トレースが分かりづらいのでルートを外しそうに。檜洞丸まではなんとなく分かってたのだが、そこから先はフカフカの新雪で尾根以外はトレースがないのでルート分からない。GPSをマメに確認して進むが、参ったことにチェーンスパイクが全く役に立たない。おまけに痩せ尾根の怖いこと。2/3地点で1時間遅れ。蛭ヶ岳への急登で流石に大腿筋が悲鳴を上げてしまった。

翌朝ご来光にあやかり、齢を一つ重ねました。そう、蛭ヶ岳山荘で誕生日🎂を迎えたのです。綺麗な雪山と富士山、ご来光を誕生日に送ってくれたのでしょう。

二日目は雪が踏み固められ凍結していたので、チェーンスパイクがいい仕事をしてくれサクサク進むことができました。蛭ヶ岳山荘に泊まっていた広島の女性と仙台の男性と塔ノ岳までご一緒、彼らは鍋割山へ鍋焼きうどんを食べに行くのだそうな。1日目の悪戦苦闘が嘘のように楽しく 丹沢山、塔の岳からヤビツ峠に下りました。

不安の膝ですが、CW-Xの上にサポーター、インソール、ストックとYAMAPERの皆さんに教えて頂いた足と腿の使い方を実践しながら二日間縦走したところ、下りで膝が痛むことなく楽しく歩けました。感謝感激です。

ところで、YAMAPつながりのmuramiさんと、おなじ時間帯に塔ノ岳にいたことが投稿で分かり、お会い出来なくて残念。丹沢によく来ていらっしゃるので、そろそろバッタリがあるかもと思っていたのですが。

冬に逆戻りの丹沢をゆく 誕生日を蛭ヶ岳山荘で

丹沢に行くと何故か天気が悪い、山頂から何も見えないことが続いていましたが、ようやく天候に恵まれました。綺麗な富士がよく見えました。
これまで悪天候で塔ノ岳ピストンばかりでしたが、丹沢山まで足を伸ばして来ました。

最初塔ノ岳に着いた時は人もまばらでしたが、丹沢山から戻って来たときにはものすごい人でした。シーズン真っ盛りの丹沢の人出はすごいと聞いてましたが、ちょっとびっくり。

紅葉🍁はほぼほぼ終了してますね。中腹に一部残っていましたので、今回はそれをお届けします。

下山途中に花立山荘を過ぎた辺りから久しぶりに膝が痛くなり始めた。登山口までまだ相当距離があるのに。ネェちゃん、爺さん、婆さんに置いていかれる。体力は問題ないのに辛い。登山口に着いた時には本当にホッとした。大倉尾根は通称バカ尾根と呼ばれているようだが、前にも書いたけど、私にはやっぱり試練の尾根であると申し上げたい。燕岳への合戦尾根と比較しても、こちらの方がキツイと思う。


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