えり
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山本:凍る体 低体温症の恐怖 低体温症のニュースをみて、積ん読になっていたこちらを読みました。前半はモンブランでヒドン・クレバスに落下し、約16時間後に低体温で救出された体験記。後半は瀕死状態から回復後、循環器内科医となった著者が解説する、低体温症のメカニズム。 ↓以下メモ ■低体温症の症状 ※必ずしも当てはまるわけではない 前兆:寒気を感じる / 手の動きが鈍くなり細かい動きができなくなる / 震えが始まる 軽症:ふらつくが歩ける / 無関心や眠りがちになる / 震えている 中症:転倒するようになる / 反応が鈍くなる、今言ったことがわからなくなる 重症:立つことができない / 錯乱状態 / 呼びかけに反応しない / 震えが止まる 最重症:痛みに反応しない ■予防 ・寒冷の予防 特に頭部からの熱の喪失には注意 ・水濡れによる冷えの予防 濡れた衣類は乾いたものに着替えるのが原則 ・風の予防 水濡れ+風に吹かれるのダブルパンチはヤバい。防寒具大事 ・水分補給 低体温症のときは、脱水になりやすい。アルコールはNG ・食べ物補給 熱生産のためにエネルギー源を補給する ・ビバーク 天候が悪化したら、すばやく退却するかビバークする ・低体温症の早期発見 ひとたび低体温症になると、急速に悪化するので早期処置が大切 体を冷やす要素>保温+熱生産 の状態になると、低体温症になる。
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山本:ドキュメント 道迷い遭難 勉強にもなるし、おもしろかった!心と体調と時間の余裕がなくなると、人は冷静な判断ができなくなるものですね…。 ・「道に迷ったら沢を下るな」は本当に鉄則 ・思い込み厳禁!あれ?と違和感を感じたら立ち止まること ・おかしいなと思ったら、引き返す。面倒くさがって、えいっと進んではいけない。引き返す勇気! ・動物のフンがあちこちに落ちてたら、普段人が踏み入らない場所の可能性が高い ・自力で登り返せないルート(滝とか)をくだると詰む ・無駄にウロウロして体力を消費しない、体温を失わないようにするのも大事 ・届けた計画書と違うルートに行くと見つけるのに時間がかかる ・遭難すると人は幻覚をみる ・ヘリに発見してもらうにはものを燃やす手もある(もちろんコントロールできる範囲で) ・悪天候で無理しない、必要装備をちゃんと持つ ・地図大事(YAMAPがある時代でよかった)破線ルートは要注意 ・どんな山でも事前の情報収集は怠ってはいけない。余裕のある登山計画を
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