bobuzo1
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- 1961年生まれ
- 男性
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氷点下の庭で夏山テント泊の検証 その2 夏の高地でのテント泊に備えて、先週に続き2回目の耐寒検証。 前回の検証から検討した対策は2つ。 足先の冷えは、予備の靴下を履き、空ザックに寝袋ごと足を入れて寝る。 二の腕の冷えは、インナーを追加、または厚手に変更。 結果はバッチリ!これなら熟睡できそうです。 実際に講じた策は、 足先の冷えは、ザックを軽く被せただけで解消しました。 ちなみに、当初の対策通りザックに深く足を入れると、暖かいんですが蒸れが凄い。1時間経たないうちに不快になり、ザックの内側が濡れていました。結果として、靴下は一枚のままで、足元とテントの間に空ザックを挟んで足先に少し被せる程度で冷えが解消しました。 二の腕の冷えは、インナーとフリースを変更することで解消しました。 前回は夏の紫外線避けのクールシャツをそのままインナー代わりに着ましたが、今回はスーパーメリノウールEXPを上下で着込み、あわせて防風機能付きのフリースを保温メインのフリースに変更しました。これらのことで全体の保温性が大きく向上したようで、冷えを気にすることなく快適に朝まで過ごせました。 今回の設営は23時で外気温は−1°。未明のテント内は0.3° 検証に使用した装備は前回と同じで、ステラリッジ2型、マット二枚重ね、寝袋はダウンハガー#3(コンフォート4° リミット−1°) 服装は、保温機能性インナーの上下と上着にミドルレイヤー二枚、夏用パンツと耐寒用の羽毛上下を着用しました。 大きな課題だった寝袋のスペック不足は、スーパーメリノウールEXPの上下追加のみで解消することが検証でき、寝袋買い替えやそれによる容重量増加を回避できることとなりました。 あとは夏山解禁を待って、まずは穂高や蝶が岳を狙ってみます。
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氷点下の庭で夏山テント泊の検証 寒くて眠れなかった昨秋の上高地でのテント泊。今シーズンにはさらに高所でテント泊できるよう、持ってる装備で快適に眠る方法を考えて検証してみました。 結果、なんとか眠れたけどまだ寒かった! 設営時は深夜で外気温は−1°。 検証した装備は、ステラリッジ2型、マット二枚重ね、寝袋はダウンハガー#3(コンフォート4° リミット−1°) 服装は、真夏の上下と上着にミドルレイヤー二枚、耐寒用に羽毛の上下。 山行時の総重量はカメラ機材込みで17kgを想定しています。 マット二枚重ねはセット1100gと重くなりますが予想通り快適で、下に敷いたコールマンエアマットウェーブがスプリングベットのように体圧を吸収し、その上のコンフォートパッドが下のウェーブの凹凸を分散。いつも寝ているベッドより寝心地が良いぐらい。さらにウェーブのピロー部分を折り返し、その上までパッドを敷き上げると枕としてもピッタリ。昨秋にウェーブの突き上げや枕で苦労したのが嘘のように快適な寝具になりました。 これに対し寝装はスペック不足で、外気温が寝袋のリミット温度−1°と同じだったので、試しにテントを開放して星空を眺めながら寝ていましたが、寝袋の羽毛が潰される足先や二の腕が冷たくなり、1時間ほどで全閉して就寝しました。未明に寒くて目が覚めるとテント内は2.4°。ダウンの上下を着込んでいたとはいえ、寝袋のスペック不足は補えず、家からブランケットを一枚追加しました。 未明まで眠れた事を考えると、このままでもいけそうな気もしますが、もう少し快適に眠りたい。 対策は2つ。 足先の冷えは、予備の靴下を履き、空ザックに寝袋ごと足を入れて寝る。 二の腕の冷えは、インナーを追加、または厚手に変更。 次の寒い夜を狙って検証してみたいと思います。
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