登山

2日目、青森の津軽PAで朝を迎える。2日連続の車内泊も慣れてきたかな。
5時起きで新青森駅へ。
今日は北海道は函館へ渡ります。
去年の東北旅でマグロを食べに大間に行ったとき、海の向こうに北海道が見えて「近い！」と思ったのがきっかけ。
大間港から1時間半で函館に行けるんだよ、近いね。
今回の東北旅の3日前に青森港から函館に行こうと予定立てたのが深夜2時台のフェリー。
青森港から3時間半かかるみたいですね。半日潰れるじゃん、ならばと深夜便で予約したのです。
が、出発前日に「疲れていて起きれなかったらどうしよう」と急に心配になり、お値段は倍になりましたが新幹線を予約。
えきねっとで20%オフでした、安くてよかった。
朝6時半の新幹線に乗り、海の下もあっという間に通り過ぎて、新函館北斗駅からローカル線に乗り換えて函館駅に到着したのが8時半。一日長く観光できます。

朝食は函館駅から歩いて2分ほどで朝市へ。たくさんのお店がありましたが、海鮮丼は1800円以上で高いと3000円ほど。高い。
ぐるぐる歩き回ると、4種類を選べる海鮮丼1300円、カニ味噌汁とイカの塩辛付きでした。マグロとサーモンとイカとホタテの二切れずつでしたが、一切れが大きい。美味い。
朝ごはん食べたので、土方歳三最期の地を見て、五稜郭まで歩きます。
歩くと函館の生活感ある街並みが見れます。北海道ですね、玄関の前にサンルームのような前室があったり、雪国らしい家がたくさんあります。長野よりも寒い地域なんですね。
9月中旬の北海道、今年は異常気象で暑い。晴天だからずっと暑い。
函館駅から五稜郭まで約4kmほど、暑さでけっこう堪えます。
五稜郭タワーの建物に入って、太陽光を浴びなくていい、エアコン効いてる、天国です。
五稜郭タワーから五稜郭の全貌が見えます、というか、五稜郭タワーのような高い場所からでないと五稜郭の星形の城は見られないです。
中にも土方歳三の像や説明もたくさんあり、とても人気があります。
私は坂本龍馬ファンですが、奥様は新選組好きなので、喜んでくれるかな？と思ってました。
小説「燃えよ剣」で土方歳三の最期のシーンを読んで、あの関所の門だとちょっと興奮しました。
実際は、どこで亡くなったか諸説あるそうです。

五稜郭タワーで函館山や海、北海道の大地を堪能できますね。
奥様が日赤出身なので、赤十字の活動が紹介されているパネルでテンション上がってました。
五稜郭タワーを降りて、六花亭でお土産ちょっと買って、五稜郭を散歩。
思っていた通りの広さでした。よく作ったね～

お昼になったので五稜郭から函館駅方向へ路面電車に乗ります。
1時間半歩いた道が、20分で函館駅まで到着します。電車早い。
五島亭で豪華なランチ。函館で一番古い洋食屋さんで、五島列島出身の料理人　五島さんの名前をとったそうです。
私の名は五嶋（ごしま）というのですが、妙なご縁を感じました。
食後は赤レンガ街や教会を見て回りました。ロシア正教系の教会もあり、北海道だな～と実感。
九州や長崎も教会多いのですが、けっこう違います。

さてさて、ここからが登山です。
函館山ロープウェーを過ぎて数分歩くと登山口があります。
観光ガイドには函館山はロープウェイで上がるようになっていますが、登山道がいくつもあるんですね。
登山口からなだらかな道を上がっていきます。
低山を忘れてました。やぶ蚊が多い。しかもしつっこい。登山中ずっと蚊を払っていましたが、3か所吸われてました。
函館山に行くときは、虫よけスプレー必須ですね。
本当は1合目から石像や野鳥ガイドパネルや植物を見ていくんですよね、蚊との闘いでほぼ見てません。
稜線に出ると風が変わります、海が見えます。函館山から南の海も見えました。
砲台跡が何か所もあるんです、函館の守りの要なんですね。歩かないと見れない場所です、おススメです。

函館山のロープウェー横の公園から夕暮れから夜になっていく夜景を見ました。
日本三大夜景、日が落ちると空と地上の光が反転して次第に夜景ができてきます。
綺麗です。
この夜景を見るためにたくさんの人が来るのも納得です。

夜の下山は怖いので、バスで下りました。
登り1時間半、下りのバスは20分。
赤レンガ街のラッキーピエロで遅い夕食。
函館にはラッキーピエロがあまりに美味しくてボリュームあるので、ほかのハンバーガーチェーン店がほとんど進出していないそうです。
お腹が空いたのでバーガーとポテトとから揚げ焼きそばを注文したのですが、バーガーとポテトでお腹いっぱい、から揚げ焼きそばは半分でギブアップ。大満足です。
今日はペンションに泊まります。
急に予約したペンションですが、とても綺麗なペンションで、居心地がよい。
お風呂も家族風呂として入れたので、疲れもかなり取れました。

函館山（はこだてやま）は、北海道函館市の市街地西端にある山であり陸繋島でもある。陸繋島として表す場合でも「函館島」「函館山島」といった表現をすることは稀である。標高334m、周囲約9km。牛が寝そべるような外観から臥牛山（がぎゅうざん）とも呼ばれる。

函館山に関連する活動日記

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