大分の隠れ名山・現山(うつつやま)トレイル整備プロジェクト
大分

大分の隠れ名山・現山(うつつやま)トレイル整備プロジェクト

支援プロジェクトのオーナーのロゴ
大分県マウンテンバイク友の会

自然特化の支援サービス「YAMAP FUNDING」は2025年7月22日で終了いたしました。
今後は

YAMAPふるさと納税をご活用ください。
また応援コメントの表示も終了しましたのでご了承ください。

支援総額
597,780
目標金額 550,000円
108%
支援者
7,366
残り
終了

支援に関する質問は

ヘルプセンターをご確認ください。

このプロジェクトの概要

  • 大分県豊後大野市(ぶんごおおのし)の現山(うつつやま)にて、登山者・マウンテンバイカー両者が使用できるトレイル整備を行います
  • クレジットカード(一口:300円〜)または7,000 DOMO(日本円で70円相当)で本プロジェクトを支援できます
  • 大分県マウンテンバイク友の会(任意団体)が、本プロジェクトを実施します

活動報告

ご支援のお礼

2023.9.27

豊後大野の現山を、登山者とマウンテンバイカーが共に遊べる場とするために

大分県マウンテンバイク友の会代表 玉田(写真左)と友人(写真右)が、大分県久住山(くじゅうさん)山頂に登頂した際の写真。

皆さん、はじめまして。 大分県マウンテンバイク友の会代表 玉田と申します。

私たち大分県マウンテンバイク友の会は、マウンテンバイクで遊べる山が日本には少ないこと、「マウンテンバイクは危ない、登山道が痛む」などの印象を持たれていることに課題意識を持ち、登山者とマウンテンバイカーが共に楽しめるフィールドづくりを目指して活動しています。

現山(うつつやま)に設置している標識は、登山者とマウンテンバイカー両者が使用できるトレイルであることを示す。

私が日本にマウンテンバイクで遊べるフィールドが少ないという問題に直面したのは、学生時代の頃でした。

初めて購入したマウンテンバイクで近所の里山を走っていると、ハイカーの方とすれ違い、「ここは、バイクで走ってはいけない」との指摘を受けました。 実際のところ、走行禁止の看板標識も無く、マウンテンバイクを始めたばかりの私にとっては、なぜ走ってはいけないのかとても疑問に思いました。

その後、北米大陸横断など国内外の旅をし、海外と日本のトレイルの違いを知りました。 海外では山で遊ぶマウンテンバイカーの人口が多く、看板案内などの整備がされており、登山者と共存ができている場所が多くあったのです。

山はマウンテンバイカーの物でもなければ、ハイカーのものでもありません。フィールドをしっかりと整備する人たちや、トレイルを譲り合う仕組みが日本にもっと増えたら嬉しいと思い、私の出身地である大分県豊後大野(ぶんごおおの)市の現山(うつつやま)を、登山者とマウンテンバイカーが安全に楽しく遊べるトレイル整備を進めています。

大分県マウンテンバイク友の会のメンバーでクワなどを使い、現山のトレイルを整備している様子。
整備後の現山トレイル。登山者もマウンテンバイカーも利用しやすい道に整備された。

私は、山で遊ぶ登山とマウンテンバイクどちらも好きで、両方のアクティビティの考え方を知っているからこそ、両者が安全に楽しめるフィールドや仕組みを作っていきたいと考えています。

今回のプロジェクトでは、今後のトレイル整備作業を効率よく行うための備品を購入させていただき、あわせて案内看板や休憩スペースとなるベンチやテーブルを設置していきたいと思っています。

大分の隠れ名山・現山(うつつやま)トレイル整備プロジェクトへのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

  ≫ Facebookページ:大分県マウンテンバイク友の会   
整備後の現山トレイル。登山者もマウンテンバイカーも利用しやすい道に整備された。

現山の歴史とトレイル整備について

現山周辺は、西郷隆盛を盟主に起こった日本で国内最後の内戦、西南戦争(1877年)の跡地であり、歴史的にも重要な場所で当時の隧道(すいどう)(*)や山道、石碑等が多く残っています。

しかしながら、古道の多くは誰も手を付けず、貴重な歴史的文化財を後世に残す活動もされていません。古道をトレイルとして整備する事で道の維持管理を行いつつ、ハイカーやマウンテンバイカーが楽しめる場所にしていきたいと考えました。

2020年に、現山の土地の所有者からトレイルを整備する許可をいただき、毎月第3日曜日に整備を実施してきました。

トレイル整備活動には、九州圏内から平均10名程度が参加し、誰も入らなくなったトレイルの整備や、路肩が削れ狭くなった道の拡張補強(滑落防止)、大雨・台風通過後の落石、倒木除去を、環境負荷を最小限に留めるため手作業で行ってきました。

トレイルが整備された事で、SNSを介して登山者やマウンテンバイカーが現山を訪れるようになり、整備開始から2年後の2022年には、YAMAPアプリに山頂登録され、ハイカーもさらに増えています。

≫ YAMAP:平野登山口-現山 周回コース

* 隧道(すいどう)…棺を埋めるために、地中を掘り下げて墓穴へ通じる道やはかみちのこと。
2021年12月に開催したトレイル整備のイベントには、20名ほどが集まりました。
     
レーキを使用し、現山のトレイルを整備する様子。

しかし、トレイルを整備するために必要なレーキや熊手は削れが早く、刈り払い機は現在1台のみの稼働です。

今回のプロジェクトで、以下の備品等を購入させていただき、より楽しく遊べる安全な現山のトレイルにしていきたいと思っています。 ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

【目標金額:55万円】

  • ・刈払機×2…100,000円
  • ・チェーンソー×3.…210,000円
  • ・木材製材機(チェーンソー用)…20,000円
  • ・背負子×3…90,000円
  • ・トレイルコース用の看板4ヶ所…20,000円
  • ・消耗品(混合油、レーキ、熊手等)…55,000円
  • ・YAMAP FUNDING運営費…55,000円
※ 目標金額を超えるご支援をいただいた場合には、追加の用具購入費用等に使わせていただきたいと考えています。
現山の登山口付近にある池には、昨今話題になったアニメ映画に出てきそうな不思議な扉もあり、ハイカーやマウンテンバイカーの間で記念撮影するスポットになりつつあります。(画像引用元:さともゆさん)

支援の流れ

  • プロジェクトを支援する(DOMO支援は1回限り)

    クレジットカードによる現金支援(複数回支援可)、または7,000 DOMO(日本円で70円相当、1回限りの支援)にて、「大分の隠れ名山・現山(うつつやま)トレイル整備プロジェクト」を支援することができます。

    支援金は、トレイル整備作業を効率よく行うための追加備品、案内看板や休憩スペースとなるベンチやテーブルの設置費用等に充てられます。

  • プロジェクトの活動開始

    2023年9月より、「大分の隠れ名山・現山(うつつやま)トレイル整備プロジェクト」がスタートします。

  • 活動報告のお知らせ

    プロジェクトの進捗や活動報告を、公式アカウントとYAMAPのダイレクトメッセージにてお知らせします。