英彦山鎮守の森プロジェクト
福岡・大分

英彦山鎮守の森プロジェクト

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里山ZERO BASE(プロの森づくり集団)
支援者
21,381
残り
終了

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  • 概要

このプロジェクトの概要

  • 5,000 DOMOで英彦山鎮守の森プロジェクトを支援
  • 英彦山神宮と協働で、英彦山に適した在来の苗を植樹
  • 森づくりのプロフェッショナル「株式会社グリーンエルム」と連携

活動報告

DOMO講演会レポート ┃日本三大修験道の聖地・英彦山に「鎮守の森」をつくろう

2021.12.03

DOMOご支援のお礼と、今後の使い道について

2022.2.16

「英彦山鎮守の森プロジェクト」植樹ツアー開催のご報告

2022.6.30

「英彦山鎮守の森プロジェクト」植樹イベント動画

2024.9.13

英彦山の山頂から消えた広葉樹の森

北部九州にある日本三大修験道の聖地・英彦山。その山頂付近には、かつてブナなどの広葉樹の森が広がっていました。しかし、平成三年の台風により壊滅的な被害を受け、現在はわずかにしか残っていません。また鹿の食害もあり、低層域の植物や、自然に芽吹く新芽が成長できない現状が続いています。

台風被害や鹿の食害を受けている英彦山頂上付近の森の様子

山頂付近に広がっていた豊かな森を”鎮守の森”として復活させ、英彦山を日本三大修験道の聖地にふさわしい山へ戻していきたい。山の恩恵を受けている私たち登山者から、英彦山の鎮守の森づくりをはじめていきたい。

これが、本プロジェクトの目的です。

英彦山について

国の指定史跡にもなっている英彦山の銅(かね)の鳥居

鎮守の森プロジェクトの舞台となる英彦山は、日本三大修験道のひとつです。また、特別な由緒をもつ神社のみに許される名称「神宮」を名に持つ、英彦山神宮があります。

全盛期には800以上の宿坊が建ち並び、数千名の山伏が修行する霊山として栄えました。

現在は修験文化の衰退やたび重なる自然災害によって、英彦山の森は荒廃が進んでいます。

なぜ英彦山に鎮守の森をつくるのか

英彦山神宮へ続く石畳の参道(国の指定史跡)

気候変動や温暖化対策が必要とされている今、保水力の高い森づくりを行うことが急務です。英彦山では、英彦山神宮の方々と協働しながら、聖地にふさわしい”鎮守の森”をつくり、後世に繋げていくことを目指します。

また、英彦山は北部九州の三大河川のひとつである遠賀川の源流に位置します。英彦山に鎮守の森をつくることで、川や海など遠賀川流域全体を豊かにしていく取り組みに発展させていきたいと考えています。(*遠賀川はサケが遡上する南限の川でもあります)

森づくりのプロフェッショナル「株式会社グリーンエルム」

英彦山の鎮守の森の設計や植樹する樹種の選定は、専門家である株式会社グリーンエルムが担当してくださいます。英彦山に適した植生を調査し、植栽計画を立てながら、鎮守の森づくりを進めていきます。

鎮守の森づくりで世界的に有名な宮脇昭先生(写真中央) 。 グリーンエルムの西野浩行さん(写真左)と文貴さん(写真右、林学博士)は、宮脇さんのお弟子さん。 今回の鎮守の森づくりは「Miyawaki Method」を英彦山用に改良して計画・実施
大分県日出町にあるグリーンエルムの圃場。およそ30万本、在来種約200種の苗が育てられている
≫ 株式会社グリーンエルムの公式サイト

支援の流れ

  • プロジェクトを支援する

    5,000DOMOを一口として、英彦山鎮守の森づくりを支援することができます。今回ご支援いただくDOMOは、英彦山鎮守の森づくりの苗、土づくりなどの環境整備、鹿の食害を防ぐネット、資材運搬費などに充てられます。

  • 鎮守の森づくりスタート

    2021年10月より、英彦山神宮が所有する山頂付近の土地に、選定した木々の苗を植樹していきます。

  • 植樹完了後に活動報告をお知らせ

    支援してくださった方々を対象に、植樹した際の様子やその後の経過をYAMAPのダイレクトメッセージにてお知らせいたします。