このプロジェクトの概要
- ”朝日連峰で最後の秘境”と言われる、出谷川〜以東岳ルートの再整備を行います
- クレジットカード(日本円)または3,000 DOMO でプロジェクトを支援できます。支援金を草刈機などの購入に充て、ルート整備を実施します
- 登山道整備や山小屋管理、植生保護を行う西川山岳会が、本プロジェクトを実施します
活動報告
”朝日連峰で最後の秘境”と呼ばれる、出谷川〜以東岳ルートを再整備するために

山形、新潟の県境に連なり、日本百名山の一つに数えられる大朝日岳(おおあさひだけ:標高1,870m)を主峰とする雄大な山塊、朝日連峰。
磐梯朝日国立公園の主要地域であり、東北地方で最大のスケールとなる朝日連峰の山容は“東北アルプス“とも称され、多くの登山者に愛されています。
また、全国有数の豪雪地帯として知られ、夏に至るまで残る多量の雪は、さまざまな高山植物とともに魅力的な景観をつくります。

天狗小屋から出谷川(でやがわ)を渡り、以東岳に至るルート(580m急降し、あらためて970m登る)は、”朝日連峰で最後の秘境”とも言われ、東北地方で最大の標高ギャップをもつ豪快なルートとして知られています。
一方、秘境ルートであるがゆえに、手入れも困難を極め、ここ20年ほどは登山道の刈払い、整備などがされておらず、遭難の危険も増しています。

2021年より、わたしたち西川山岳会と岳友によりルート整備を開始し、多くの支障木やササ等により行く手を拒まれつつも、昨年は約1,400mを整備することができました。
残りの約1,300mを、2022年の秋に整備したいと考えています。
また、整備後も刈払い等を毎年継続し、登山者の安全を守るとともに、朝日連峰の魅力を発信していきたいと考えています。
朝日連峰の最後の秘境・出谷川〜以東岳ルート再整備にぜひ、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

西川山岳会について

昭和36年に結成された西川山岳会は、主に朝日連峰や月山をホームゲレンデとして活動しています。(現在の会員数67名)
登山技術の習得はもちろん、山小屋管理(竜門小屋・狐穴小屋・天狗小屋の3ヶ所)や登山道整備によるルートの安全確保、植生保護と復元に積極的に取り組んでいます。
会員は、山形県内に限らず活動趣旨に賛同する多くの仲間が所属しています。

登山道整備は、刈払いおよび倒木処理をメインに行い、毎年10月末に水溜りや崩壊したオットノ沢の迂回路整備を行っています。
また、植生保護は、朝日連峰保全協議会(*)により土嚢土留めや、ヤシロールによる風衝防止・植生回復、緑化ネットによる風衝防止・植生回復などを実施しています。

朝日連峰・出谷川〜以東岳ルートの再整備について

朝日連峰で最後の秘境といわれる出谷川〜以東岳エリアのルートは、その高低差(580m急降下し、あらためて970m登る)もさることながら、長いブナ林の急坂を超えれば高山植物の花々、怪峰エズラ峰・以東岳東面の圧倒的な景観を楽しめる道です。
20年以上刈払いがなされていないこのルートを再び整備し、登山者の安全確保とルートの魅力を発信していくため、西川山岳会と岳友により2021年より整備を開始しました。
長年手つかずの状態でしたが、何とか今年中にオツボ峰まで整備したいと考えています。また、この登山道を維持するために、今後毎年整備を続けていきたいと考えています。
支援金は、整備で最も重要となる草刈機の購入をはじめ、山小屋管理協力費、消耗品(ガソリン・オイル・草刈機の刃、チェンソーの刃等)の購入費に使わせていただきます。
支援金の使い道
【目標金額:30万円】
- ・草刈機2台…13万円
- ・チェンソー1台…7万円
- ・消耗品(オイル・ガソリン・ソーチェーン・笹刈刃等)…5万5千円
- ・山小屋管理協力費…1万5千円
- ・YAMAP FUNDING運営費…3万円
本プロジェクトのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。


支援の流れ
プロジェクトを支援する(DOMO支援は1回限り)
クレジットカードによる現金支援(複数回支援可)または3,000 DOMO(1回限り)にて登山道整備を支援することができます。
支援金は、草刈機の購入、山小屋管理協力費、消耗品(ガソリン・オイル・草刈機の刃、チェンソーの刃等)の購入費に充てられます。
登山道の整備活動開始
2022年10月より、本プロジェクトの登山道整備がスタートします。
実施後に活動報告をお知らせ
朝日連峰の最後の秘境・出谷川〜以東岳ルート再整備の活動ご報告、その後の経過を公式アカウントとYAMAPのダイレクトメッセージにてお知らせいたします。