<div class="overview">
  <h2 class="overview__heading">このプロジェクトの概要</h2>
  <ul class="overview__list">
    <li class="overview__item">5,000 DOMOで「鈴鹿山脈竜ヶ岳・龍の道再生プロジェクト in 三重」を支援</li>
    <li class="overview__item">竜ヶ岳の遠足尾根登山道整備と植生保全を行う</li>
    <li class="overview__item">活動に取り組む「竜ヶ岳登山道整備の会」と連携</li>
  </ul>
</div>

<h2>活動報告</h2>
<p><a href="https://pages.yamap.com/thanks_project_364" target="_blank" rel="noopener">DOMOご支援のお礼と、活動報告について</a>
<figcaption>2022.9.12</figcaption></p>

<h2>竜ヶ岳の、閉鎖された登山道を再整備するために</h2>

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<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-1.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>初夏の竜ヶ岳。笹の草原に点在するシロヤシオは羊の群れを連想させ、竜ヶ岳の見どころとして親しまれている。</figcaption>
</figure>

<p>鈴鹿国定公園の北西部に位置し、鈴鹿セブンマウンテン（＊1）の一山として知られる竜ヶ岳（標高1099m）。</p>
<p>標高900m付近で森林限界（＊2）となり、山頂付近には笹の草原とシロヤシオの樹木のみが植生する、開放的な景観が広がります。</p>


 <figcaption> ＊1　鈴鹿セブンマウンテンとは、鈴鹿山脈を代表する7つの山の総称。北から藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳と並び、鈴鹿山脈を形成している。</figcaption>
 <figcaption>＊2　環境によって高木が育たずに森林を形成できない境界線のこと。</figcaption>

<figure>
<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-12.jpg" width="740" height="auto"/>
 <figcaption>シロヤシオの紅葉。季節を通じて景観の変化を楽しむことができる。</figcaption>
 </figure>
<p>また、竜ヶ岳の麓には、かつて行商人が往来していた谷沿いの旧道があり、谷のひとつである宇賀渓（うがけい）にはキャンプ場が整備されています。</p>
<p>
近年のアウトドアブームにより、多くのキャンパー・登山者が竜ヶ岳や宇賀渓を訪れ、にぎわいを見せる中、竜ヶ岳の登山道は荒廃が進み、絶滅危惧種Ⅱを含む草花が減少しています。
</p>

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<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-3.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>登山道の轍（わだち）が拡大し、植生の衰退が進行している竜ヶ岳の遠足尾根最上部。</figcaption>
</figure>

<p>見晴らしの良い登山道として人気のあった遠足尾根ルートも、登山道の荒廃や植生保護のため、現在は区間閉鎖されています。</p>
<p>竜ヶ岳の自然を維持し、楽しく安全に登山するための整備活動をしている「竜ヶ岳登山道整備の会」が今回取り組むのが、遠足尾根ルートの再整備「龍の道再生プロジェクト」です。</p>

<p>美しい景観が残る竜ヶ岳の環境を守りながら、登山を楽しむための整備を行う龍の道再生プロジェクトを、私たち登山者の手で支援していきたい。</p>
<p>これが、本プロジェクトの目的です。</p>


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<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-6.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>倒木を利用した登山道整備を行うため、竜ヶ岳登山道整備の会のメンバーで運搬している様子。</figcaption>
</figure>

<h2>竜ヶ岳登山道整備の会について</h2>

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<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-7.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>遊歩道のベンチ整備作業を完了した、竜ヶ岳登山道整備の会の皆さん。</figcaption>
</figure>

<p>「竜ヶ岳登山道整備の会」は、2017年に発足。竜ヶ岳の自然環境を後世に引き継ぐため、竜ヶ岳の土地所有者と事業契約を結び、地元の有識者や自治体と連携しながら活動しています。（現在正会員、ボランティアの方などを含め合計48名）
</p>
<p>2021年には上部団体「竜ヶ岳自然環境保全推進委員会」を設立し、持続可能な開発目標を掲げ、竜ヶ岳登山道整備の長期計画を立案し運営しています。
</p>
<p>竜ヶ岳には4本の登山道があり、区域を分けて登山道の基本整備（登山道の調査や整備、道迷い防止対策、迂回路の設置など）と植生保護（シロヤシオ植生保護活動、希少植物の植生保護区画を設置など）を行っています。</p>
 
<p>
<a href="https://www.suzuka-7mt-ryugatake.com/" target="_blank" rel="noopener"> ≫ 竜ヶ岳登山道整備の会
</a>
</p>
 
<a href="https://the-mt-ryugatake.jimdofree.com/" target="_blank" rel="noopener"> ≫ 竜ヶ岳自然環境保全推進委員会</a>


<figure>
<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-1.png" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>倒木を使用し、ザレ場に砂防ステップを設置している様子。</figcaption>
</figure>

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<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-9.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>台風で壊れてしまった橋。竜ヶ岳の麓・宇賀渓の五階滝にて。（整備前）</figcaption>
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<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-8.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>橋の修復作業が終わり、安全に通れる状態に。</figcaption>
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<h2>龍の道再生プロジェクトについて</h2>

<figure>
<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-5.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>登山者の安全と環境を保全するため、迂回路の案内を設置し、登山道を閉鎖している遠足尾根最上部。 </figcaption>
</figure>

<p>「龍の道再生プロジェクト」では、区間閉鎖されている遠足尾根の登山道を修復し、植生の保護を行います。</p>
<p>遠足尾根は、竜ヶ岳中腹から山頂までの区間で見晴らしが良いことが評判の登山道でしたが、尾根最上部にある急斜面が崩壊し、ガレ場となってしまいました。現在、安全性と植生保護の観点から登山道を閉鎖し、迂回路を設置しています。</p>
<p>今回のDOMOプロジェクトでは、遠足尾根のガレ場修復と植生保護に必要な資材（階段用の木材や杭、土壌流出保護用の木材やネット・導水管など）などの購入費用を支援いたします。</p>



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<img src="https://image.yamap.co.jp/support-projects/ryugatake-4.jpg" width="740" height="auto"/>
  <figcaption>遠足尾根の最上部にて、轍の拡大による土砂の流出を防ぐため、杭と倒木を利用し砂防の整備をしている様子。</figcaption>
</figure>




<h2>支援の流れ</h2>
<ul class="flow">
  <li class="flow__item">
    <h3 class="flow__heading">プロジェクトを支援する（1回限り）</h3>
    <p class="flow__text">5,000 DOMOを一口として、「鈴鹿山脈竜ヶ岳・龍の道再生プロジェクト in 三重」を支援することができます。今回ご支援いただくDOMOは、竜ヶ岳の遠足尾根登山道整備に必要な資材費用などに充てられます。</p>
  </li>
  <li class="flow__item">
    <h3 class="flow__heading">「鈴鹿山脈竜ヶ岳・龍の道再生プロジェクト in 三重」スタート</h3>
    <p class="flow__text">2022年5月より、龍の道再生プロジェクトがスタートします。</p>
  </li>
  <li class="flow__item">
    <h3 class="flow__heading">実施後に活動報告をお知らせ</h3>
    <p class="flow__text">DOMOを活用した「鈴鹿山脈竜ヶ岳・龍の道再生プロジェクト in 三重」の活動ご報告、その後の経過を竜ヶ岳登山道整備の会：公式アカウント（準備中）とYAMAPのダイレクトメッセージにてお知らせいたします。
</p>
  </li>
</ul>

鈴鹿国定公園に指定された鈴鹿山脈の北部に竜ヶ岳があります。
竜ヶ岳の三重県側は幾重もの谷や滝が織りなし、北河内谷と呼ばれる宇賀渓が形成されています。滋賀県側には御池岳の真の谷に端を発する茶屋川が流れ、竜ヶ岳は沢山の支流を持つ水の豊富な山域に有ります。

竜ヶ岳の草原大地には春にシロヤシオが咲き誇り、夏には見渡す限り笹の生い茂る開放的な山容が広がります、また秋にはシロヤシオの紅葉が笹の草原に見事な存在を誇ります。

私たち竜ヶ岳登山道整備の会は、竜ヶ岳の自然を未来へ・・を合言葉に登山道がもたらす環境への被害を最小限に抑える取り組みをしています、それは足元の小さな草花を守ることから、崩れて歩けなくなってしまった登山道の復旧まで多岐にわたります。

地元森林組合の所有地として、また国定公園特別区の制限された環境の中で、今私たちが出来る事を少しずつでも前に向かって進めています。

私たちが見て感動したこの竜ヶ岳の景観を、次世代に引き継ぐため日々活動を続ける会、それが竜ヶ岳登山道整備の会です。

2022年度登山道整備ボランティア募集中です。
以下HPお問い合わせよりご応募ください、登山道整備以外にも山に纏わる活動をしています。
https://www.suzuka-7mt-ryugatake.com

YAMAP龍の道再生プロジェクト
https://yamap.com/support-projects/364

※竜ヶ岳と竜ヶ岳登山道整備の会は、日本山岳遺産基金の認定を受けました
https://sangakuisan.yamakei.co.jp/2022/07/post-0087.html
※竜ヶ岳登山道整備の会は、いなべ市SDGs推進団体の認証を受けました