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このプロジェクトの概要
- 5,000 DOMOで「鋸山復興プロジェクト in 千葉」を支援
- 台風による被災で荒れてしまった登山道の整備・保全を行う
- 登山道整備に取り組む「鋸山復興プロジェクト」と連携
ご報告
DOMOご支援のお礼と、今後の使い道について被災した房総のシンボル「鋸山」を、次世代へ繋ぐために

千葉県富津(ふっつ)市金谷と鋸南(きょなん)町との境界に位置する、標高329mの鋸山(のこぎりやま)。
鋸山では、江戸時代から近年まで約200年間、土木・建築資材に使用する房州石の採石が行われてきました。国内で最大規模と言われる石切り場跡は価値ある産業遺産と評価され、「日本遺産」候補地域(*)に選ばれています。
圧倒的なスケール感が楽しめる数々の石切り場跡は、テレビや雑誌、SNSを通して注目を集め、年間60万人を超える登山客が鋸山に訪れていました。

しかしながら、2019年9月、房総半島に記録的暴風(最大瞬間風速57.5m/s)となった台風15号が直撃。
無数の倒木や土砂崩れにより、鋸山のすべての登山道が閉鎖されるなど、過去に経験のない最大級の被害を受けました。

日頃から鋸山の整備や清掃活動を行っていた「金谷ストーンコミュニティ」は、鋸山復興のためにSNSやクラウドファンディングを活用し、支援を募集。その結果、多くの支援金、そしてボランティアの方々が鋸山に集まり、2つの登山道が翌年2020年2月に開通しました。
しかしながら、修復が完了したのは全体の一部に過ぎず、被災をきっかけに田んぼのようにぬかるんだ状態になる登山道(下部写真)や、処理できていない倒木・落石が大雨で登山道へ滑り落ちてくる状況が続いています。
房総のシンボル「鋸山」を次世代へ繋ぐため、継続的な登山道の整備・保全を続ける鋸山復興プロジェクトを、私たち登山者の手で後押ししていきたい。
これが、本プロジェクトの目的です。

鋸山復興プロジェクトについて

「鋸山復興プロジェクト」の前身である金谷ストーンコミュニティは、鋸山の登山道整備や、鋸山・房州石の歴史をテーマに調査研究を進めるため、2006年に地域内外の有志で活動を開始しました。
2019年の台風被害をうけ、鋸山の復興に向けたクラウドファンディングを実施し、今後も持続的な登山道整備を行うための「鋸山復興プロジェクト」を発足。これまでは鋸山災害ボランティアの窓口や登山道開通のための資金調達、情報発信をおこなってきました。
≫ クラウドファンディング:度重なる台風で甚大な被害を受けた鋸山、復活に向けた挑戦!
鋸山復興プロジェクトは現在、登山道整備の担い手をつなぐネットワーク構築と持続的な資金確保、「鋸山」と「まち」のあり方を模索し、共存共栄していくことを目指しています。
≫ 鋸山復興プロジェクトの公式サイト鋸山の登山道整備活動について

台風被害の爪痕がいまだに残る鋸山。
修復できていないエリアの倒木処理や、登山道整備(階段や安全柵、渡り橋、案内板の設置等)を中心に、活動を進めています。
今回のDOMOプロジェクトでは、鋸山復興プロジェクトがおこなう登山道整備に必要な備品(クマデ、箒、ロープ、簡易看板等)、燃料代(チェーンソーや草刈り機用)、重機レンタル費、倒木や土木処理費用、ボランティア活動費を支援いたします。





支援の流れ
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プロジェクトを支援する(1回限り)
5,000 DOMOを一口として、「鋸山復興プロジェクト in 千葉 」を支援することができます。今回ご支援いただくDOMOは、鋸山の登山道整備に必要な備品や燃料代、倒木処理費用などに充てられます。
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DOMOを活用した「鋸山復興プロジェクト in 千葉 」スタート
2022年春より、今回のDOMOを活用した登山道整備がスタートします。
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実施後に活動報告をお知らせ
支援してくださった方々を対象に、「鋸山復興プロジェクト in 千葉 」の活動ご報告、その後の経過をYAMAPのダイレクトメッセージにてお知らせいたします。